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2009.08.24

2009年9月のライブ・コンサート

9月5日(土)    八ヶ岳 あすなろ森の音楽会
           
夕方適当にスタート夜更けまで
             長野県諏訪郡富士見町
             二郎小屋(あすなろ記念館)
             
★八ヶ岳山麓の山小屋で酒を酌み交わしつつ音楽三昧
                ★10回続けた「森の音楽祭」の新たな展開です
                ★興味のおありの方、参加希望者はMartin古池までメールをください

           

9月7日(月)    蒲生寿コンサート (クローズド)
           
昨年に引き続いて2回目の敬老会コンサート
                地元のじいちゃん、ばあちゃんとどんなコンサートがつくれるか?
                 ⇒昨年の「寿コンサート」の模様

9月12日(土)    朝市コンサート
             朝 8:30~11:00
             越谷市場 2号棟入り口 景品引換所そば

9月13日(日)   「おつきみどろぼう」ミニライブ
             14:00~15:00
             葛飾柴又帝釈天の境内
             (柴又帝釈天付属ルンビニー幼稚園主催・世界文化社協賛・共同印刷協力)
             ★絵本「おつきみどろぼう」の読み聞かせと音楽ライブ

9月18日(金)   三貴ライブ
           夜 9:00~11:30
            南越谷 ダイエーそば 
            お好み焼き「三貴」
              埼玉県 越谷市 南越谷1-13-7
                    048-988-3500

             ★チャージ無料(飲食代のみ)

9月26日(土)    朝市コンサート
            朝 8:30~11:00
            越谷市場 2号棟入り口 景品引換所まえ

9月26日(土)   デスペライブ with ミツダイ
            19時~20時  ミツダイ
            20時~21時  Martin古池
            デスペラード・ステージ
             東武東上線 朝霞駅 東口 徒歩6分
           

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2009.08.23

MoonRayパーソナル・ライブ~すみれコンサート

友人・etsuさんの声かけでMoonRayさんでミニライブをやらせていただいた

MoonRayさんを会場にしてetsuさんのご友人のお花の個展が行われ、etsuさんからご友人へのプレゼントとしてのミニライブだった

当初は2~3曲ということだったが、どうせやるならある程度まとまったものをと思い30分程度の演奏を組んでみた

花の個展なので、花にまつわる歌を中心に7~8曲

テーマ曲は「バラが咲いた」

こじんまりとした室内で、文字通りface to faceの音楽会になった

ご友人に対するetsuさんのメッセージを代弁するつもりで歌わせていただいたが…

はたしてうまく伝えられただろうか…









★すみれコンサート

MoonRayでのミニライブの後蒲生駅の反対口まで走る
3ヶ月ぶりのすみれコンサート

今回すめちゃんは出演できないので、則子さんと僕の二人で2時間をコーディネートすることになった

最初の30分は則子さんのハモンドオルガン
次の30分は僕の歌
これを2セットで組んでみた

心配だったのはお客様が来てくれるかということ

前回のコンサートから3ヶ月も経過してしまったこと
南越谷・阿波踊りの最終日、祭り見物にたくさんの人が出張っていることが予想された

ありがたいことに地元・蒲生のⅠさんと大袋のOさんが足を運んでくださった

Oさんは先週の「風のコンサート」に引き続き来てくださった

ありがたいことだ


お二人のために全身全霊の演奏を心がけたのは言うまでもない

今回はお二人の年齢や嗜好を考えて、演歌・歌謡曲を軸に歌った
もちろん軸になる歌からストリーを展開していった
(「津軽海峡冬景色」~「函館物語」をつなげて、自分の青春を語らせてもらったり…)

すみれコンサートのいいところはお客様とごく自然な日常会話をしながら演奏できるところ
(その分とんでもない方に歌が飛んでいったりもするが、それはそれでまた面白い)

肩に力の入らないリラックスしたライブをさせてもらった






金曜日から3日間で4連ちゃんライブ

すみれコンサート終了後はさすがにぐったりと来た

今月のライブ・コンサートはこれにてすべて無事終了!

