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2009.06.17

「歌の驛」」 歌うたいたちのターミナル

音楽友達のふく助さんが主催する
「道の駅」という音楽の集まりに参加した

何度か予備的に音楽会を重ねてきたが、今回が本格活動の第1回目



「道の駅」の活動に大いに興味を持っている

参加された方の多くはご自分の音楽活動を地道に続けてきた人たちだ
あるいはご自分の志向される音楽を追いかけてきた方たち

年齢層も比較的高めの50代以上の方が多い
(お若い女性シンガーの方もいらっしゃるが)



本格活動第1回の「道の駅」は少人数ながら落ち着いた雰囲気で進められていた
(僕は所用のため遅れての参加だった)

ひとりずつゆったりと時間を使って、自分の日常活動を紹介しつつ演奏をくりひろげる

その人の歩いてきた軌跡をを感じさせる、いい時間が流れる

人の演奏をじっくりと聴き、そこに何かを感じようとする参加者の謙虚な姿勢に心うたれた

お互いがそれぞれの音楽や志向性を尊重し、認め合う
でも自分の演奏では誇りと自信を持って臨まれる

ちょっとアダルトな雰囲気の音楽会だった



僕が歌ったのは前日ハマフォークで歌った

 足寄より~再会

そして、カントリーナンバーから「クレージー」を歌う


百戦錬磨を感じさせる方々がじっくり聴いている

その前で歌うのは思っていた以上の緊張感
ふだん見知らぬ人の前で歌うのとは種類の違う緊張感だ

ところが歌っているうちに不思議な安心感に変わっていく

たぶん自分の歌が受け止められているという安心感のためかもしれない
力むこともなく、淡々と歌うことができる





ふく助さんがどういう思いで「歌の駅」と名付けたのかは知らない

でもこの音楽会に参加して思うものがあった


各自の日常の音楽活動は地道な努力の積み重ねだろう
同時に、自分との孤独な戦いであることも想像に難くない

参加された方々は試行錯誤をくりかえしながら自分のスタイルやスタンスを少しずつ築いてきた人たちだと感じる

  ときに自分を信じ、ときに自分を疑う
  自分を肯定し、否定する
  人の姿を横目で見ながら、自分の姿を確かめる
  自分の進むべき道は自分で作った羅針盤でしかはかれない

そんなことをずっと続けてこられた人たちのように感じる

そんな人たちが月に一度「歌の駅」に集まる
集まったメンバーといっときの安らぎの時を共有し、再び去っていく
行く先はそれぞれのフィールド



ふく助さんは「駅」にそんなイメージをもったのかなって思う
(違ったらごめんなさい)




見知らぬ人に歌い、聴いてもらう

それは市場であったり、お好み焼き屋さんだったり、公園や街角だったりする

そこが僕のフィールド


  なぜ見知らぬ人なのか?


そう自問自答することもある
気のきいた答えは出てこない

このスタイルが当たり前のように定着していた

長いことひとりでこのスタイルを貫いてきた
おそらくこれからも変わることはあるまい
自分にとって自然で当たり前のスタイルだから

でも正直
時として疲れることもある
自信を失うこともある

そんな時「駅」に来て、いろんな人に会い刺激を受ける
二言三言、言葉を交わし、また汽車に乗り込み自分のフィールドに帰っていく

「歌の駅」がそんな集まりになればいいなって思っている



この週末
僕にとっては象徴的な3つのイベントに参加させてもらった

自分のフィールドである越谷市場での「朝市コンサート」を終えた後のこと


★「へた親」オフ会

  ひとりで活動してきた僕が初めて参加した音楽コミュ
  僕にとってはいわば「心のふるさと」
  無条件に愛すべき場と思っている

★ハマフォーク「歌会」

  音楽活動の出発点はフォークソングだった
  原点を思い出させてもらえる音楽サークル
  ここでの演奏や語らいは
  忘れかけていたたくさんのものを思い出させてくれる


★歌の駅

  「疲れた靴」を脱いだ旅人たちが、
  「今日までそして明日から」に思いを馳せる
  「道標」のような場所にしていければいいな


それぞれに大事な場だ

ひとりで活動する上で、自分の立ち位置を確かめさせてもらえる場として大切にしていきたい

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