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2009.04.25

【ライブのお知らせ】 Live at デスペラード・ステージ in 朝霞

  日 時   5月3日(日) 19:00~21:30

  場 所   朝霞 デスペラード・ステージ

  出 演   take-z (たけちゃん)
        Martin古池

  チャージ  無料(飲食代のみ)




炎のボーカリストtake-zさんことたけちゃんと競演ライブをやります

たけちゃんとの対バンライブは初めての経験
何がとびだすものやら…
どんなライブになるものやら…

ちと、不安
いや、楽しみ



みなさま
怖いもの見たさで、ぜひ足をお運びくださいませ

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発見~反省~課題 ライブ録音を聴いて

三貴ライブ、オリオンでのライブで久しぶりに自分の演奏を録音した


最近、自分のイメージと実際の演奏が離れかけているような気がしていたためだ

恐る恐るヘッドホンごしに自分の演奏を聴く
(自分の演奏を聴くのっては、いつになっても嫌なもんです…)




はたして、予想通りの事態だった

すべてじゃないが、大半の曲は良くない

ギターのピッキングが荒れているし、硬い
声もやけに力が入っている

全体としてガチガチの演奏になっているのが耳についてしまった



傾向を見ると、マイクなしで演奏しているときの力みがもろに出てしまっているようだ
やはり声やギターを届けようという意識が強く働きすぎているように感じた

すべての音が必要以上の音量に
結果として声量、ギターの音量に頼ったメリハリのない演奏に陥っている

これがマイクを使っての演奏にも影響していて、全体として滑らかさを欠いている



これはまずい傾向だと思う
数年前の状態に戻ってしまっている

数年前…
街角ライブに明け暮れ、声を出すこと、強いピッキングに意識が行き過ぎていた
結果、歌がすっかり荒れてしまったことがあった


その頃と似た感じになりつつある


もう一度、見直しをしよう
出直しだ!

1曲1曲を大切にじっくりと演奏することを、もう一度意識しよう



5月3日に朝霞のデスペラードでライブをやることになっている

この日をターゲットにして、今一度「一から出直し、やり直し」

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ライブハウス オリオンで歌う

音楽友達かずぼんさんに声をかけていただき、
久しぶりにライブハウスで歌いました

なんと10年ぶり!

この10年、
僕は「街角ライブ」やお好み焼き屋さん、市場、美容室、モスバーガー…

およそ音楽とは無縁と思われる場所を好んで歌ってきました
それもソロで

だから、久しぶりのライブハウスと対バンライブにキンチョーしていました


出演者は僕のほかに3組

  ①炎の歌い手かずぼんさん
  ②ユニット歴20年(?)の女性コンビ、シトロンさん
  ③若いがとてつもないワザを聴かせてくれるc-kunさん

みなさん、それぞれに独自の世界があり、見事な演奏を聴かせてくれました


3組の演奏を聴いているうちに、充分満足しちゃって…
演奏側でなく聴く側の気分になってしまい・・・


  おいおい、まずいよ
  気持ち切り替え!


と、つぶやきながら演奏に突入

ところが、目の前が真っ暗!
お客様の表情が見えない!!
しばし狼狽!

この状況、お客様の表情を見ながら演奏する僕のスタイルには致命的!
(一瞬漆黒の闇の中、プラネタリウムで演奏するカメリアさんを思い出しました)


照明を上げてもらい、ようやっといつもの調子に

今回の選曲は自己紹介を兼ねて自分の音楽遍歴をの一端をたどることを意識していました

  1.なんとなくなんとなく(カントリーバージョン)
  2.サンフランシスコ・ベイ・ブルース
  3.ミルク32
  4.我が心のジョージア
  5.少年
  6.Rockdom(風に吹かれて)
  7.旅の途中

特に「少年」以降は日本のフォークソングの歴史を簡単にたどるMCをはさみました

  歌で世界が変えられると夢見た少年が、
  風に吹かれて今この場所にたどり着いた
  でもそこは旅の到達点ではなく、まだ旅の途中

そんな内容のステージに


若い人から同年代の方まで様々な世代の方がお客様
それぞれの世代に、どんな形で届いたか興味あるところですが…


手応えは感じました
くいいるように見つめてくれるお客様の視線
じっと聴き入ってくれている様子がしっかり伝わってきました


おかげさまでいいライブにさせてもらいました



感謝!




