撃沈! 三貴ライブ
何年ぶりかで大撃沈の三貴ライブ
まったく歯が立たなかった
ほぼ満席状態
年齢層は比較的若めのサラリーマングループが多い
それぞれのテーブルで大いに盛り上がっている
見るからにかなり出来上がっている
オープニングにちょっと威勢のいいヤツで切り込む
が!
騒然たる声の壁に跳ね返される
歌い終わってもほとんど拍手なし
演奏の音に対して背を向け、ますます声高になっていく
この段階で半分あきらめる
今日のお客様とはライブは成立しないと直感
それでも数曲はMCも含めて探りを入れる
が…
やはりダメ
まるでブラックボックスに向かって歌ってるようなもんだ
声がブラックボックスに吸い込まれ、何にも返ってこない
あきらめる
今日はBGMに徹しよう
選曲もBGM用に急遽変更
淡々と歌い続けること1時間
店のスタッフが見かねて休憩の声をかけてくれる
古池さん
今日の客層はダメですね
休憩してください
休憩前の1曲はこの日初めての英語曲
我が心のジョージア
テンポを落とし、情感をたっぷりこめて歌う
間奏はカズー、1コーラスのアドリブ
この日初めてのちゃんとした拍手が返ってくる
拍手をもらったところで休憩に
その後お客様は次から次へと帰っていき、あれだけ「にぎわった」店も閑散
次の客も来ないので休憩のまま、今月の三貴ライブは終了
こんな時もあるさ
そう思いながらも、客の反応を掘り起こすことができなかった自分がくやしい
力が足りなかった
ライブ開始早々に「見極め」てBGMに切り替えたことは、判断としてどうだったのか
もっと掘り起こす努力をするべきだったのか、、、
オープニングの1曲で見極めるべきだったのか、、、
通常営業中のお好み焼き屋さんでやるライブの難しさをあらためて感じた
三貴ライブの目的は
お好み焼きをつつきながら呑んでいるお客様に
気持ちのいい時間を過ごしていただくこと
それにはお客様の邪魔になってはいけない
かといって埋没してしまってもいけない
その辺のバランスをとった演奏を心がける必要がある
最終的にはお好み焼きとお酒と歌で気持ちよく帰っていただくことが大切
BGMに徹することでしか、今回はその目的をはたせなかったようにも思う
にしても…
演奏する側としては客にはねかえされたという敗北感が残るのも事実
大事なことは敗北感から何を学び、次に活かしていくかってことなんだろう
いい経験をつませてもらった
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