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三貴ライブ&朝市コンサート (2009年8月)  お客様に活かされて

今月は三貴ライブと朝市コンサートが重なった

三貴ライブは第3金曜
朝市コンサートは第2第4土曜

かぶらないように組んではいる

でも年に何度か金曜の夜から土曜早朝の連チャンになることがある

喉への負担を考えると少し軽めに流したいところだ
でも、ライブが始まるとつい全力で飛ばしてしまう



今回の三貴ライブはうれしいお客様が来てくださった

前回初めて来てくださり、すっかり意気投合したSさん夫妻
今回はお仲間と一緒に総勢8人できてくれた

三部構成にした

1部は季節の歌を中心に40分
2部はリクエストを柱にして70年代フォーク
3部はカントリー・ミュージック


1部のテーマは過ぎ行く夏を感じよう
夏から秋への移り変わり
夏の思い出をイメージした選曲をしたら
グループサウンズ系の歌が多くなった


2部
フォークソングばかりで1ステージやるのは久しぶり
「場末のフォークシンガー」などと名乗っているわりに、
僕はあまり「フォークソング」は歌わない

でもお客様がフォークファンとなると、ついサービス精神に火がついてしまう
かぐや姫のナンバーを中心にフォークだけで40分やってしまった

眼をつぶってうれしそうに口ずさんでくれる顔を見るのはうれしいものだ



カントリー・ミュージックコーナーの第3部
初めての試みをした

キーをDとAに統一して、6曲ばかりメドレーでつなげてみた
残り時間が20分ほどしかなかったので苦肉の策だったが、思いのほかおもしろいものになった


I'll Hold You In My Heart
Crazy
Kentucky Waltz
Siver Wing
Good Morning Sunshine
Tennessee Waltz

DとAの転調、テンポの変化、4拍子から3拍子への変化などけっこう難しかったがおもしろい試みになった


アンコールは、吉田政美と二人で
「夏の終わりのハーモニー」~「千の風にのって」


中味の詰まったいいライブにさせてもらった

Sさんグループの皆さん
バイクを飛ばしてきてくれたvolte君
「Martin古池評論家」のMatsumura君

ありがとうございます!





::::::::::::::::::::::::::::::::



翌朝は「朝市コンサート」

寝不足も手伝って歌い始めは声が出にくかったが、2~3曲歌ううちにいつもの状態に戻すことができた


サプライズがあった

お得意先の出版社=SB社のNさんがコンサートを聴きにやってきてくれたのだ

Nさんは絵本製作のエキスパート
彼女の担当した絵本の印刷立会いでご一緒し意気投合したのが2年前
絵本「おせちのおしょうがつ」のテーマソング「おせちのうた」を作らせてもらった
先月、新刊「おつきみどろぼう」の印刷にあたり、ふたたび曲を書かせてもらった
先週レコーディングして、音源をお渡ししたばかりだった
(来月SB社の企画で葛飾柴又の幼稚園で「おつきみどろぼう」キャンペーンライブをやることになっている)


そんなわけでにこにこしながらじっくり聴いてくださるNさんを前にして大いに緊張しつつの演奏になった

不思議なもので緊張した時の方がいい演奏ができる
一音一音を大切に歌うようにしたのはもちろんだ
でも思わぬアイデアがひらめき、それがそのまま演奏に反映していく

楽しいライブになった


ちなみに「おつきみどろぼう」の初版本をマイクスタンドの前に置いてコンサートを進めた

子供たちが興味深げに眺めていく

子供たちとその母親たちに声をかけるNさん

タイミングを見計らって「おつきみどろぼう」を歌う
リフレーンのメロディは覚えやすい繰り返し
中には一緒に口ずさんでる子供もいた

これが本日の朝市コンサートのラストソング




三貴ライブ、朝市コンサート
ともに来てくださったお客様に触発され、いいライブになった

こういうライブは楽しくていいな






★今日、日曜日はすみれコンサート(16:00~蒲生すみれ美容室)

