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2009.06.19

急ですが! 今夜は「三貴ライブ」

梅雨ですねぇ

うっとおしいですねぇ

こんな夜はお好み焼きでもつつきながらビールをあおって

蒸し暑さを吹き飛ばしませんか?


ビールのおともにMartin古池の「三貴ライブ」をお楽しみください




   6月19日(金) 21:00~23:00
   お好み焼きの三貴
    東武線・新越谷駅東口
    武蔵野線・南越谷駅南口
    徒歩 3分(ダイエーそば)
    地図⇒http://gourmet.gyao.jp/0002132503_map.html
   ミュージックチャージ 無料(飲食代のみ)


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2009.06.17

トミ藤山さんのライブのお知らせ

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「テンガロンハットとシルクハット」

いつもソロライブのトミ藤山さんが対バンライブをなさるという

興味を激しくかき立てられ、下北沢のライブハウス「440」(フォーフォーティ)に足を運んだ


 テンガロンハットとシルクハット

というライブタイトルにあるように、カントリーとシャンソンの対バン


最初はシャンソンのバンド

  「山田晃士&流浪の朝謡」

シャンソンといってもジャズ、ロック、ジプシー音楽、ポルトガルのファドなどなど、様々な要素がミックスされた音楽だった

息もつかせぬスピーディーな舞台運び
パワフルなドラムとメリハリの効いたベースを基本に展開される大音量のぶあついサウンド
コード進行は間違いなくシャンソン
これにアコーディオン、トランペット、ギターが味付けしていくスタイル
ボーカルのムッシュ山田のパワフルなボーカルが小気味よい
イメージは若い頃のジュリーがシルクハットをかぶって熱唱している風だった

あっという間に駆け抜けたステージだった

若い頃シャンソンやファドに憧れたこともある僕には、興味深いステージだった



その後を受けて登場したトミさん
今回は難しいステージになったようだ

なにしろお客さんのほとんどはムッシュ山田のファンの娘さんたち
おそらくカントリーミュージックの存在すら知らない世代だと思う

彼女らに歌をどう届けようか、トミさんは苦慮しているようだった

娘たちもカントリーミュージックを歌うトミさんに戸惑いを覚えているようだった

知らない音楽にどう反応して良いかわからないのだろう

僕はそこに居合わせたねねさんや竹ちゃんさんと手拍子でバックアップするので精一杯だった
なにしろ、多勢に無勢!

今日のトミさん黒のテンガロンハットとテレキャス
湿気で狂う弦のチューニングをくりかえしながら
盛んに探りを入れている

が、なかなか糸口がつかめないでいるように感じた


ところがステージが進むに連れ少しずつ変化が表れてきた

トミさんの歌にあわせて娘たちはかすかに身体をゆすり始めたのだ

なんの特別の仕掛けがあったわけではない
(少なくとも僕の目にはそう見えた)

カントリーライブのノリ方を知らない彼女らは、トミさんの歌にあわせて身体を揺するしかなかったんだと思う

それが彼女らなりのノリ方だったと気づいたのはステージもなかばすぎてからだった

深く感銘した

最後は、決定打はトミさんの歌の力だったんだ

もちろんガラパゴスの堅実なバッキングや、ゲスト出演のトランペッター・渡辺隆雄さんの援護もあってのことだろう
(渡辺さんはシャンソンバンドのレギュラーでもあった)

お客様の反応を掘り起こしながらステージを展開するトミさんにとって、今回のライブはかなり難しいものだったと思う

なかなか掘り起こしがうまくいかない状況で、力を発揮したものは他でもない歌そのものだった


僕にとってはそのことが大きな感動だった

お客様に喜んでいただくという思いで様々に工夫をなさるトミさん
そのスタイルは僕も踏襲したいと願っている

でも歌手にとっての最終兵器はやはり「歌」でしかあり得ない

そのことを目の当たりにした思いだ



  あんた、もっともっと歌を鍛えなさい



そう言われた思いで岐路についた


またしても学ばせてもらったライブだった

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「歌の驛」」 歌うたいたちのターミナル

音楽友達のふく助さんが主催する
「道の駅」という音楽の集まりに参加した

何度か予備的に音楽会を重ねてきたが、今回が本格活動の第1回目



「道の駅」の活動に大いに興味を持っている

参加された方の多くはご自分の音楽活動を地道に続けてきた人たちだ
あるいはご自分の志向される音楽を追いかけてきた方たち

年齢層も比較的高めの50代以上の方が多い
(お若い女性シンガーの方もいらっしゃるが)



