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2009.02.25

すみれコンサート 進展のきざしが・・・

今回の「すみれコンサート」
本当にうれしかった

初めて飛び込みのお客様が来てくれたのだ


「すみれコンサート」は地元に根ざした小さな音楽会に育てる


そういう位置づけで始まり早2年
途中1年弱の空白期間があったとはいえ、当初の目的をお世辞にも達成しているとは言い難い

コンサート会場が美容室のため特に男性は一見では入りづらい
興味深げにのぞき込む人は何人もいたが、美容室の中まで入るにはいたらなかった

したがってこれまでの主なお客様はほとんどが口コミ
美容室の客や、音楽仲間、老人会がらみのみだった

当初から困難は予想していたが、あきらめず地道に続けてこの街の小さな音楽イベントとして定着させようと思ってきた

心が折れさえしなければ、自分たちを信じて続けてさえいれば
いつか必ず地元の見知らぬ人たちもやってきてくれる

そう思ってきた



始めてきてくださった方は年輩の老紳士
偶然コンサート告知のポスターを見て連絡してくださったのだ

偶然にもかつて僕が住んでいた町内の方だった



さて、コンサートにはこのほかにもうれしいお客様がいらしてくれた

昨年の夏に北越谷のあるマンションの夏祭りで2時間コンサートをさせてもらった
このコンサートの仕掛け人になってくださったマンションの管理組合の理事長さんがふらりと現れてくださったのだ

さらに音楽コミュニティ「唄の駅」の主催者・ふく助さん

地元住民であり、音楽仲間でもある・あるあすさん



そんなわけで今回はいつも以上に気合いが入った
それはハモンドオルガンの則子さん、すめちゃんも同様であった
気合いの裏返しである緊張も相当のもののようだった

でも二人とも明らかに前回までの演奏よりも、質が向上していた


僕は、年輩の方が多いのを考慮して、昭和歌謡をメインにした

とはいえ最初のつかみはハーモニーの美しさを堪能していただこうと思いすめちゃんの力を借りた

  ロンリートゥギャザー
  シルバーウィング

急な要請にもすめちゃんは見事に応えてくれた
高音ハーモニーは美しく響いた

この後はいよいよ昭和歌謡

  リンゴの木の下で
  私の青空
  ウェルカム上海
  月光値千金
  サントワマミー
  etc.....

そして、最後に選んだ歌は

  悲しい酒

訳があった

日本の、昭和歌謡の不朽の名曲「悲しい酒」の後に
カントリーの不朽の名曲「テネシーワルツ」で締めようと思っていた

日米の大失恋歌を歌い比べてみたいと思っていた

同じように切ない歌でありながら、
「悲しい酒」はマイナー調
「テネシーワルツ」はメジャー

マイナーとメジャーで同じように切ない情感を出せるか

そしてまったくタイプの違う二つの喪失歌を違和感なく歌えるか

これが(少々不遜な)テーマだった

さらに「テネシーワルツ」で
切なさの中にも明日をそこはかと感じさせることができるか

つまりエンディングソングにしうるか

これをあらためて自分に問うてみたかった



結果は…
そんな思いが空回りしてしまったような気がしないでもない

聴いていた皆様がどのように感じたか
それを聴きたいような、聴きたくないような…



こんな試みをしてみたいと思ったのも、
すみれコンサートにようやっと明るい日差しが見えかけたからだろうと思う

次回のすみれコンサートに向けてさらに精進をしていきたい

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2009.02.23

まったりと 三貴ライブ

いつもは満席でにぎわう「お好み焼きの三貴」

今回は卓に空席が目立つ
流れる空気もまったりとしている


  今日はお客様の波が早かったんですよ
  古池さんが見えた頃にちょうど波が去ったって感じ


店のテツさんがぼそり

年配の男性グループ
お姉ちゃんたち7~8人のグループ
高校生ほどの娘さん二人と一緒のお父さん3人連れ
カップルが数組
「常連」すめちゃん・Matsumura君
さらに、先週ワンマンライブを終えたばかりのかずぼんさん


そんな中で
店に流れるまったりムードに便乗して、ライブもまたまったりと始めることにする


肩に力が入らないまったりしたライブもいいもんだ


季節的には冬から春への移行期
どちらのシーズンの歌もよりどりみどりで歌える

イメージとしては冬から春へ移行する感じに


歌い進めるうちにテツさんが耳打ちを


  今日誕生日の方がいるみたいですよ
  あの親子連れのお父さんです
  うまいことやってくれませんか?