★その前に同じ蒲生の友人Eさんのところでプライベート・ライブ

今週末はライブ三昧ならぬ四昧(?)だ



さて、その前に福祉村でひと泳ぎしてくるか

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2009.08.20

風のコンサート 2009夏

今回の「風のコンサート」
従来以上に気合いが入っていた

「オカリナアンサンブル かざぐるま」から旅だって3年目
ようやっと自分の方向性が定まってきた

ここ数年、ソロの歌い手の道を模索していた
音楽スタイルも、演奏する場所も手探りの試行錯誤を続けてきた

だから年に一度「風のコンサート」に出演しても、精神的な余裕がなかった
自分の演奏に手一杯で「かざぐるま」とのコラボレーションにまで意識があまり向かなかった


今回2時間のコンサートの中で僕の出演時間は30分弱

2曲をソロで歌い、1曲を吉田政美君とのデュオ
オカリナ部隊との演奏は2曲で出演した

ソロで歌ったのはカントリーミュージック

  「I'll Hold You In My Heart」、「Crazy」

吉田政美君とのデュオでは「夏の終わりのハーモニー」

オカリナとのアンサンブルは「マダム・ヨッパライ」、「今日の日はさようなら」


今回特に力が入ったのは「夏の終わりのハーモニー」だった

以前二人のレパートリーだった歌だ
5年ぶりの再演になる
ところが思い通りのイメージに仕上がらない
5年の間にそれぞれの歌唱方法が変わっていたのだ
以前のイメージを描きながら今の歌い方で歌うのだから、そこにギャップが生まれる

5年前のイメージを捨てるところから始めた

  今の俺たちの「夏の終わりのハーモニー」に仕上げよう

これを合い言葉に稽古を積んだ

コンサート後のアンケートではこの歌の評価が高かった
「今の」自分たちのハーモニーにできたのではないかと思っている

オカリナ部隊とのコラボ「マダム・ヨッパライ」

かつて「かざぐるま」のテーマソングのようにしていた曲
何十何百となく弾き、身体にしみついている
カスタネットとギターのリズムが鍵だが、今回はピアノも絡んでの演奏
初めての試みだった

ピアノと合わせた練習は2回しかできなかったが、決めごとは明確だったのでイメージトレーニングに精を出した
本番ではしっかりと決めることができ、満足感の残る演奏になった

昼の部、夜の部合わせて150人ほどのお客様だった
半分以上は僕の知らない人だった

逆に行うと僕を知らないお客様が増えたことになる
(音響のおじさんと勘違いされた!)