本格活動第1回の「道の駅」は少人数ながら落ち着いた雰囲気で進められていた
(僕は所用のため遅れての参加だった)

ひとりずつゆったりと時間を使って、自分の日常活動を紹介しつつ演奏をくりひろげる

その人の歩いてきた軌跡をを感じさせる、いい時間が流れる

人の演奏をじっくりと聴き、そこに何かを感じようとする参加者の謙虚な姿勢に心うたれた

お互いがそれぞれの音楽や志向性を尊重し、認め合う
でも自分の演奏では誇りと自信を持って臨まれる

ちょっとアダルトな雰囲気の音楽会だった



僕が歌ったのは前日ハマフォークで歌った

 足寄より~再会

そして、カントリーナンバーから「クレージー」を歌う


百戦錬磨を感じさせる方々がじっくり聴いている

その前で歌うのは思っていた以上の緊張感
ふだん見知らぬ人の前で歌うのとは種類の違う緊張感だ

ところが歌っているうちに不思議な安心感に変わっていく

たぶん自分の歌が受け止められているという安心感のためかもしれない
力むこともなく、淡々と歌うことができる





ふく助さんがどういう思いで「歌の駅」と名付けたのかは知らない

でもこの音楽会に参加して思うものがあった


各自の日常の音楽活動は地道な努力の積み重ねだろう
同時に、自分との孤独な戦いであることも想像に難くない

参加された方々は試行錯誤をくりかえしながら自分のスタイルやスタンスを少しずつ築いてきた人たちだと感じる

  ときに自分を信じ、ときに自分を疑う
  自分を肯定し、否定する
  人の姿を横目で見ながら、自分の姿を確かめる
  自分の進むべき道は自分で作った羅針盤でしかはかれない

そんなことをずっと続けてこられた人たちのように感じる

そんな人たちが月に一度「歌の駅」に集まる
集まったメンバーといっときの安らぎの時を共有し、再び去っていく
行く先はそれぞれのフィールド



ふく助さんは「駅」にそんなイメージをもったのかなって思う
(違ったらごめんなさい)




見知らぬ人に歌い、聴いてもらう

それは市場であったり、お好み焼き屋さんだったり、公園や街角だったりする

そこが僕のフィールド


  なぜ見知らぬ人なのか?


そう自問自答することもある
気のきいた答えは出てこない

このスタイルが当たり前のように定着していた

長いことひとりでこのスタイルを貫いてきた
おそらくこれからも変わることはあるまい
自分にとって自然で当たり前のスタイルだから

でも正直
時として疲れることもある
自信を失うこともある

そんな時「駅」に来て、いろんな人に会い刺激を受ける
二言三言、言葉を交わし、また汽車に乗り込み自分のフィールドに帰っていく

「歌の駅」がそんな集まりになればいいなって思っている



この週末
僕にとっては象徴的な3つのイベントに参加させてもらった

自分のフィールドである越谷市場での「朝市コンサート」を終えた後のこと


★「へた親」オフ会

  ひとりで活動してきた僕が初めて参加した音楽コミュ
  僕にとってはいわば「心のふるさと」
  無条件に愛すべき場と思っている

★ハマフォーク「歌会」

  音楽活動の出発点はフォークソングだった
  原点を思い出させてもらえる音楽サークル
  ここでの演奏や語らいは
  忘れかけていたたくさんのものを思い出させてくれる