(写真はcoloちゃん撮影)



★あすたアさんが日記にアップしてくださいました


★Sweetオレンジさんも日記にしてくださいました


★Sweetオレンジさんが撮影してくださった写真


★coloちゃんも日記にしてくれました


★coloちゃんが撮影してくれた写真

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三貴ライブ スペシャルな誕生日ライブに

いつものように幕が開き…
(幕なんかないか。お好み焼きを焼く煙幕はあるけど…)

先月の体育会系若者軍団の喧騒とはうって変わって、空席の目立つ静かな幕開けだった

 7~8人のおば様軍団
 若者とその両親
 二組のカップル
 バンドをやってると思われる4人の高校生
 これにくわえて、数人の友達たちがやってきてくれた
 (清津峡仲間のSおじさん、常連のMatsumura君、数人の音楽友達)

10代~60代の幅広い年齢層
これはこれでターゲットを絞りにくく難しいものだ



軽い緊張感で歌い始める

な、なんと!
トミ藤山さんがいらしてくれたのだ

「ステージ」のすぐ脇の卓に陣取り、にこにこしながら観てくださっている

これは気合が入る
気合が空回りしないように、あえて淡々とステージを進めるように心がける

2部でカントリーコーナーをやることにして、1部は日本の歌でまとめる

比較的知名度の高い歌を重ねて探りを入れる

悪い反応ではない
お好み焼きをつつきながら、じっくり聴いてくれているのが分かる

でもMCを絡めて盛り上げるほどでもない
今日は最低限のトークでじっくり歌いこんだ方がよさそうな「場」だ

50分、きっちり歌いこんで1部は終了




2部はハナからカントリーコーナー

残念ながら休憩時間におば様軍団やカップルが帰ったので、ターゲットは高校生グループに

彼らは「カントリー・ミュージック」という名前すら知らないそうだ
(カントリー・ロードも知らなかった!)

ロック少年たちにカントリー・ミュージックを知ってもらいたい
そんな思いをこめて歌う

なにしろ、すぐそばにカントリーの「伝道師」トミさんが…
ヘタな演奏はできない
一生懸命に演奏する

トミさんのナンバーはもちろん、ハンク・スノウやロイ・エイカフ、ジミー・ロジャーズの歌をやる

くわえてカントリーの日本語バージョン
ありがたいことにふく助さんがご存知の歌も何曲かあり、コーラスをつけてくれる

ロック少年たちも身体でリズムを取りながら聴いてくれている


お客様も少なくなったので、いつもより少し早めに切り上げた



  古池さん
  ギターを貸して
  今日は気分がいいから、
  ちょっと歌うわ


ライブが終わり、仲間内だけになった時
突然トミさんがそうおっしゃる


  えぇ!

周囲がどよめく

僕はうれしさのあまり、何もいえずブルーリッジ・ギターのストラップをトミさん用に調整する
(実はなんとなく予感があったので、今日はタカミネではなくトミさんお気に入りのブルーリッジにしていた)



何曲か歌ってくださる

「ロンリー・トゥギャザー」ではハーモニー役をおおせつかる




時計の針が12時をさした時、

「ハッピー・バースデイ」を歌ってくださり…





あっという間のできごとだった

夢見ごこちであった

54歳最後の日、
文字通りスペシャルなライブ、スペシャルな誕生日になった


みなさん、ありがとうございます
トミさん、ありがとうございます

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年齢境界線をまたぐ 二つのライブ

明後日18日は55才の誕生日

それ自体にたいして意味はない
単純に昨日の延長であり、明日への架け橋にすぎない
綿々と続く人生の営みの一断面
誕生日といえど普段の一日となんら変わるところがない

(ちょっとニヒルな書き出しで)

今年はどうもそうはいかない誕生日になる

当社は55才定年制
つまり、この日を境に会社から第一線から退くように引導を渡されるのだ

実作業は昨日とは変わらることはなんらない
あいかわらず、印刷の最前線で切ったはったの毎日を送ることになるだろう

でも、決定的な違いがある

雇用形態が年間契約の嘱託制になる
年俸もそれに伴ってダウンしていく

つまりは会社に引導を渡される日
それが55才の誕生日

多くの場合、ここでモチベーションが一気に下がってしまうようだ

「生涯現役」にこだわる以上、ここからは自分との戦いが始まる
モチベーションを下げることなく最前線にとどまり続けるための戦いだ



この「記念すべき日」を挟んで、二つのライブをやる
意識的にそう組んだわけではない
まったく偶然にそうなっただけだ

でも、なんとなく今この時点での自分を象徴するように思えてしまう


明日、金曜の夜は毎月恒例の「三貴ライブ」
毎回どんなお客様が来て、どんな演奏になるのか
まったく予想のつかない手探りのライブ
ここまでボクを育ててくれたライブだ

54才最後のライブをどのように締めくくれるか
楽しみである
(ぼろぼろで終わるかもしれないが、それもまた良し)