そこに「かざぐるま」を離れてからのそれぞれの道のりと時間の経過を感じる

10年間ともに活動した仲間が、それぞれの道を歩く
年に一度だけ「風のコンサート」でジョイントする
お互いの1年間をそこでおもんばかりつつ、今の自分を見つめ直す

「風のコンサート」はそんなコンサートになっていきそうな予感がする

コンサートの結びに「かざぐるま」の代表、斉藤さんが語っていた言葉が印象に残っている


  私たちは足腰が立たなくなるまで
  「風のコンサート」を続けていきたいと思っています


10年後、20年後にも「マダム・ヨッパラいイ」を弾いている自分をイメージしていた


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2009.08.19

ひとやすみ秋ケ瀬公園

ひとやすみ秋ケ瀬公園
久しぶりの徹夜仕事も一段落

気がつくと、もう翌日の昼休み
かれこれ三十時間になるなぁ

さすがにこの年になると通しの印刷立ち会いはコタエル〓〓〓

相棒は30代半ば
今だにぴんぴんしてやがる

昼寝でもと思い近くの秋ケ瀬公園へ


神経が高ぶっている
シャワーのごとくふりそそぐ蝉の大合唱

こりゃダメじゃぁ〓
眠れたもんじゃない〓〓


しゃあない
しばし蝉の合唱に身をゆだねることにしよう

あと6時間…


今年も始まった
某自動車カタログの印刷
つかのまの休息にて

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2009.08.17

清津峡 2009夏 「タイムトンネル」

今年の夏も清津峡に足を運んだ

毎年お盆のころにギターと食料を背負って出かけている

子供が小さい頃は家族で来ていた

やがて、子供は大きくなり、一人旅が続いた

ここ数年は音楽仲間とこの地で合流するようになり、ふたたびにぎやかな旅になっている

もうずいぶん長いこと続けてきた、僕にとっては大切な年中行事だ

今年は品川子供劇場のメンバー(しばちゃん、あつし、ジャイアン、S君ら)や

たけちゃん、なんと名古屋からはsaiりんさんがやってきた

さらに例年のごとく太郎ちゃんグループも来ていて、にぎやかな清津峡となった

日中はそれぞれ思い思いに過ごしている

川を流れたり、釣りをしたり

ギターを弾いたり、昼寝をしたり…

あるいは晩飯の準備に精を出したり

ゆったりとした時間が流れて行く

このゆったりした時間こそが清津峡の良さなんだが、1泊2日では忙しくてなかなかそのよさを感じることができない

できれば一週間くらいは滞在したいものだが、ままならぬのが浮世の哀しさ

今回は2泊3日の旅

2泊でも時は止まってくれる

時が止まっている時、僕は何もしないようにしている

何もせず、何も考えず、ただゆったりとした「時」に身をゆだねるようにしている

ただそれだけのことなんだが自分には大切な瞬間

子供の頃、

土手に寝ころび空を見上げ雲を眺めるのが好きだった

空に瞬く星をいつまでも眺めるのが好きだった

高台にあった生家の窓から漁り火を眺めるのが好きだった

降りしきる雪をひたすら眺めているのが好きだった

何を考えるでもなく、ただボーっと眺めていた

大人になり、ボーっとする時間が持てなくなった

たえず何がしかの刺激があり、無意識のうちにその刺激に対応するようになって行った

それはほとんど条件反射だった

やがて、刺激がなければ生きている実感すら感じられなくなっていった

自ら求めて刺激の中に身を投じて行くようになった

さまざまな刺激に反応し、それを処理するスリルと高揚感

そこに自分の生き場所を求めるようになっていった

仕事もライブもその他のいろんな事々も、みな刺激の塊だった

時々、どうしようもない疲労感におそわれた

心身ともにクタクタになった

そんな時僕は山に入った

好んで清津峡に足を運んだ

荷物は数日分の粗末な食料とギターだけ

  (僕が一人旅を余儀なくされていた頃の話だ)

清津峡キャンプ場の入り口に車を停める

そこから山道を20分から30分、あえてゆっくり下る

刺激に慣れた自分の体から、少しずつ何かをそぎ落としていく大切な時間だ

キャンプ場でゆったりした時間に身をおくにしたがい、少しずつ子供の頃の感覚にもどっていく

そう、雲や星や雪や漁り火を飽くことなく眺めていたあの頃に

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

清津峡での夜はちょっとした音楽会になる

ランプの灯りが頼りの「うしみつライブ」だ

その時居合わせたキャンパーに僕は心のおもむくままに歌ってきた

思いのままに語ってきた

普段やっている、スピード勝負のライブとはまったく違うライブ

思いのままに歌い、まったりしゃべる、そして呑む

酔いにまかせて歌う

つぶれるまで呑み、歌う

 (ここ数年、すっかり呑めない身体になってしまったが・・・)

そんな音楽会が深夜まで続いた

今回もまたそんな「うしみつライブ」にすることができた

違うのは音楽仲間たちとそんな時間を持てたことだ

それは極上にして、最高の時間だった

翌日、浮世の垢ともよぶべきものを洗い流しふたたび山道を登る

ゆっくり、ゆっくりあえぎながら登る

少しずつ身体と感覚が普段の暮らしにもどっていく

それはこの地に来る前の疲れた自分とは違う自分のような気がする

ふたたび刺激の中で生きていく気力がわいている

そんな自分がいる

普段の暮らしを生きる大人の自分と

子供の頃の自分を結ぶ不思議なトンネル

それがこの山道なのかもしれない

清津峡キャンプ場の先代管理人「清津の仙人」がその昔、言っていたという

あの山道は

現代と昔を結ぶタイムトンネルだ

このキャンプ場に通い続けて30年に近い年月が経つ

最近になってようやっと…

「仙人」の言っていた、この言葉の意味を

実感するようになった

僕にとってもタイムトンネルになった

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2009.08.12

【お知らせ】 風のコンサート 2009夏

Kazekon_2009_2

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2009.08.07

【音楽雑感】路上=街角ライブ

【音楽雑感】
「私のライブシリーズ」もいよいよ最終章、路上ライブ=街角ライブ編


僕が街角ライブに重点を大きく置いて歌い始めたのは40代後半だった

それまでは長い間ライブハウス「ぶどうの木」でのソロライブや、
市の公民館などで「オカリナアンサンブル かざぐるま」の一員として演奏してきた

  音楽活動の第1歩は高校時代、路上や公園・駅前広場が活動場所だった
  でもこれは新宿西口のフォークゲリラに憧れてのスタイルだけの模倣だった

40代後半=人生の「秋の時代」にもなり、なぜあえて街角に立つのか

アンちゃん連中に混じっておっさんがただ一人路上で歌う姿は情けないよ

たくさんの人からそんな質問や意見を投げかけられた

たしかに目だっていた

足を止めてくださる方の中にはご親切にも


  リストラにでもあったかい?
  食いつめて歌を歌うしかなくなったかい?


真顔でそう聞きながらポケットに千円札をねじ込んでいった人もいたぐらいだ
歌い始めの頃はかなり奇異な目で見られていたのかもしれない

そんな年になってから、あえて路上にうって出たのにはワケがある

長い間ライブハウスなどで歌っていたが、心の中に疑問が少しずつたまってきていたのだ


  お客さんに守られて歌っているオレ
  ここでしか通用しないんじゃないか?
  音楽に縁遠い不特定多数の人たちには通用しないんじゃないか?