★歌の駅

  「疲れた靴」を脱いだ旅人たちが、
  「今日までそして明日から」に思いを馳せる
  「道標」のような場所にしていければいいな


それぞれに大事な場だ

ひとりで活動する上で、自分の立ち位置を確かめさせてもらえる場として大切にしていきたい

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2009.06.15

人生の先輩たちへ 感謝を込めた応援歌

函館でははたぼーさんとのオフ会以外に目的がもうひとつあった

老人ホーム 「旭が丘の家」でのコンサートだ

このカトリック系の老人ホームはフランス人神父、フィリップ・グロード師によって創設された

グロード神父は函館人より函館人と言われる人だ
御年85才
カトリック元町教会の神父として60年もの間、函館に根を張って住み着いていらっしゃる
また20年近くも続いている函館野外劇の仕掛け人としても有名


僕の母は5年ほど前から「旭が丘の家」の住人になっている

85才の母は他の老人たちとともに「家」で共同生活を営みつつ、人生の「冬の時代」を謳歌している




3年前に帰省した時、「旭が丘の家」でソロコンサートをやった
この時は「入居者の息子」の立場で演奏させてもらった
僕を子供の頃から知る方もたくさんいた

人生の先達たちに見守られながら、やさしい時間の流れるコンサートだった

3年の間にコンサートを聴いてくださった方が何人もこの世を旅立たれたそうだ

その話を聞いた時、僕は「一期一会」という言葉を強く意識した


一期一会とは
人と出会い共に過ごすこの瞬間が再び帰らないものとして、心して大切に接するという言葉だ
出会ったものすべてに感謝の念を抱き、心を砕いて大切にもてなすという意味だそうだ
それは今出会えた喜びと、別れなければならない切なさとがついてくるものであり…


次また聴いていただけるかどうかわからない、
人生の先達の皆さんに、全身全霊をかけて歌いたい

僕たち若い世代を産み、育ててくれた先達たちに心からの感謝を込めて歌いたい

そして人生の「冬の時代」を平安のうちに、心のままに生き抜いてほしい

そんな願いを込めて歌おう


そう決意していた


今回はたけちゃん、すめちゃんも一緒だ

選曲で心がけたことがある

  決して「お年寄り」に迎合しないこと
  彼らにとっては子供の世代にあたる僕たちから
  親の世代へ向けたメッセージにしたい


核になる歌はたけちゃんの新曲「幼き日々」
あの歌には子供から親への感謝がストレートに込められている
僕の心情がすべて織り込まれている

なんとしても、たけちゃんに歌ってほしかった


でも問題がある

老人たちは新しいもの、知らないものはなかなか受け取ってはくれないものだ

自作自演の「幼き日々」を受け取ってもらうためには、別の仕掛けが必要だと思っていた

それはすめちゃんが歌う「蘇州夜曲」だった

まさにご老人たちが青春時代に口ずさんだ歌だ

すめちゃんは以前からこの歌を大切に歌っていた
昨日今日とってつけたように歌うのとはワケが違う
すめちゃんが歌う「蘇州夜曲」には彼の心が入っている
だからどうしても歌ってほしかった


苦い経験が僕にはある

以前、埼玉の老人ホームで歌わせてもらったことがある
僕にとって初めての老人ホームコンサートだった
選曲に悩んだすえ童謡や戦後の歌謡曲を選んだ
コンサートは順調に終わった
老人たちも喜んで聴いてくれていた
コンサート終了後、ホッとしながらくつろいでいた
あるご老人が歩み寄ってこられた

  にいさん
  いい歌をありがとう
  でも無理して我々に合わせることはない
  にいさんがよく知らない歌を歌われてもなぁ…

柔和に話しかけてくれたご老人の笑顔の裏には、
年寄り相手だからといって安易に童謡だ戦後歌謡だなんて歌うんじゃないよ
という批判が込められているように感じ、深く恥じた


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40人からのご老人たちが集まってくれた
夕食前のひとときだった

ホームのスタッフの紹介を受ける
アドレナリンが急激に沸騰する

僕の役割は地ならしをして場の空気を作ること

自分の音楽の生い立ちを話しながら歌い始める


  父はクラッシック音楽が好きで、
  毎日ラジオでクラシック番組を流していたそうです
  でも僕はいっこうに反応を示さず…
  ある日、ラジオから流れてきたエノケンの歌に反応して
  身体を揺すりだしたとか