1曲はさむ
エンディングから「ハッピーバースデイ」のメロディをシングルトーンで静かに引き始める
とたんに、親子連れの卓から歓声が


  今日、お誕生日をお迎えの方がいらしてるそうです
  ボクから1曲プレゼントさせてください



「誕生」(中島みゆき)

この歌は人生を長く歩いてきた人の誕生日ソングにはうってつけの歌

このお父さん、見るからにお若い
40位だろうか
娘さんは二人とも高校生か大学生
ということは、20代の前半にはすでに結婚されてるんだろう
若いうちにお子さんが生まれ、育てるのに大変だったろう
遊びたい年齢なのに、子育てに勢力を注ぎ込んで…
いろんな思いを抱えながらここまで歩いてきて
でも子供たちもいい娘に成長して親子そろってお好み焼きを食べている
娘たちからの誕生日プレゼントなのかも知れない


瞬間的にそんな連想をし、「誕生」の世界に突入した


 一人でも私は生きられるけど
 でも誰かとならば人生ははるかに違う
 強気で強気で生きてる人ほど
 些細な寂しさでつまづくものよ
 呼んでも呼んでも届かぬ恋でも
 むなしい恋なんてあるはずがないといってよ
 待っても待っても戻らぬ恋でも
 無駄な月日なんてないと言ってよ
 めぐり来る季節を かぞえながら
 めぐり合う命を かぞえながら
 畏れながら 憎みながら いつか愛を知っていく
 泣きながら生まれる子供のように
 もういちど生きるため 泣いてきたのね
 Remember 生まれた時 誰でも言われた筈
 耳をすまして思い出して
 最初に聞いた Welcome
 Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること

 ふりかえるひまもなく 時は流れて
 帰りたい場所が またひとつずつ消えていく
 すがりたいだれかを失うたびに
 だれかを守りたい私になるの
 わかれゆく季節を かぞえながら
 わかれゆく命を かぞえながら
 祈りながら 嘆きながら とうに愛を知っている
 忘れない言葉は 誰でもひとつ
 たとえサヨナラでも 愛してる意味
 Remember 生まれた時 誰でも言われた筈
 耳をすまして思い出して
 最初に聞いた Welcome
 Remember けれどもしも 思い出せないなら
 私いつでもあなたに言う
 Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること



エンディングを「ハッピーバースデイ」にダイレクトにつなげる

うれしいことにほかの卓のお客様も一緒に歌ってくれる
1コーラスは静かに、2コーラス目は強く

歌い終えて、この親子に他のお客様からも拍手が

お父さんは照れながらもうれしそうな笑顔
娘さんの目はちょっと光ってた

僕自身、歌いながら様々なことを空想、連想して、ちょっとグッと来ていた
(ハイ、そうなんです。情緒過多症の妄想族なのであります、ワタクシは)



この親子のおかげで、まったりムードのライブに大きな山場を作ることができた
感謝!

比較的早めに山場が来たので、ライブ前半は短めに切り上げる
いつもは60分くらいやるが、今回は40分ほど


休憩の間にほとんどのお客様がお帰りになる
演奏する側からするとちょっと寂しい
でもこれが食べ物屋さんで通常営業中にやるライブの宿命

逆に言うと、
休憩を挟むことでお客様の帰るきっかけを作ることにもなる
そうすることでお店は回転し、次の客を招き入れることができる
(もっとも、この日は「次の客は」いなかったが)

たっぷり食べておなかも満足
しかもサプライズで生演奏も聞けてちょっといい気分
お客様に気持ちよく帰っていただけるかどうか

これが三貴ライブでのボクの役割である




2部は顔見知りの方が残ってくれた
彼らのために、淡々と歌わせてもらった
(これはこれで実に楽しい)