19日、日曜日は蒲生駅そばのライブハウス「オリオン」のイベントライブに出演する
およそ10年ぶりにライブハウスで歌うことになる

55才最初のライブ
どんなスタートを切ることができるのか
これまた楽しみではある


おそらく特別なことはなにひとつやらないだろうし、やれないだろう
今自分にできる最大のことを、愚直にやるしかない

出来云々は後からついてくるもの

誕生日を挟んだこの二つのライブを愚直にやり切ることができるか
それが問われるライブだと思っている


これからは仕事の面でも、音楽活動の面でも
自分との戦いという要素が強くなっていく

そんな予感を感じている

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父の命日 そしてMartinギター

今日13日は父の命日

あれから17年になる

数度に渡る手術と数年間に及ぶ闘病生活の末、ガンであの世へ旅立っていった


当時僕は38歳だった
いっぱしの親でありながら、どこか腰の落ち着きがなかった
大人になりきれない、大人だったかもしれない

心のどこかでいまだに父を頼っていたように思う

父が死に、僕を支えてくれた精神的支柱がなくなってしまったように感じ…
落ち込んだ


喪失感の長いトンネルを抜けなければ前に進めないと思った

何かきっかけが欲しかった



唯一のギター「グレコ」のネックが折れた
10年ほど前にゴミ捨て場に捨てられていたのを拾って整備した
以来、勝負ギターはこの「グレコ」だった


ギターを買った
MartinのトリプルO

それまで僕は自分に言い聞かせていた

  マーチンなんかもてる身分じゃない
  お金もない
  腕もない
  俺にマーチンは猫に小判というもんだ


考え直した

  マーチンを買おう
  飛び切り高くなくともいい
  自分の気に入った音のマーチンを買おう

池袋の石橋楽器で一日を費やして試奏をくりかえしたすえ
買ったのがトリプルOだった


  今の俺には身分不相応
  経済的にも、技術的にも
  でもこれを買うことで
  親父から独り立ちしよう


当時の僕にはとても買えないギターだった
歯を食いしばって買った



音楽ネームをつけた

  Martin古池

子供の頃のニックネームと、
相当の決意で買ったマーチンギターに引っ掛けた


以来この名、このギターで演奏してきた


最近はブルーリッジギターに主役の座を奪われたマーチンギター

だが今夜だけは父の遺影の前でマーチンギターを弾いた



  今の俺がナンボのもんかはわからない

  でも親父
  アンタが旅立った後
  俺は、このギターを頼りに
  自分の道を切り開こうとしてきたんだよ



遺影の父は17年前と同じ微笑を浮かべてくれた

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ハマフォーク 森林公園「歌会」に参加

先週末は音楽三昧だった

金曜日の晩のこんとん館「ナターシャナイト」に始まり
翌土曜日は、午前中に「朝市コンサート」
午後からはハマフォークに参加
日曜日は土俵岳の山頂直下にギターを担ぎ上げ「あすなろコンサート」をやってきた

まずはハマフォークから


普段は「ベアカフェ」を会場にしたハマフォーク
今回は舞台を根岸森林公園に移しての野外音楽会
昨年に続いて2回目の試みだそうだ

広大な公園の、これまた広大な芝生の広場
その一角に大きな桜の木がある
ステージはこの桜の木の下

すでに桜は散り始めている
ときおり吹く春の風に舞う桜吹雪
ピーカンの青空(暑すぎるくらい)

最高のシチュエーションの中で歌会は始まる

今回はいつもの個人ステージとは趣を変え、15人ほどの参加者を4チームに分けてのグループステージ

各チームが2曲ずつ演奏していくスタイルだった

現地でチーム分けし、その場で選曲し30分ほどの練習時間で仕上げて演奏する

なかなかスリリングな試みで楽しい

僕はもっちゃん(リコーダ)、ikuさん(ボーカル)、タカさん(ギター)とチームを組んだ

演目は「ひこうき雲」「青春の影」

「ひこうき雲」はよく知らない歌なのでコードを追いかけるしかできなかった
ikuさんの強いボーカルが印象的だった

「青春の影」ではメインボーカルをやらせてもらった
もっちゃんのリコーダがさえていた

タカさんとは初めてだったがギターを通して気持ちを合わせていった



公園での音楽会は楽しい
オープンな雰囲気で音楽を奏でると人が集まり、ギャラリーになってくれる
ギャラリーができると演奏する側も気持ちが乗ってくる
照れくささを感じる人もいるだろうが、そこは多勢に無勢
みんなで歌えば怖くない

