60回目の三貴ライブ
ライブがはねた後、店のスタッフからそう言われるまで気がつかなかった
緊張でガチガチになりながら演奏をした第1回目が、つい最近のことのような気がする
一昨年声が出なくなり1回だけお休みさせてもらった
あとは毎月続けてこられたんだから、我ながら大したたまげただ
同時に、好きなように演奏をさせてくださるお店のスタッフの皆さんに感謝だ
ライブ開始直前におそってくる緊張感はいまだに変わらない
むしろ、回を重ねるほど緊張とプレッシャーは強くなっているのが実感だ
同時に終了後の安堵感と満足感(ついでに疲労感)も強くなってきているけど
さて、「メモリアル」な今回の三貴ライブ
楽しく進めることができた
ほぼ毎回来てくれる「Martin古池の評論家」MATUMURA君やふく助さんが見守る中いつものペースで歌い始めた
お客様の入りは三分の二
中年のカップル1組以外は、ほとんどが若者たちだった
若者の常でにぎやかさはいつものこと
そんな中で1組のカップルがわざわざ歌を聴きに足を運んでくださった
前から気になっていたが、やっと今回くることができた
とのこと
うれしい限りだ
1組楽しそうに聴いている卓があると、まわりの他の若者たちもそれに誘導されるようだ
おしゃべりしながらもちゃんと聴いてくれているのがわかる
ちょっとしたやりとりや、掛け合いがうまくいく
進行はスムーズ
空気がだれないように気を配りながら、1部は40分で切り上げた
さて何組残るかな?
そう思いながら見ていると、ノリのいい3人娘が帰ったのみで
大半はそのまま残っていた
流れをとぎらせないように、早めに2部を始めた
2部はリクエストを中心にすすめる
普段めったにやらない、かぐや姫
チューリップのメドレーなどなどを歌う
普段やらない歌が歌える
そういう意味でリクエストはありがたい
夜も更けてきた
楽しそうに聴いてくれていたカップルもそろそろ帰りの気配が…
2部の最後は「我が心のジョージア」をじっくり歌い込んだ
カップルは満足そうな笑顔を振りまきながら帰って行った
つられるように数組の客が帰る
時間的には3部までいく可能性もあったが、
今日はこれでやめることにする
一服しながらふく助さんやMATUMURA君と音楽談義に花を咲かせるうちに、最後のお客様も帰った
そこでスタッフや二人の音楽仲間のためにカントリーのバラード数曲で歌い納めた
いろんな場所で歌わせてもらっているが、三貴ライブほどプレッシャーのかかるライブはない
ここで歌い続けることで本当に多くを学ばせてもらっている
それが他の場所での演奏にも大きく影響している
60回もこの場所で歌わせていただいたことに、心から感謝したい
そして、この先も可能な限りこの場所で歌い続けたい
決意をあらたにした今回の三貴ライブだった
そう、僕にとってここは、歌の道場だから
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