ライブハウスやコンサートホールでの成功とは、違う価値基準のライブ
それが「三貴ライブ」だと思っている

その意味で今回も満足感の残るライブにすることができた


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2009.02.13

明日の「朝市コンサート」は中止です

所用により、明日の「朝市コンサート」は中止させていただきます

次回の「朝市コンサート」は2月28日(土) 朝 8時半~10時半です

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2009.02.11

2.11 メモリアルデイ 「オカリナアンサンブル かざぐるま」と「へた親」

越谷市サンシティホールで行われたオカリナコンサート「風のおくりもの」に行ってきた

フルート・オカリナ奏者 山田恭弘氏とその門下生によって行われているコンサートで今年が3回目


第1回「風のおくりもの」には
オカリナアンサンブル かざぐるまの一員として僕も出演している

そして、それを最後に僕は10年在籍した「かざぐるま」を脱退した

自分の本来のスタイル=ソロ活動に立ち返るためだった

   解き放たれた僕は
   水を得た魚のように一人きりで全力疾走を続けた
   (もしかしたら糸の切れた凧だったかもしれないが…)



同じ日、旧友PA-LA-LA隊長が「へたくそ親父のギター弾き語り」という音楽コミュを立ち上げた

その話を聞いた僕は早速「へた親」に参加した

旧友を手助けしたいという思いもあった

なによりもそのコンセプトが気に入った

うまいへた関係なしに、
音楽が好きなものが好きな音楽を楽しみつくそうというコンセプト

いかにもPA-LA-LA隊長らしいと思った

これといった縛りも強制力もなく、ルーズでゆるやかなコミュというところが良かった

最初はわずか数人のコミュだった
それが2年の間に100人に手の届きそうなまでに成長している



僕のソロ活動はこの2年間「へた親」のメンバーの刺激を絶えず受けながら続けられてきた

もしも「かざぐるま」脱退後、徒手空拳のままソロ活動を続けたとしたら…
今のような広がりを持つことができただろうか

時々そう自問することがある

それこそ糸の切れた凧のように大空をさまよった末、空中分解していたんじゃないか
そう思うこともある


無論「へた親」と僕のソロ活動は別個のものだ
けれど「へた親」の活動を通して、僕は自分のライブの場やオーディエンスの層を広げることができた

その意味で「へた親」は僕にとって自分の音楽活動を支える大切な場となった




一方、「かざぐるま」での10年間
僕は人と音を合わせるということの楽しさと難しさを学んだ
この10年がなければ、独りよがりな音楽を続けていたかもしれない
人を活かすための演奏、人に活かされるための演奏
「かざぐるま」で僕はそんなことを学んだような気がする



コンサート「風のおくりもの」で演奏する「かざぐるま」は2年前のレベルをはるかに凌駕しつつあるように思う
なにより当時どうしてもたどり着けなかったバンドとしての「歌心」を表現できるようになりつつある

素直にうれしいと感じた






2月11日

この日は僕の音楽活動にとっては忘れられないメモリアルデイ






→「へたくそ親父のギター弾き語り」コミュトップページ

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「唄の駅」vol.1 旗揚げ音楽界に参加する

音楽友達・ふく助さんが呼びかけ、できた新しい音楽コミュ

「フォークソング+歌声 唄の驛」の旗揚げの会に参加しました

場所は四谷3丁目の「音楽ひろば」
廃校となった小学校を利用した施設

このコミュのコンセプトは上記をごらんください

ふく助さんの呼びかけに共鳴するものを覚え、お手伝いすることにしました

集まった人たちは総勢30名くらいだったでしょうか

僕とは同世代の人たち(オールドフォーク系)
浜田省吾命の青年
ハワイアン+フラの「お姉さま方」
サックスプレーヤー
押尾コータローフリークの方
ベンチャーズ系の方(昔、寺内タケシのバンドにいたり、勝ち抜きエレキ合戦で優勝したという豪の方々)
若干30歳でオールドフォークを愛し、大正演歌を歌うプロ歌手・岡大介さん
僕と同年代でウクレレ漫談やフィドルなどで参加してくださった鰯家猫輔師匠
オリジナル系弾き語りの方