若いカップルや、子供たちが最高のギャラリーだった

子供たちの乗りは横浜も越谷も一緒だな
と、妙なところで感心した


ご指名を受け、そのお子ちゃまたち向けのステージをやった

  手の平を太陽に
  蚊の歌
  ハエ・ハエ・ハエ
  おばけ屋敷の歌


「ハエ・ハエ・ハエ」はここでもウケが良かったようだ

リフレインの部分は皆さんご唱和で盛り上げてくれるは、
子供たちは輪になって踊ってくれるはで、
実にやりやすかった


野外での音楽会は好きだ
それも、マイクやアンプを通さない自然の音がいい
楽器本来の音、人の身体そのものの音を駆使して出す音が愛しい

聴く側も自然の中に埋もれていきそうな音を聴きもらすまいと耳をそばだてる

これほど密度の高い演奏会はないと思う

むろん声の大きさや声の通り具合には個人差がある
でも、それはあまり大きなことではない
(声がでかい僕が言ってもあまり説得力がないかもしれないが…)

大事なのは演奏者とオーディエンスの緊密な関係を作りやすいってことだと思う

ステージとオーディエンスの距離感、空気感
声を前に届けようとする演奏者
声を呼び込みにいこうとするオーディエンス

お互いの距離を、お互いの努力で埋めようとする、そんな野外での音楽会が好きだ

来年と言わず時々やってほしい企画だと思った

(今年のLive in 清津峡に誘っちゃおうかな)




陽も傾き、心地よい疲労感のうちに閉幕
場所をベアカフェに移し、「放課後」に突入

僕は明日早朝から「土俵岳あすなろライブ」に出かけなきゃならない

残念ながら1曲だけ歌って帰ることにした

ところがこの1曲が効いた!

ミツダイの二人と「酒と涙と男と女」を共演した

もう何年もつきあってきて一緒に演奏したのは初めてのことだ
(彼らの透明感あふれるハーモニーをおっさんの馬鹿デカ声でじゃましちゃ申し訳ないと思ってた)

1番はミツダイ風のさわやかな歌唱
2番はくたびれたおっさんのやけっぱち風のボク
最後のサビは3人で

気持ちよかったぁ!

この歌はもう少し仕上げて3人の持ち歌にしたいとマジ思う


とりあえずは、「へた親」札幌オフ会でもう一度歌うことを約束してベアカフェを後にした

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こんとん館 ナターシャナイトに参加 トミ藤山さんと

トミ藤山さんと原宿駅で待ち合わせて、こんとん館へ
こじんまりとしているが、明るい雰囲気のお店
普段はブルーグラス系のライブをやっているようだ
(笹部益生さんやドブロヒクゾーさんの名がノミネートされていた)

店内には僕と同世代の人たちがたむろしていた


ナターシャナイトってくらいだから、高石ともやとナターシャセブンやフィールドフォークのファンが集まっている
ナターシャの歌を中心に順番で歌うという集まり


先月、トミさんがこの会で歌ったそうだ
会の雰囲気を見て、僕を誘ってくださった


この会は、
 あんたが合ってるわ


先週宇都宮ブロンコで
カントリーファンを前にしてカントリーミュージックを歌わせていただいた

最高の勉強だった


今回は僕の土俵で存分に歌いなさいと、気を配ってくださったのだと思う

お言葉に甘えた
ナターシャセブンのレパートリーからブルーグラスナンバーをピックアップ

マンドリンとバンジョーのバックアップを得て、5曲ほど歌い飛ばした

水を得た魚状態
気分は最高だった


トミさんはやはりさすがのステージだった

カントリーとは違ったブルーグラス好き、ナターシャ好きのお客をご自分の土俵にぐいぐい引きずり込んでいく

見事としか言いようがない
ステージのあやは教えてもらってできるもんじゃない
感心してばかりもいられない
お客さまとのやりとりや、「間」「呼吸」をじっくり学ばせてもらった