  オレが求めてたのは暮らしに根ざした音楽だった
  ライブハウスのように音楽を聴くという目的ではなく
  もっと当たり前の日常の中で歌うべきなんじゃないのか
  もっと、もっと音楽の敷居を低くしなきゃダメなんじゃないか

そんな思いが徐々に生まれ、頭の中を渦巻き始めた

おりしも「ぶどうの木」は経営に行き詰まり店をたたんだ
出演させてもらえる他のライブハウスをあえて探さなかった


路上、それも自分の暮らす街角で、不特定多数の人に自分の歌を問いたい


そんな思いにとりつかれていた

東武線・新越谷と武蔵野線・南越谷の交差するコンコース
ここを「街角ライブ」の場として選んだ

この場所で毎週土曜日の夜歌い続けた
夜7時頃に歌い始め、最終電車がなくなるまで
びっちり5時間歌い続けた


「かざぐるま」での活動のかたわら5年ほど街角ライブを続けた

奇異の目で見られたこともあるし、黙殺されることは当たり前
ナンクセをつけられ、ちょっとしたトラブルに巻き込まれたこともある

様々なことが起こり、そのたびに一喜一憂しながら歌い続けた


「継続は力なり」とはよく言ったもんだ

毎週土曜日、しつこくしつこく歌い続けるうちに聴いてくださる方が増えていった

2年くらいたった頃からオーディエンスがとぎれることがなくなった
時には人の垣根ができてちょっとしたライブハウスのようなノリになることもあった

すっかり定着した「街角ライブ」だったがある時期突然の警察の介入があった

東武鉄道所有地内での演奏、および公共設備内での演奏は禁ずるということだった


確かにコンコース内は無政府状態になりつつあった
演奏する若者数も急に増えた
中には傍若無人にふるまう若者も多かった


でも公共の場を勝手にお借りしての街角ライブ
所有者からのクレームに対して、撤退を余儀なくされた


自分の可能性への挑戦の数年間だった
「街角ライブ」で得たものははかりしれない

今レギュラーでやっているライブは「街角ライブ」を続けていたからこそ生まれてきたものばかりだ


人生の「秋の時代」だからこそ、もう一度自分の可能性に挑む
あらたな夢を見ることができるということを身をもって知ることができた

今は駅頭での「街角ライブ」は滅多にやらない
興味がなくなったわけではなく、単純に時間の問題だ

今はむしろ朝市コンサートや三貴ライブの精度を高めることに意識がいっている
精度を高めるために費やす時間を大切にするべき時だと思っている

でも、朝市コンサートや三貴ライブにも、そしてすみれコンサートにも
「街角ライブ」の精神が脈打っている

これらのライブをちゃんと続けていくことが「街角ライブ」を続けていくことにつながると、今は思っている

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【音楽雑感】出前ライブなど

これまで書いてきたレギュラーのライブやコンサートに加えて、様々なオファーをいただく

幼稚園だったり小中学校ということもある
敬老会や老人ホームでも演奏を頼まれる
会社や中小企業主の宴会だったり
マンションの夏祭り
飲み屋、ホームパーティ…

千差万別、種々雑多

いろんなところから声をかけていただいている


「堅気」の仕事があるんで、土日祝日がメインになる
時間が許す限りお受けすることにしている

もちろんそのオファーの趣旨に共感するものがない場合はお断りすることもある

逆に激しく共感を覚えた場合は、休暇を使ってでも演奏させていただくこともないわけではない


事前にその集まりの趣旨や、参加者の年齢層など聞いておく
20曲演奏するなら50曲程度は用意しておく
演奏会場の雰囲気を観ながら、随時選曲する

行き当たりばったりといえばそれまでだが、
お客様に合わせて歌いつなぎ、核になる歌に結びつけていくやり方
これまで多くのケースで成功してきた

不思議なもので会場の空気とうまくかみ合うと、まるで見えない力に後押しされるように次から次へとアイデアがわいてくる


こういう出前ライブは大切にしたいと思っている

なぜなら、多くの場合何らかの形で地元に絡んでいるからだ

暮らしの場に根を張った音楽活動をしたいと常日頃思っている
三貴ライブや朝市コンサート、すみれコンサートはそんな思いで続けさせてもらっている

そして、そういうライブの中から出前ライブのオファーが生まれてくる

地元でやっている様々な音楽活動が出前ライブにつながっている
そう考えると「出前ライブ」は常日頃の活動に対する勲章のようなもの

大切にし全身全霊でやらなきゃ、バチが当たろうというもんだ


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2009.08.06

【音楽雑感】Live in 清津峡

電気もガスもない、
従って電灯も自動販売機も水洗トイレもない昔ながらのキャンプ場