本当に多彩な方々が集まりました


第1回目ということもあり、それぞれ少し遠慮気味なスタートでしたが時間の経過とアルコール蔓延度の進行度合いにしたがっていい感じに

各出演者が20分程度の持ち時間をフルに使っての演奏会となりました

僕は加山雄三セッションで「夜空の星」と「君といつまでも」でインスタントセッション

それとラストステージで歌わせていただきました

  めぐりあい
  クレージー
  テネシーワルツ


エレキ組と猫輔師匠のフィドルのバッキングで気持ちよく歌わせていただきました

それにしても最高のバックアップで気分は最高!


まだ1回目
手探りをやっと始めた段階ですが、育ってほしい音楽コミュです

及ばずながらもふく助さんのお手伝いを続けさせていただきたい

そう思えるコミュオフ会でした


お集まりになられた皆様
おつかれさまでした

ふく助さん
またがんばりましょう


ありがとうございました

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プラネタリウムライブ カメリアさんを訪ねて

プラネタリウムでライブをやっているカメリアさんを訪ね、千葉の君津まで車を走らせた


カメリアさんはギターインストされる方
一昨年のLive in 清津峡でご一緒して以来のおつきあい
無国籍堂ライブにも足を運んでくださったこともある


君津亀山少年自然の家は君津からさらに車を走らせた山中にあった
その一角にあるプラネタリウムがライブ会場

高いドーム天井
100席ほどの客席が天井の星を見るために仰向けにセットされている

漆黒の闇
ステージすらシルエット
ドームに光る星、星、星…

そんな非日常空間でのライブ

カメリアさんを始め数組の方が順次、インストを奏でていく
マンドリン、オカリナの演奏もある

ロマンチックなライブだ
インストに身をゆだねながら、子供のころ眺めた満天の星を思い出していた


ライブの最後にカメリアさんが僕を紹介してくれる
ご挨拶代わりに歌わせていただく

 シルバーウィング
 テネシーワルツ

プラネタリウムという異空間で歌うのは初めて
もうちょっと星にちなんだ歌を選べばよかったが、とっさのことなので歌い慣れた歌を選んだ

この場に合わせて少し抑え目のトーンで
恋人を失った悲しみが夜空に吸い込まれていくイメージで歌う

漆黒の闇に向かって歌うのは幻想的
初めての体験だった
(キャンプ場ですらランプの灯りがある)
お客様の表情を見ながら歌うのを常とする僕には、なかなか難しく得難い体験をさせてもらった


プラネタリウムでのライブ
コンセプトが難しいのではないかと思う

星を見ながらBGMコンサートと考えるのか
ライブがメインでプラネタリウムの闇と星を効果と考えるのか
その中間をねらい、どの辺どういうバランスで落としどころを作るのか

多分手探りをしながら続けているのかなと感じる

いずれにしろ、このシチュエーションでのライブに魅力を感じる

順調に定着していくのを願ってやまない


いい体験をさせていただいた
カメリアさんやたのみなさんに感謝!