そんなエピソードを語りながら、エノケンを数曲
「知らないまに恋をして」「私の青空」「月光値千金」

その流れで「リンゴの木の下で」


  若い頃、夢を追いかけて北海道を脱出しました
  親が子供を思うほどには、子供は親を思わないもの
  そのことを身にしみて感じるのは、
  自分も親になり、子供が家を出て行ったときでした
  家を飛び出した子供を思う父親の歌です

  「案山子」


会場はすっかり歌の世界に引き込まれたようだ

トークと歌に対する反応がビンビン返ってくる
それに煽られるようにこちらの気迫も急上昇していく
双方の気が充満し、相乗作用を引き起こす


このタイミングしかない
予定よりちょっと早めにたけちゃんにバトンタッチ


「幼き日々」はたけちゃん自作の歌で、若かった頃の両親を思い出し熱い思いをぶつける歌

たけちゃんはそれまでの流れに乗って、アツくでも淡々と歌う

歌が進むに連れ、目頭を押さえている人も現れ…



たけちゃんの後を取り、熱を冷ますように静かに歌った
(曲は忘れたが、昭和歌謡だったと思う)

そしてすめちゃんにバトンを渡す

「蘇州夜曲」を繊細な声で歌うすめちゃん
かんぜんにすめワールドになっている

遠い目をしてほほえんでいるおばあちゃんが何人もいる
一緒に歌っている人も

最後は「ジャニーギター」と「テネシーワルツ」でしめた




3人ともすべてを出し切ることができた
すめちゃんもたけちゃんも1曲にすべてをそそぎ込むことができたんじゃないかと思う

時間にして45分のコンサートだった
でも密度は高かった

我々も燃焼できたし、その熱は人生の先達たちにも届けられたんじゃないかと思いたい

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もうひとつのオフ会 函館編

「へた親」札幌オフ会の翌日、すめちゃん、たけちゃんと函館に向かった

特急スーパー北斗で3時間半、およそ320キロの旅

札幌オフ会の余韻にどっぷり浸っていた
でも函館での演奏のために気持ちを切り替えなければならない

車窓を眺めながら少しずつ気持ちを函館にシフトしていく
汽車旅の3時間半は必要なものだったように思う


函館では「へた親」新メンバーのはたぼーさんが待っていてくれる

半年ほど前からネット上でのおつきあいが始まった函館のミュージシャンだ
札幌オフ会の企画を知り、函館での開催を熱望された


  はたぼーさんの熱意に応えたい


そんな思いで函館に向かった



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「函館オフ会」の会場は「サウンドインS」というライブスナック

潮見中学の同級生、工藤しんちゃんがこの場で長年経営している
「函館物語」の作者であり、優れたミュージシャンでもある

店のドアを開けるとはたぼーさんはすでに来て演奏していた


  パワフル!


思わずたけちゃんの顔を見る
たけちゃんと同じニオイを感じたのだ


  歌うのが好きでたまらない
  ギターを弾くのが好きでたまらない


そんな熱を感じる

一発で気に入ってしまう

クラプトンの「アンプラグド」のカバーを中心に洋楽専門の演奏をしているそうだ


はたぼーさんのヤケドしそうなアツい歌を聴いていて、我慢できなくなったたけちゃんが2番手で登場

函館と福岡の激アツ男どうしのバトルは実に見応えがあった


後を受けてすめちゃん登場
「ひとりぼやき漫談」が受ける
オーディエンスのあゆさんがその一言一言に反応する

すめちゃんも自信のみなぎった、いい演奏を聴かせてくれる


すめちゃんにそのまま残ってもらい、ロンリートゥギャザーとシルバーウィングを歌いう
僕の一巡目はカントリーコーナーにした


サプライズがあった

マスターのしんちゃんが松前の町を歌った新曲を披露してくれる
さらに、オリジナル「函館物語」を


相変わらず味わい深い声だ

すめちゃんは感無量の面もちで聴き入っている
(彼が函館まで足を延ばすきっかけは「函館物語」をこの店で歌いたいがためだった)


