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2008.06.30

朝市コンサート いつものように淡々と

昨夜のトミ藤山さんのライブの余韻を残しながら、越谷市場で歌い始めました

朝はまだ8時半

前回の朝市コンサートには「みつだい」の二人が遊びに来てくれましたが、今回はいつものコンサート


今日の日記は「朝市コンサート」の打ち明け話を少々…


「朝市コンサート」では

市場の風景、風物詩をめざして淡々と演奏を進めることにしています

ここでは特別のことがないかぎり、MCなどいれず
ひたすら歌い続けます

歌だけで勝負と言っちゃえばカッコいいけど
目に見える反応ってのが少ないだけに、難しいコンサートです

駅での「街角ライブ」に通じるものがありますが、決定的に違いもあります

駅の場合、特別の目的を持って人は歩いていない
家への帰り道だったり、飲み屋への往来だったり、単なる時間つぶしだったり…
いろんな雑多な人たちが行き交う人生のターミナル
それだけに行き交う人の琴線に触れるとちょっとした盛り上がりもできやすい


市場は買出し、買い物という目的のある人たちが行き交います
彼らは予定の買い物や、掘り出し物を探して行き来しています
目的を達成すると、さっさと家路につきます



どちらが難しいかというと、市場の方が断然難しい
(駅の場合、警備員、駅員、おまわりさんへの対応というヤツがありますが…)


最初の1~2年はへこみそうな気分と戦いながらの2時間でした
まわりのいぶかしげな目や、市場内でのこころよく思わぬ人たちとの葛藤があり辛かったこともあります
月に2回の朝市コンサートが精神的ストレスだったこともあります


継続は力なりといいますが、しつこく続けて早4年半

だんだん認知され、
足を止めてくれたり声をかけてくれる人も多くなっています
通りすがりながら、聞いてくれてるってことも分かるようになりました
目に見えない反応ってヤツです

だからこそますます歌をしっかり歌いきらなければならないって思うようになりました

他のライブでは、MCで演出することも可能ですが
歌のデキだけが問われるのが朝市コンサートだと思います

不思議なもんで


 どうせ聞き流してるんだろうから
 ちょっとくらい間違っても、どってことない


こんな気持ちがちょっとでもあればアウトです

その日は最後まで見えない反応すらつかめず終わってしまいます

市場だからこそ、一音一音にこだわった演奏をするように心がけています


最近「朝市コンサート」が自分の歌を磨く道場のように思えるようになっています


エンディングテーマ曲は「テネシーワルツ」って決めています
その時たとえ人がいようがいまいが、
じっくり心をこめて歌うようにしています

不思議なもので、このテネシーワルツが始まるとどこからともなく人が集まり、終わると大きな拍手をもらえるようになりました


  これが市場の風景・風物詩になるってことなんだな


ちょっと手前味噌な恥ずかし日記になりました
たまには振り返ることも必要かななんて思いつつ



で、今回の「朝市コンサート」はどうだったかって?

いつもどおり、淡々と進め
いつもどおりかすかな反応と笑顔をいただき
いつもどおりテネシーワルツでしめ
いつもどおり暖かい拍手をいただきました

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