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楽しきかな 「へた親」横浜オフ会

「へたくそオヤジのギター弾き語り」(へた親)の横浜オフ会

無事、楽しく、充実のうちに終了しました

今年最初のオフ会は横浜・山手から
さらに来週2月11日で「へた親」が産声をあげて3年目を迎えます

そんな意味でメモリアルなオフ会でした

5人でスタートした「へた親」も100人に迫る大所帯に!
メンバーも首都圏だけではなく北海道や愛知県などにまで

結成当初には想定すらできなかったほどの成長
様々な試行錯誤や話し合いを重ね、その成長ぶりに対応してきました
そこには多少の「成長痛」をも伴いました

   結成当初の牧歌的な「へた親」らしさを
   いかにして維持し、根付かせるか

今回の「横浜オフ会」はいわばそれが試される音楽会でもありました


そして…
幹事・kellyさんのかゆいところに手の届く準備と心配り
進行役・ぺぐさんのまったりしたゆとりある運営
参加された皆さんの暖かく快いご協力

それらがすべてひとつに重なり、
横浜オフ会を楽しく終えることができたと思います

先に述べたテーマもいい方向で達成されたと感じています

新しく参加された方も旧来メンバーの方も、ともに楽しんでいただけたように思います


横浜オフ会がいろんな意味でメモリアルなものになり、うれしく思っています




な、なんか…
PTA会長のご挨拶みたいになっちゃったあせあせあせあせあっかんべー



ここからはオフ会の模様をレポートします

皆さん全員の演奏風景の写真を撮影しようと思ったんですが…
演奏を聴くのに夢中になり、ほとんど撮り忘れました
ご容赦!!




会場になったのは竹之丸地区センターという公共施設でした

完全防音の工作室にPA装置一式を運び入れ、早速セッティング
今回はフル装備でしかもモニター付き
マイクはボーカル用2本+楽器用1本+ライン用+エレキ用
合計5チャンネル

工作室は1時間でちょっとしたステージに変身
ここ数年アンプ1台にギターとボーカルという簡単なセッティングでやってきました
久しぶりのフルセッティングだったのでバランス調整がイマイチだったかも

とにもかくにも定刻ちょい過ぎに音楽会はスタート

出演順はkellyさんの発案でトランプを引いて公正に決めましたが…

なぜかトップバッターはいつものように「ミツダイ」の二人

先週初ライブを敢行し勢いに乗る二人の演奏はカッコよかった

 ①まっすぐの道 (『まっすぐな道を』が正しいタイトルとのお叱りをザッキー君から受けました)
 ②冬の終わり

相変わらずの透明感と若さあふれる演奏は快感すら感じました
「風邪をひいた」というザッキーの‘イイワケ'が今オフ会のキーワードとなりました
ザッキー本人は結構きつかったみたいだけど、このイイワケの一言が「お約束の言葉」となり、座を大いに和ませてくれました




2番手はすめちゃん(すめあごる。)

 ①キャシーズソング
 ②ワンモアタイム・ワンモアチャンス

昨年まではS&Gなど洋楽中心のすめちゃんでしたが、最近は邦楽に目覚めたとか
今回は和洋2曲をチョイス
ワンモア~は昨年暮れのデスペオフ会で「すめだい」としてあおだい君とやった歌でした
このところボーカルにも自信がついてきたみたいでしっかり歌いきってくれました
すめちゃん独特の可愛いいブラックジョークもまた健在でした




ペグ&ケリー

①ウォッチ・ザ・リバー・ラン
②ユアソング

ユニットを結成して4ヶ月になるこのお二人
定期的な練習はダテじゃない!見事に成果が出ていました
ケリーさんの透明な声は肩に力が入らずどこまでも心地よく
ぺぐさんの技巧を凝らしながらも決してでしゃばらないギターがからみ
気持ちのいい演奏でした




リコさん

①マスカレード (with たくちゃんギター)
②ダウン・バイ・ザ・リバー (with古池ギター)

セイラさんやkellyさんと一緒にバーバーショップを歌っている方
今回初参加です
普段は無伴奏で声だけで勝負していらっしゃるだけあって魅力的なアルトを聞かせてくださいました
「マスカレード」たくちゃんの軽快なラテン風ギターがリコさんにからみます
「ダウン・バイ・ザ・リバー」はマヘリア・ジャクソンがバックにコーラスを従えて歌う感じで他の人も巻き込んでの演奏になりました




ももっちさん (with古池)

①竹田の子守唄 
②イムジン河

前回オーディエンスとして参加してくれましたが、今回はマンドリンの演奏を
マンドリンのリリカルな音が心地よく響きました
普段フラットマンドリンの鋭い攻撃的な音を聴きなれていたので、ボール型(?)の余韻のあるマンドリンの音が素敵でした
実は僕は高校生の頃、当時つきあっていたMちゃんと二人でユニットを組んでいました
Mちゃんのマンドリンに僕のギターという組み合わせで映画音楽なんかを演奏してたんです
ももっちさんの伴奏をしているうちに青春時代の思い出がよぎっていました
(Mちゃんにはその後見事にふられ…わずか数ヶ月のユニットでしたが…)