各自の演奏は2順目に突入
ますますヒートアップしていく

オフ会の最後は僕のステージ
今度は日本語の歌を中心に「語り弾き」の神髄=ステージングの魅力をぶつけるつもりで歌い、語る

あのスタイルははたぼーさんには新鮮に映ったと思う




楽しかった
とにかく楽しかった

音楽をやりたい
人に聴いてもらいたい

小難しい理屈は抜きにして、音楽やりたい衝動、本能のままに演奏しぶつけあったオフ会だった

まさに音楽の根源のような時間

思いのままに、あるがままに歌う

もう一度言おう


楽しかった




僕の生まれ育った函館の街に
すべてを音楽活動にぶつけ、悩みあがき、それでも歌い続けようとする強い個性がある

今回は参加できなかった函館のミュージシャンたちにも会いたい

北のはずれの偏狭な街だからこそ、音楽に対する強いあこがれと情熱を持ちうるのか?

はたぼーさんの姿に若い頃の自分を重ね合わせていた

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ジェニーズ

2年ほど前、mixiのやりとりの中で生まれた「まぼろしのバンド」

さすらいのギタリストさん、Martin古池、そして北海道在住のららちゃんのトリオからなる「バンド」

それがジェニーズだ


コンセプトもなにもありゃしない

ただただ大好きな音楽を、一緒に奏でたい!
いつかどこかで一緒に奏でたい!

ただその一心で「結成」されたバンドだった

その夢は夢のまま終わるかもしれない夢だった
幻のまま終わるバンドだったかもしれない

が…

「へた親」札幌オフ会で
三人そろって演奏する夢がかなった!


半年も前から選曲を始めた
3人が共に知っていて、それぞれの個性が反映された3曲だ

 空も飛べるはず (スピッツ)
 矢切の渡し (細川たかし)
 砂に消えた涙 (ミーナ)

各自が共通の譜面と、オリジナル音源を頼りに練習を進めた

音合わせをすることができないのはもどかしい反面、楽しみでもあった

  さすらいさんならこう歌うだろう

  ららちゃんの声ならこんなイメージだろう
  ハーモニーをこんな風につけてくれそうだな

などと、妄想たくましく想像しながらアレンジを考えるのは楽しかった

さすらいさんとは1回だけだが実際にお会いして音合わせができた
この時の合わせがジェニーズのアレンジの基礎になった

ららちゃんがこれにどう絡んでくれるか
それは本番直前に決まる
いくつかの伴奏パターンを用意して、僕はそれに対応しようと思っていた





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会場の設営、PAのセッティングを終え一息つける

北国の春の陽射しが窓からやわらかくさしこむ
外は冷たい風が吹き荒れていたが、会場はむしろ暑いくらい

まだ誰もいない会場
窓に向かい、ならんで腰を下ろす

深く息をはき、ららちゃんと初めての音だしを始める
基本的な打ち合わせをしただけで、自由に音を重ねていく
不思議なほど音がフィットする

ららちゃんの声にあわせ、抑え目の声をかぶせていく

気持ちがいい

穏やかな時間が部屋の中を流れていく



突然背後のドアが開いた

ふりむくと…

さすらいのギタリストさんが立っていた

瞬間、何かがスパークしたように感じた

  やっと、
  やっとそろったよ
  ジェニーズが!

(まるで里見八犬伝みたい)


ドアの前に立ち笑っているさすらいさんが、やけにかっこよく見える
後光がさしているみたい


ららちゃんと挨拶もそこそこに、
ジェニーズフルメンバーで初めての音あわせ

2年越しの夢がやっとかなった

興奮している
事前に考えていたアレンジも吹っ飛んでしまう

ただただ、3人で音を重ねることのうれしさに酔っていた

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北の大地から帰還

4日間にわたる故郷・北海道の旅から先ほど帰還しました

盛りだくさんの旅であり、中味の濃い旅でもありました

それぞれの記録はゆっくりアップしたいなとは思っています

でも、なかなか頭と心の整理がつかず

今しばらくは余韻の中を泳いでいるような気がします


5月29日(金)  ★札幌入り 
  ①中島公園でミニ街角ライブ
  ②父の墓参り 墓の前で30分ほど演奏



5月30日(土)  ★「へた親」札幌オフ会 ららを訪ねて三千里



5月31日(日)  ★函館に移動
  ①老人ホーム「旭が丘の家」でコンサート
  ②「へた親」函館ミニオフ会 (サウンドインS)



