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2009.02.23

まったりと 三貴ライブ

いつもは満席でにぎわう「お好み焼きの三貴」

今回は卓に空席が目立つ
流れる空気もまったりとしている


  今日はお客様の波が早かったんですよ
  古池さんが見えた頃にちょうど波が去ったって感じ


店のテツさんがぼそり

年配の男性グループ
お姉ちゃんたち7~8人のグループ
高校生ほどの娘さん二人と一緒のお父さん3人連れ
カップルが数組
「常連」すめちゃん・Matsumura君
さらに、先週ワンマンライブを終えたばかりのかずぼんさん


そんな中で
店に流れるまったりムードに便乗して、ライブもまたまったりと始めることにする


肩に力が入らないまったりしたライブもいいもんだ


季節的には冬から春への移行期
どちらのシーズンの歌もよりどりみどりで歌える

イメージとしては冬から春へ移行する感じに


歌い進めるうちにテツさんが耳打ちを


  今日誕生日の方がいるみたいですよ
  あの親子連れのお父さんです
  うまいことやってくれませんか?


1曲はさむ
エンディングから「ハッピーバースデイ」のメロディをシングルトーンで静かに引き始める
とたんに、親子連れの卓から歓声が


  今日、お誕生日をお迎えの方がいらしてるそうです
  ボクから1曲プレゼントさせてください



「誕生」(中島みゆき)

この歌は人生を長く歩いてきた人の誕生日ソングにはうってつけの歌

このお父さん、見るからにお若い
40位だろうか
娘さんは二人とも高校生か大学生
ということは、20代の前半にはすでに結婚されてるんだろう
若いうちにお子さんが生まれ、育てるのに大変だったろう
遊びたい年齢なのに、子育てに勢力を注ぎ込んで…
いろんな思いを抱えながらここまで歩いてきて
でも子供たちもいい娘に成長して親子そろってお好み焼きを食べている
娘たちからの誕生日プレゼントなのかも知れない


瞬間的にそんな連想をし、「誕生」の世界に突入した


 一人でも私は生きられるけど
 でも誰かとならば人生ははるかに違う
 強気で強気で生きてる人ほど
 些細な寂しさでつまづくものよ
 呼んでも呼んでも届かぬ恋でも
 むなしい恋なんてあるはずがないといってよ
 待っても待っても戻らぬ恋でも
 無駄な月日なんてないと言ってよ
 めぐり来る季節を かぞえながら
 めぐり合う命を かぞえながら
 畏れながら 憎みながら いつか愛を知っていく
 泣きながら生まれる子供のように
 もういちど生きるため 泣いてきたのね
 Remember 生まれた時 誰でも言われた筈
 耳をすまして思い出して
 最初に聞いた Welcome
 Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること

 ふりかえるひまもなく 時は流れて
 帰りたい場所が またひとつずつ消えていく
 すがりたいだれかを失うたびに
 だれかを守りたい私になるの
 わかれゆく季節を かぞえながら
 わかれゆく命を かぞえながら
 祈りながら 嘆きながら とうに愛を知っている
 忘れない言葉は 誰でもひとつ
 たとえサヨナラでも 愛してる意味
 Remember 生まれた時 誰でも言われた筈
 耳をすまして思い出して
 最初に聞いた Welcome
 Remember けれどもしも 思い出せないなら
 私いつでもあなたに言う
 Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること



エンディングを「ハッピーバースデイ」にダイレクトにつなげる

うれしいことにほかの卓のお客様も一緒に歌ってくれる
1コーラスは静かに、2コーラス目は強く

歌い終えて、この親子に他のお客様からも拍手が

お父さんは照れながらもうれしそうな笑顔
娘さんの目はちょっと光ってた

僕自身、歌いながら様々なことを空想、連想して、ちょっとグッと来ていた
(ハイ、そうなんです。情緒過多症の妄想族なのであります、ワタクシは)



この親子のおかげで、まったりムードのライブに大きな山場を作ることができた
感謝!

比較的早めに山場が来たので、ライブ前半は短めに切り上げる
いつもは60分くらいやるが、今回は40分ほど


休憩の間にほとんどのお客様がお帰りになる
演奏する側からするとちょっと寂しい
でもこれが食べ物屋さんで通常営業中にやるライブの宿命

逆に言うと、
休憩を挟むことでお客様の帰るきっかけを作ることにもなる
そうすることでお店は回転し、次の客を招き入れることができる
(もっとも、この日は「次の客は」いなかったが)

たっぷり食べておなかも満足
しかもサプライズで生演奏も聞けてちょっといい気分
お客様に気持ちよく帰っていただけるかどうか

これが三貴ライブでのボクの役割である




2部は顔見知りの方が残ってくれた
彼らのために、淡々と歌わせてもらった
(これはこれで実に楽しい)



ライブハウスやコンサートホールでの成功とは、違う価値基準のライブ
それが「三貴ライブ」だと思っている

その意味で今回も満足感の残るライブにすることができた


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