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2010.02.10

「歌の駅」 やさしくもスリリングな集い

大人の集い

「歌の駅」にはそんな空気が漂っている

廃校になった校舎を利用した「四谷ひろば」のスタジオ
集まった十数名の音楽好きたちが順番に演奏する「歌の駅」
3~4曲、およそ20分
それぞれ思い思いのステージを展開する

演奏するのも真剣
聴く側にまわっても一生懸命に耳を傾ける

ステージを終え交代準備のわずかな時間の軽いやりとり


おそらくどこの音楽サークルでも同じような光景がくりひろげられているだろう

それでも「歌の駅」に大人の落ち着いた雰囲気を感じるのは参加メンバーの年齢層が高めだからだろうか

むろん、若い参加メンバーも多い
彼らは年齢なりの威勢のいい演奏を聴かせてくれる

でも主催のふく助さんはじめ、半数のメンバーは50代のおっさん
皆それぞれに人生の旅路を歩き続け、多彩な音楽をくぐり抜けている

好きな音楽・めざす音楽はちがっても、ゆるりと受け止めるゆとりのようなものを感じる

フォークを歌いながら、カンツォーネやシャンソンや歌謡曲などが違和感なく同居している
ここにジャズやブルース、ハワイアン、カントリーが入っても同じだろう
小唄や都々逸が入ったとしてもだ


「歌の駅」のそんなゆるり感が僕は好きだ




およそ20分の時間になにを演奏し、なにを語るか
一生懸命考え、練習を積んでくる
そして必死に演奏する

一転聴く側にまわるときは真剣に、時に柔和な笑みを浮かべてそれを受け止める


若い世代はそんな空気の中でのびのびと演奏する

その演奏を聴いてオッサン連中は刺激を受ける

「歌の駅」にはそんな暗黙の循環があるように思える



「歌の駅」の集まりはライブ的な要素はあるけれど、むしろ音楽道場的色彩の方が強いように感じる

誰かが何かを教えるというのではない
自分の演奏をふりかえり、人の演奏を聴き吸収する

それが、ごく自然に行われていく予感がある




主催のふく助さんの願いは
懐が深く幅の広い「歌の駅」にすることのようだ

それは演じ手だけが参加する趣味集団の枠を越え、地元住民を巻き込んだ音楽会であるように感じる


様々な人が行き交う場が「駅」であるならば
そこでふれあった多生の縁を音楽会という一期一会の場に結びつけたい

「歌の駅」のネーミングにはそんな願いが込められているのでははないか


この考えに僕は大いに共鳴している

僕自身、ライブ活動をそういう思いで続けている


「歌の駅」がそういう音楽会に成長できるかどうかはまだわからない

でも、大きな可能性を秘めていることは間違いない

そんな日が来るまで、多少のライブ的要素と音楽道場的な集まりは試行錯誤をくりかえすような気がする


これって、とっても刺激的で楽しいことだと思わないかい?




次回は3月7日(日)12:45~17:00
http://mixi.jp/view_event.pl?id=50356021&comm_id=3968221

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「唄の駅」」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。

実はこのたび「多生の縁」をテーマに文章を書く関係で
このキーワードで検索しているうちに、
こちらを覗かせて頂くことができました。

勉強させて頂きました。

ありがとうございました。

このブログも多生の縁がテーマでしたが、
面白かったですよ。
 ↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/kiku-tan/

投稿: 千葉直樹 | 2010.06.18 11:28

千葉直樹さん

コメントありがとうございます。


人の世は「他生の縁」の連鎖だとも感じられます。

ご紹介くださったブログを読みました
大いに共感を覚えます

千葉さん
いい文章を書かれますようにお祈りいたします

投稿: Martin古池 | 2010.06.21 10:02

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