ちーさん (withたくちゃん)

地元山手にお住まいのちーさん
ハマフォークでお世話になっている方です
僕と同年代で話がかみ合い、親しくさせてもらっています
初参加ということで「借りてきた猫」状態だったのがおかしくて…

歌うはチェリッシュの「白いギター」

やはりフォークソングが身体に染み付いてらっしゃる
ゆったりと聞かせていただきました
やはりハマフォークで一緒にやっているたくちゃんのギターとハーモニーがちーさんの歌の背後でからみついていく
素敵でした




あるあす&せいら

①旅の途中
②赤の静寂

このお二人も昨年秋に結成したユニット
お二人とも音楽的に高いところをめざしているのがうかがえるユニットです
でもそれ以上にコミックバンドの方が似合いそうなやり取りでした
これはあるあすさんのギャグ根性にせいら姫がおっとり返すところが見どころ
おっとり返しながらも、いつの間にかあるあすさんをやり込めているところが最高に笑えます

でも、演奏は凝りに凝ったカッコいい選曲とアレンジでした
難しいところを狙っているだけに、なかなか練習がついてこないという感じのユニットでした
でも今回は完成度も上がり密度の高いユニットに変貌しつつあると感じました



リオさん

①ハウンド・ユア・ヘッド
②マーサ

3日前に「へた親」に入会した方です
トム・ウェィツのナンバーを渋いしゃがれ声で歌ってくれました
演奏からかなりの場数をこなしている方だなって感じました
「風邪をひいてるもんで…普段は天使の声なんですが…」というノリが楽しかった
「へた親」にまたまた強力な個性が加わりました




Martin古池

①月光値千金
②ウェルカム上海

実はちさこちゃんとやるはずだったんですが、直前になってインフルエンザに倒れ…
久しぶりの一緒の演奏を楽しみにしていただけに残念至極
ちさこちゃんにしても今回がカムバックステージだっただけに無念の思いだと思います
ということで、今回の選曲は当初二人でやろうと思っていた路線で
2曲とも僕にとっては新曲です
僕にしてはめずらしいジャグバンド風味にしようと思っていました
結構練習したんですが、残念ながら思い通りのパフォーマンスにはなりませんでした
やはりこの歌がまだ身についていないということでしょう
今後のライブで歌いこんでいこうと思います



さすらいのギタリストさん

①ラブレター
②プカプカ (with たくちゃん+古池)

やはり、見事にさすらい節でした
肩の力が抜けた歌、力の入らないトーク
いつ聴いても魅力あります
やはりそこにさすらいさんの表情が見えるからなんでしょうね
「ラブレター」をさすらいさんが歌うと中年男のやるせない恋を思わせ…
「プカプカ」は僕の決めに歌っているヤツの「だるいバージョン」だそうで…
軽妙な歌い口はやっぱりスケベ、いやステキだった




らむねさん (with あるあす)

①若き日の放浪
②新しいシャツ

なんて透明な声なんだろう
なんて繊細な歌なんだろう

これが印象のすべてです
あるあすさんの繊細なギタータッチと見事にマッチして
(あるあすさんのスペック、やはり高いですね。あらためて再認識)
この世界ははまる!
本当に素敵でした



Toshさん

①チャイナタウン
②祈りの歌

この方の演奏には大人を感じます
がんばらずさらっと流しているようで、そこにほのかな足跡が残っていて、それがなんとなく後を引き気になっていく
そんなアダルトな演奏でした
横浜にちなんで選曲された「チャイナタウン」もよかったですが、オリジナルの「祈りの歌」は後ろ髪がひかれます

演奏するときだけかける「近眼鏡」が笑えました



るびいちゃん (with 古池)

①真夜中のドア
②さよならの鐘

2曲とも以前のオフ会でやった歌です
今回も前回同様合わせの練習は一度もやらず、事前の打ち合わせだけで臨みました

昨年後半るびいちゃんはあちこちでライブをこなしており、その成果が表れた歌だったと思います
るびいちゃんは歌にもステージングにも余裕が出てきました
エンディングなどはアイコンタクトでアドリブをかましてくれました

やはり実践でもまれているんだなぁと感じます



いちろう16さん

①傘
②ラブリー?

