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2009.05.23

小さな一歩 すみれコンサート

三歩前進、二歩後退
三寒四温

良くなったり悪くなったりをくりかえしながら、一見膠着状態に見えていても間違いなく前に向かっている

そんな言葉がぴったりの「すみれコンサート」


今回は目に見えた一歩を刻むことができた

3つある

1)演奏がみな安定してきたこと
2)人様に聴いていただくという姿勢が明確になってきたこと
3)フリーのお客様が見えたこと


【安定】

これは演奏者3人がそれぞれの課題をちゃんと意識し
課題の克服を念頭に練習を積んでいる証かと思う
それがだんだん効いてきてるんだと思う

特にハモンドオルガンのインスト演奏が一歩いや二歩も前進した
インストは単調になりがちで難しいもの
課題だったテンポキープがずいぶん改善された
それだけでずいぶん印象が変わった
則子さんの努力のたまもの!


【姿勢】

このコンサートが始まった頃は人前で演奏することにみな不慣れだった
場の空気に呑まれ、あたふたとしていた
演奏することだけで必死だった
それが今回は聴いていただくという気迫が全員に満ちていた
演奏するときの意識が内側にではなく外に、前に向きだしてきた
これは大切なことだと思う


【フリー客】

これまで集客は縁故や口コミが中心だった
そんな中で店の前に掲示されたポスターを見て足を運んでくださった方がいた

美容室でのコンサートという試みのネック
 どうやってコンサートがあることを知ってもらうか
 どうやって足を運んでもらうか

周知することの難しさだった

美容室の客への宣伝、ポスター、ブログ
それらのものを通して、静かにゆっくり波紋が広がっていけばいいと思ってきた

小さいけれど最初の波が届いた

僕にはそう感じられた





これはあくまでも前回までに比べての一歩前進
実際にはようやっとちゃんとした第1歩を踏み出せた段階
よちよち歩きだった「すみれコンサート」が、自分の意志でしっかり歩き始めたその第一歩にすぎない

耳の肥えた方にはまったく物足りない「コンサート」かもしれない
おこがましくて「コンサート」という言葉を使ってはいけないほどのレベルかもしれない

でも
地元で産声を上げ、
少しずつゆっくりゆっくり育っていく
そんな音楽会があってもいいと思う

演奏者も少しずつ成長し、地元にもゆっくり認知してもらう

まるで赤ん坊が成長し、徐々に社会に認められていくような、
そんな音楽会にできればうれしいんだがな

大事なことは、
そういう意識をメンバー全員が持ち続けること
各自、前を向いて精進に励むこと
そして、すみれコンサートをやり続けること

そんな気がする

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