ヘタ親 五日市キャンプ 青空の下で演奏会
車の中で目覚める
日差しが目にいたい
昨日と打って変わって青空!
で、なんで車の中にいるの?
明け方近くまでバンガローに寝てたはずじゃ?
記憶の糸をたぐる…
そうだ!
あるあすさん、横になって眠りながらもギターを弾いてたんだ
それもジャジーないいフレーズを!
その横にすめちゃんが転がって合わせて弾いてたんだ
二人とも半分以上は眠っていた
無我の境地をさまよいながら、いつ果てるともなく弾き続けてたんだ
それを聴いてるうちにすっかり目が覚めてしまった僕は、車に戻り冷え切った身体を暖めてたんだ…
キャンプ場に戻るとすでに皆起き出して、思い思いに過ごしていた
河原でギターを弾く者
カマドに火をおこす人
朝飯の準備に精出す方
緑がまぶしい
そんな光景を見ながらあらためて思った
ああ、キャンプにきてるんだなぁ
隊長お手製の鶏ガラスープでソーメン
昨夜残ったご飯を蒸して作ったおにぎり
タコがいなくなったタコサラダ
余った食材での遅い朝食を済ませ、一気に後片づけ
すべてを終えていよいよ始まった恒例の演奏会
司会進行は夕べ遅く息子とともに到着したたけちゃん
僕はこの演奏会を大事にしたいと思っている
ギターキチガイ、音楽キチガイの集団
延々だらだらといつまでも楽器と戯れ続ける性癖がある
僕も例外ではない
そんな輩がしばしの間、その手を止めて人の演奏を聴く
演奏する側にまわると、逆にじっくり聴く人たちに自己表現しなければならない
与えられた時間を自分の演奏で自己表現する
だらだら演奏とは明らかに違ったものがある
その時間は自分のステージなんだから
これがあるからこそ、キャンプオフ会に意味がある
会場を借りきってのオフ会も悪くはない
緊張感がある
でも圧倒的に時間が短い
楽器と戯れつつも、緊張感ある演奏をするためには合宿かキャンプがぴったりだ
5月の八ヶ岳の時は演奏会の時はみんなかなり緊張していた
今回は人前での演奏に少し慣れたみたいで、のびのびと演奏しているように見えた
僕はしんがりを努めた
夕べのようにトミさんシリーズをやればあるあすさんや、すめちゃんとからめた
でも、今日は本来の自分のスタイルでライブをやりたかった
テーマはやはり夏
夏休み
蚊の歌
ハエ・ハエ・ハエ
これに加えてマイ・ボーイ
マイボーイを歌ったのには二つの理由があった
一つはこの夏自転車での長旅を終えて参加してくれたたけちゃん親子がいたこと
彼らへのリスペクトの気持ちだった
もう一つは数ヶ月前に家を飛び出した次男から演奏直前に電話がかかってきたこと
仕事を辞めたとの報告
しばらく人生浪人をしたいとの報告だった
次男と話しているうちに、その昔幼い彼を連れて山々をさすらった記憶がよみがえってきた
五日市はまさにさまよった山域の一つだった
マイボーイを歌いながら胸に来るモノをこらえるのに懸命だった
最後の歌は
八ヶ岳の歌~ありのままに
それぞれのリフレインをザッキー君にハモってもらった
演奏しながら突然の目配せにザッキーはよく応えてくれる
そのままたけちゃんにバトンタッチをして本家「ありのままに」で五日市キャンプは幕を閉じた
いいキャンプだった
企画準備を一手に引き受けてくれた隊長に心から感謝
心を合わせてキャンプを盛り上げてくれた参加者の皆さんに感謝
10月に開催する南丹沢 清津峡キャンプ場での
Live in 清津峡につなげていきたいと思います
参加されたみなさん
ぜひとも清津峡にも!!
| 固定リンク | 0
「へたくそ親父のギター弾き語り」カテゴリの記事
- 「へたくそ親父のギター弾き語り」のこと(2019.11.12)
- 人生の先輩たちへ 感謝を込めた応援歌(2009.06.15)
- もうひとつのオフ会 函館編(2009.06.15)
- ジェニーズ(2009.06.15)
- 北の大地から帰還(2009.06.15)
コメント