ハマフォークで親しくしてもらっている方です
実はご自宅が会場のお隣ということです

この人は本当に味がある
歌もギターもたしかな技術があるし
何よりも歌心がすばらしい
いちろうさんの歌聴いてて、泣けてきたのは内緒の話

でも…
どうしても顔と歌のギャップがうまらない…(ゴメン)




ビッケさん

①オリビアを聴きながら
②If We Hold On together

ピアノ弾き語りの方
素直な歌声がピアノ伴奏によくマッチする演奏でした
聴衆を引きこむ演奏はすばらしかった



coloちゃん+みえちゃん (with 古池)

①恋人よ
②駅

ピアノ伴奏のみえちゃんが緊張のあまりうまく弾けなかったというハプニングで急遽ギターでバックアップにまわりました
そんな状態の中をうまくおさめ、みえちゃんをうまくフォローするcoloちゃんはさすがでした
昭和歌謡の女王のような貫禄でした
昭和歌謡のマヘリア・ジャクソンとよんじゃおうかしらと思ったぐらいです
みえちゃんも2曲目は緊張もゆるみやっと本来のパフォーマンスに



PA-LA-LA隊長

①ランプイン
②ノーエンド・サマー

一巡目のラストバッターは「へた親」の管理人、隊長
ピアノが本職の隊長
ピアノ前に座る彼はカッコいい
ギター弾き語りの時とは表情からして違う
そして、やっぱりどこかで必ずギャグをかましてくれ…
本人大真面目、まわり大笑い
やはりこの人は「へた親」の象徴であり、隊長だな



これで、すべてのエントリーは一巡
この後はやりたい者がちのフリータイム
名乗りを上げた順に演奏し、他の人がそれにからんでいきます

「へた親」オフ会の醍醐味はまさにここから始まり!


すめちゃん(恋・月)⇒恋ではなくコインだそうです
たくちゃん (お掃除おばちゃん)
るびいちゃん (ブルース、曲は忘れた)
リオさん (スタンド・バイ・ミー)
いちろう16さん (夏一夜)
バーバーショップ (聖者の行進)
ビッケさん (Saving All My Love For You)
さすらいのギタリストさん (M)
ミツダイ (はじまり)
ももっち (コスモス)
Martin古池 (水鏡・函館物語)
ぺぐ&ケリー (More Than World)
Toshさん (?)
あるあす&せいら (砂上の夢)

…あとは、忘れた!


からめる歌には誰ということなく絡み、打ち合わせなしのぶっつけ本番が延々と続きました




楽しいオフ会でした
今年1年を占う、いい集まりになりました


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2009.02.10

2009年2月 ライブ・コンサート予定

2月8日(日)   歌の駅 参加 (終了) 

2月15日(日)   越谷青年会議所ライブ(クローズド) 

2月20日(金)   三貴ライブ
            夜 9:00~11:30
            南越谷 ダイエーそば 
            【地図】お好み焼き「三貴」
              埼玉県 越谷市 南越谷1-13-7
                    048-988-3500

             ★チャージ無料(飲食代のみ)

2月22日(日)   すみれコンサート
           午後4時~6時
           「すみれ美容室」
           東武伊勢佐木線 蒲生駅東口徒歩3分
           蒲生駅前商店街
            渡辺則子    ハモンドオルガン
            すめあごる森永 ギター弾き語り
            Martin古池   語り弾き


2月28日(土)    朝市コンサート
            朝 8:30~11:00
            越谷市場 2号棟入り口 景品引換所そば


★2月14日(土)の朝市コンサートは都合によりお休みいたします

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