6月1日(月)    ★函館公園ミニ練習会
           ★東京帰還


ざっと、こんな按配でした

心に整理がついたら、いくつかは日記にしたためてみます



★すめちゃんがアルバムを作ってくれました★


①札幌オフ会

②函館日記

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「へた親」札幌オフ会 ららを訪ねて三千里

長い一日だった
でも充実した楽しい一日だった

朝の10時に会場の札幌コンサートホールKITARAに到着
ららちゃんと待ち合わせ、会場のセッティングをしながらメンバーの到着を待つ

それにしてもいい部屋だ
10人用のリハーサル室とはいえ、予想よりはるかに大きい
グランドピアノが設置されているところはさすがにコンサートホールだ
音のまわりも申し分ない
音楽をやるのにこれ以上の環境はない


三々五々と集まってくるメンバー
不思議な気分だった
見慣れた顔なのに、ここは関東ではなく札幌
みんなの顔が新鮮に感じられた

みんなも初めて会うはずのららちゃんともまるで長年の友のように打ち解けあっていく


いい雰囲気の中でのオフ会はだった


オフ会の模様はまた後で報告する
いまだ余韻に浸っており、なかなか心の整理がつかない


ららちゃんのうれしそうな顔、みんなの笑顔
それを見ているだけで幸せな気持ちになる


隊長が言っていた


   願い続ければ、思いは必ずかなうもの


本当にそう思う



「へた親」札幌オフ会 -ららを訪ねて三千里

余韻を胸に秘めて、これから函館に向かう

そこには「へた親」函館メンバー はたぼーさんが待っていてくれる

旅の道連れはすめちゃんとたけちゃん


いざ、故郷・函館へ!

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2009.06.12

もうすぐ 「へた親」札幌オフ会、そして函館オフ会

今週末には北海道に

半年前に立ち上げた夢のイベント「へた親」札幌オフ会がやっと実現する
(夢にまで見たイベントという方が正確か)

北海道は僕にとっては故郷でもある
その故郷で、「へた親」オフ会をやる

もうそれだけで興奮してくる

札幌オフ会の翌日、生まれ育った函館に足を伸ばす
音楽仲間3人で

そこには函館の「へた親」メンバー・はたぼーさんが、「函館オフ会」をセッティングしてくれている

「函館オフ会」の会場は五稜郭付近にある「魂のフォーク・亀しょう」という店

函館のミュージシャンとも交流がはかれそうだ

函館では他にももくろんでいることがある

1.中学の同級生が営む「サウンドインS」というライブスポットで演奏(彼は「函館物語」の作者)

2.母が暮らしている老人ホーム「旭丘の家」での音楽会
  (ここで以前もコンサートをやったことがある)

3.函館公園(生家の近くにある大きな公園)での演奏
  (この公園が中学時代の僕の練習場所でもあった)

4.五稜郭公園での演奏

どこまで実現できるか分からないが、貪欲に遊ぼうと思っている

楽しみだ

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北海道 音楽旅日記

先日、3泊4日の北海道音楽旅を楽しんできた

音楽コミュ「へたくそ親父のギター弾き語り」(へた親)の札幌オフ会が開かれたためだ

札幌近郊在住の「へた親」メンバー、ららちゃんを訪ねる
そして北の大地・札幌で音楽オフ会を開催する

そんな音楽ツアーを半年ほど前から準備を進めてきた

うれしいことになんと10名もの仲間たちが賛同し、北を目指した

僕は「札幌オフ会」に加え、故郷・函館まで足を延ばした
(函館には他に2名の仲間も同行してくれた)

あれから2週間になるがいまだに余韻にひたっている

以下、何回かに分けてmixiに書いた日記を転載する

題して「北海道 音楽旅日記」

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