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2009.07.01

青春の匂いがしみこむ街 巣鴨

「おつきみどろぼう」の印刷立ち会いを終え、NさんとKさんをお送りした後


  お腹、好きましたね


と、Yちゃん


  飯、食ってくかぁ


すでに都内まで移動していた
ナビで車を停められるファミレスを探すが見つからない
ようやっと適当な店を表示するナビ

巣鴨だ


車内では青春時代の話しに花が咲いていた

実は世界文化社のお二人も僕と同年生まれの同期の桜
Yちゃんの母上も同期の桜
そしてYちゃんは僕の次男と同じ年
ということで、この4人がそろうといつもそんな話になる




車は巣鴨まで来ていた


  今の話の舞台が、この巣鴨なんだぜ
  この街で飲み、この街で恋をして、
  この街で恋に破れた
  オレの青春の思い出が、
  べったりシミツいた街だ


ナビに導かれるままファミレスに到着して…
絶句した

ナビは先ほど来話しに登場してきた店を指してきたのだ
もちろん古びた喫茶店は今風のファミレスに変わっている
しかし紛れもなくあの場所だ


  ここだよ
  当時は木の床のうすぐらい喫茶店だった
  ここで文学論や政治論、人生論を語り合ったんだ
  ここで、恋をして…この店でふられた
  そこの西友で彼女はバイトしててな
  オレはその裏にあった磯忠でバイトしてたんだ
  (思い出突入モード全開)
  あれ、磯忠はもうなくなってやがる…




  へぇ、そうなんですかぁ~
  (無関心モード全開)
  古池さん、お腹好きましたぁ!
  昔話に付き合ったげますから早く食べましょ!



巣鴨は職場からそんなに離れているわけではない
しかし長いこと足を踏み入れていなかった

ご多分にもれず、30年前とは大きく変わってしまった
駅前はこじゃれた店もあるし、車の通行量も多くなった

でも、一歩中にはいると街並みは大きく変わってはいない
なんとなく当時の面影が残っているのは、近くにジジババの原宿=とげぬき地蔵があるせいなのかな…???




珈琲一杯で何時間もねばった青春の思い出の場所で

別れ話を切り出す彼女を信じられない思いで見つめていた
その同じ場所で

35年の時を経て娘のような会社の女子社員を前にして座っている自分


35年の時の流れに
一瞬だがめまいを覚えた

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