それが清津峡キャンプ場

ここにたどり着くためには食料やら楽器やらを背負い、
およそ20分、谷底まで山道を自力で下っていかなければならない

Live in 清津峡は
そんな生き残った昔、生き残った自然の中で開催される音楽会だ

年に一度、10月最初の土曜日から日曜日にかけて開催されるこの音楽会は、
今年で6年目になる

出演者、オーディンス合わせて10人ほどのこじんまりとスターとしたが、回を重ねるたびに大きくなった
出演者は20組近くなり、オーディエンスを合わせると50人を超えるようになった

Live in 清津峡の前身は
毎年お盆時期に続けてきたMartin古池の「うしみつライブ」
(名前はその時々で変わるし、本来名前などどうでもいいことだ)

僕は毎年、お盆の頃に清津峡にテントを張っている
その時に居合わせたキャンプ客と酒を酌み交わしながら
ランプの灯りをたよりに歌ってきた

かれこれ25年以上も続いている

キャンパーの中にも音楽をやっている人たちが増え始めたのは7~8年前からだろうか

  せっかくのこのロケーションで音楽会をやりたいねぇ

清津峡の管理人、アキラッチとそんな話を交わし始めた
お手本は八ヶ岳でやっている森の音楽祭だった

当時森の音楽祭は回を重ね一大イベントに育ちつつあった

Live in 清津峡もゆくゆくはたくさんの人が集まる音楽会にしたいと語り合っていた

わずか5回でその夢が実際のものになりつつある

当初は特に準備などしなくとも、僕は演奏に徹していればよかった

3回目あたりからそうもいかなくなってきた

自分の演奏をしつつ、全体のプロデュースもやらなければならなくなっている

プレーイング・プロデューサーだ

音楽会が育ってきた証だろう

うれしい悲鳴だ
(なにせプロデュースなんかより演奏してる方が何百倍も好きだから)

反面、6回目を企画するに当たって気を配らなければならないことがある

牧歌的でゆったりとした音楽会を維持しなきゃならないという点だ

一大イベント化した八ヶ岳の森の音楽祭は、その成功とは裏腹に大切なものを見失いがちになったきらいがある

Live in 清津峡はゆったり、しっとりした音楽会であり続けたいと願っている

来週、恒例の「うしみつライブ」にでかける
2回目から出演してくれているしばちゃんグループも一緒だ

今年のLive in 清津峡の構想をゆっくり練ってこようと思っている

Live in 清津峡を含む清津峡関係の記事

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2009.08.03

2009年8月のライブ・コンサート予定

8月8日(土)    朝市コンサート
             朝 8:30~11:00
             越谷市場 2号棟入り口 景品引換所そば

8月13日(木)~14日(金)  ライブ・アンダー・ザ・ランプ 清津峡
           
毎年恒例 夏の清津峡ライブ
             今年で25年目になります
             ランプの灯りの下で、一献酌み交わしながら
             Martin古池のミニライブをお楽しみください
             ミニとはいっても…延々深夜までやります
             もちろん飛び入り大歓迎です
             ⇒清津峡キャンプ場

8月16日(日)  風のコンサート  by オカリナアンサンブル かざぐるま
             昼の部 予約制(先着100名)
             夜の部 予約不要(先着100名)
             越谷市中央市民会館 3F 多目的ホール
             入場料 499円
             ★年に一度だけ、僕はかざぐるまに戻り昔の仲間たちと一緒に演奏します

8月21日(金)   三貴ライブ
           夜 9:00~11:30
            南越谷 ダイエーそば 
            お好み焼き「三貴」
              埼玉県 越谷市 南越谷1-13-7
                    048-988-3500

             ★チャージ無料(飲食代のみ)

8月22日(土)    朝市コンサート
            朝 8:30~11:00
            越谷市場 2号棟入り口 景品引換所まえ

8月23日(日)   すみれコンサートまえ
            16時~18時
            東武線 蒲生駅 東口 徒歩3分
            すみれ美容室

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