ブロンコで四苦八苦した自分
ぐいぐい畑違いの客を引き付けるトミさん

プロのワザを見せていただいた



ちょっと複雑な気分だった
ナターシャセブンは自分の音楽の原点
原点ではあっても、すべてではない

長年歌っているうちに、さまざまな道草を食ってしまった
今ではボーダーレスと言おうか、雑食といおうか、はたまた無節操といおうか…

ここに集まった人たちは、三十年近くもナターシャセブンひとすじexclamation ×2



一つの音楽をアホのような愛し続けることのものすごさ


かつて高石ともやさんがキングトーンズのことをこう紹介した


目の前のナターシャ好きの皆さんを見て、ふと思いだした

みなさんすごいよ

自分はナターシャからはずいぶん離れたところで音楽を続けている

でも、帰ることができる音楽があるとすれば…
それはナターシャセブンなんだろう

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トミ藤山さんのライブで歌わせていただき・・・汗

宇都宮まで車を走らせた

「ブロンコ」というカントリーバーでのトミさんライブ
トミさんのギター+歌に石川マキさんのギター

店内は老若男女50名ほどで満杯状態

お二人の演奏はいまさらレポートするまでもない
すばらしいの一語に尽きる

どれだけすばらしいか?
筆舌に尽くしがたし!

【4月26日(日)に麻布のコージーサークルでトミさんのライブがあります。そこで筆舌に尽くせない分をお感じになられますように】


この日記の趣旨は
そのトミさんのライブで30分近くも歌わせていただけたこと

2ステージのトミさんのライブが終わり、第3ステージに時間をいただいた



キンチョーした!

自分でもおかしいほどの緊張感だった

縛りがあった


  アンタね
  ここはカントリーのお店だからね
  カントリーをやってね


と、トミさんから指令が出ていた
そのつもりでカントリーミュージックを10曲ほど練習していた

トミさんのステージの中で「Lonly Together」のハーモニーをつけたときはそれほどでもなかった
お客様の表情を見る余裕もあった

でも、実際にステージを与えられ、一人でお客様に対峙したとき頭の中が真っ白に!

目の前にお客様がいるのに、深ぁくて遠い距離を感じた


  う、いつもと違うぞ…


と、とまどいながらも「Good Morning Sunshine」を歌い始める

歌も演奏も大きな破綻なくちゃんとやれたと思う
なのに、この距離感はなんだ?

たしかに
トミさんのステージが終わり、目的を達した客席はざわついている

でもそんな情景は「三貴ライブ」で慣れっこのはず
そういうところで演奏をすることこそ自分の信条のはず…なのに

「三貴ライブ」や「朝市コンサート」でカントリーコーナーを作って歌っているわけだし、歌いなれた選曲のはず

そう思いながら、「Fool Sush As I」「Crazy」など歌い進める

マキさんの応援を得て「Keep On The Sunny Side」を歌いながら…


  そうか!
  カントリーのお店で、英語の歌詞で歌う
  これが目に見えないプレッシャーだったんだ


はたと気がついた!

  「Keep On The Sunny Side」

「陽気に行こう」という日本語訳詩で歌っている
もう20年以上もそうやって歌ってきた

急遽作戦変更
3番の歌詞を日本語詩に変えて歌った

それで少し落ち着き、自分をコントロールできそうな雰囲気になってきた

新曲「Pins and Neede In My Heart」を含め数曲を
気分的にはちょっと落ち着いついた状態で歌えた

そして最後は「我が心のジョージア」でしめ



必死に歌った30分だった
久しぶりに歌いながら大汗をかいた


これほどの武者修行はなかった

日本語の歌をメインにしたライブの中でやる英語の歌と
英語詩だけで作るステージの違い

カントリー好きの耳が肥えたお客様の前で歌うカントリーミュージックの難しさ

師と仰ぐプロ歌手、トミ藤山さんの前で歌う緊張感


それらのことが幾重にも重なり、自分で自分に見えないプレッシャーをかけていたんだと思う

まだまだ、まだまだ、まだまだ
修行が足りない!

