もうひとつのオフ会 函館編
「へた親」札幌オフ会の翌日、すめちゃん、たけちゃんと函館に向かった
特急スーパー北斗で3時間半、およそ320キロの旅
札幌オフ会の余韻にどっぷり浸っていた
でも函館での演奏のために気持ちを切り替えなければならない
車窓を眺めながら少しずつ気持ちを函館にシフトしていく
汽車旅の3時間半は必要なものだったように思う
函館では「へた親」新メンバーのはたぼーさんが待っていてくれる
半年ほど前からネット上でのおつきあいが始まった函館のミュージシャンだ
札幌オフ会の企画を知り、函館での開催を熱望された
はたぼーさんの熱意に応えたい
そんな思いで函館に向かった
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「函館オフ会」の会場は「サウンドインS」というライブスナック
潮見中学の同級生、工藤しんちゃんがこの場で長年経営している
「函館物語」の作者であり、優れたミュージシャンでもある
店のドアを開けるとはたぼーさんはすでに来て演奏していた
パワフル!
思わずたけちゃんの顔を見る
たけちゃんと同じニオイを感じたのだ
歌うのが好きでたまらない
ギターを弾くのが好きでたまらない
そんな熱を感じる
一発で気に入ってしまう
クラプトンの「アンプラグド」のカバーを中心に洋楽専門の演奏をしているそうだ
はたぼーさんのヤケドしそうなアツい歌を聴いていて、我慢できなくなったたけちゃんが2番手で登場
函館と福岡の激アツ男どうしのバトルは実に見応えがあった
後を受けてすめちゃん登場
「ひとりぼやき漫談」が受ける
オーディエンスのあゆさんがその一言一言に反応する
すめちゃんも自信のみなぎった、いい演奏を聴かせてくれる
すめちゃんにそのまま残ってもらい、ロンリートゥギャザーとシルバーウィングを歌いう
僕の一巡目はカントリーコーナーにした
サプライズがあった
マスターのしんちゃんが松前の町を歌った新曲を披露してくれる
さらに、オリジナル「函館物語」を
相変わらず味わい深い声だ
すめちゃんは感無量の面もちで聴き入っている
(彼が函館まで足を延ばすきっかけは「函館物語」をこの店で歌いたいがためだった)
各自の演奏は2順目に突入
ますますヒートアップしていく
オフ会の最後は僕のステージ
今度は日本語の歌を中心に「語り弾き」の神髄=ステージングの魅力をぶつけるつもりで歌い、語る
あのスタイルははたぼーさんには新鮮に映ったと思う
楽しかった
とにかく楽しかった
音楽をやりたい
人に聴いてもらいたい
小難しい理屈は抜きにして、音楽やりたい衝動、本能のままに演奏しぶつけあったオフ会だった
まさに音楽の根源のような時間
思いのままに、あるがままに歌う
もう一度言おう
楽しかった
僕の生まれ育った函館の街に
すべてを音楽活動にぶつけ、悩みあがき、それでも歌い続けようとする強い個性がある
今回は参加できなかった函館のミュージシャンたちにも会いたい
北のはずれの偏狭な街だからこそ、音楽に対する強いあこがれと情熱を持ちうるのか?
はたぼーさんの姿に若い頃の自分を重ね合わせていた
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