そう実感させられたステージだった





トミさん
最高の勉強をさせていただきました
ありがとうございます

マキさん
すばらしいサポートをありがとうございます

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2009.04.13

土俵岳 恒例「あすなろコンサート」

秋川渓谷沿いに長い山並みが連なっている

高尾山から始まり陣馬山を経由し、三頭山まで全長50キロほどの笹尾根

土俵岳は笹尾根上のかなり奥まったところに鎮座する山

ぼくが所属する「あすなろ山の会」では毎年4月の第2日曜日に会員がこの山に集まる

春山開きのお祭り山行だ

1964年から延々と45年も続いてきた

ぼくが参加し始めて25

最初は若さにまかせて一人で高尾山から縦走を試みたり、逆に三頭山側から縦走もした

沢伝いにけもの道を登ったりしたこともある

気楽な一人旅だった

やがて、子供を連れて参加するようになった

小学生になりたての長男、4才の次男を連れての子連れ山旅に変わった

前日から山に入った

60リットルのザックにはテント、寝袋に食料と水が満載だった

山の中で火を起こし、寒さに耐えながらの山行が10年ほど続いた

やがて子供たちは育ち、再び一人旅に戻った

大型ザックの替わりにギターを背負っての山旅となった

このころから土俵岳お祭り山行の最後にギターで「あすなろの歌」を歌うことが恒例になってきた

「あすなろの歌」はあすなろ山の会のテーマソングとして作ったぼくのオリジナル

このころから音楽活動がライフワーク化し始めた

山歩きより音楽活動に費やすパワーのほうが圧倒的に多くなった

会の先輩や同僚たちもそれを快く受け入れてくれた

土俵岳の時は必ずぼくのミニコンサートをセッティングしてくれた

また、会のメンバーがオーナーの八ヶ岳の「あすなろ小屋」(二郎小屋)で年に1度「森の音楽祭」が開催され一昨年10回目を数えるまでになった

ぼくの音楽活動はこのように「あすなろ山の会」とは切っても切れない関係で続いている

今年もまたギターを背負って土俵岳に登った

そして「あすなろコンサート」をやった

30分ほどの小さなコンサートだが、小鳥のさえずりや、稜線を渡る風の音に乗せて歌うコンサートが好きだ

  古池さんの歌に応えるように鳥がさえずって…

  とっても心が和やかになったよ

そう声をかけてくださった先輩会員

こういう言葉が本当にうれしい

ギターをかついで登ってきた甲斐があるというものだ

最後は「あすなろの歌」を全員で歌いコンサートはお開き

メンバーの多くが70歳を超えている

50代のぼくが最若手の「あすなろ山の会」

いつまでこの場所に集まり、コンサートが続けられるかはわからない

でもその日が来るまでこの場所で毎年歌い続けたい

そう心に誓いながら山道を下った

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2009.04.02

2009年4月 ライブ・コンサート予定

今月のライブ・コンサートと参加予定の音楽イベントです

4月5日(日)    「歌の驛」参加
             11:30~16:30
             新宿区四谷三丁目・四谷ひろば
              今回が2回目の音楽イベントです

4月11日(土)    朝市コンサート
             朝 8:30~11:00
             越谷市場 2号棟入り口 景品引換所そば

           ハマフォーク 「歌会」 参加
             13:00~18:00
             根岸森林公園
               桜まいちる森林公園に
               音楽好きが集まって繰り広げる音楽イベント

4月12日(日)  土俵岳 あすなろミニライブ
             12:00~14:00
             笹尾根上、土俵岳直下の日原峠
               毎年4月の第2日曜日山仲間が集まります
                  ここでミニライブを始めてもう10年
                  山桜に埋もれてのミニライブもいいものです
                  下山後、ゆずり原の喫茶店「シオン」でも演奏するかも・・・

4月17日(金)   三貴ライブ
            夜 9:00~11:30
            南越谷 ダイエーそば 
            【地図】お好み焼き「三貴」
              埼玉県 越谷市 南越谷1-13-7
                    048-988-3500

             ★チャージ無料(飲食代のみ)

4月19日(日)  オリオンライブ 参加
            18:00~
            詳細は後日

3月25日(土)    朝市コンサート
            朝 8:30~11:00
            越谷市場 2号棟入り口 景品引換所そば

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【コッヘルクッキング】 中華あんかけ焼そば

【コッヘルクッキング】 中華あんかけ焼そば

久しぶりのコッヘルクッキング

ちょっとストレスがかかっており、豪快に食べたいという欲求

で、冷蔵庫のクズ野菜を使って中華あんかけ

焼そば二玉に醤油をまぶし、熱々のフライパンで一気に炒める

醤油が焦げて少しかたくなったら皿に移す

豚コマと白菜、人参、玉葱、もやしなどを豪快に炒める

鶏ガラスープに醤油、酢、ラー油を垂らす
片栗粉を入れ混ぜ合わせたスープを野菜にかけて軽く火を通す

焼そばにかけてその上にねぎを散らして完成

一気に作った中華あんかけ焼そば
一気に食べつくした

ストレスとともに飲み込んだ

旨ぇ〓

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