« 【訃報】 婆猫ミーちゃん召される | トップページ | そろそろ 気持ちを切り替えなきゃね »

2007.05.11

安らかに眠れ ミー

仕事を終え、家までの1時間半

気持ちは揺れていました

早く帰って、ミーを葬ってやらなければならない
でも、帰りたくない・・・ 
帰るのが怖い

14年間、一緒に暮らしてきたミーの死を認めたくない

そんな思いだったのかもしれません

とある公園の一角

深夜の公園は人影もなく、われわれ一家だけがたたずんでいました

ミーの墓を掘った場所、
そこはいつもギターの練習をする場所にしました

タオルにくるまれたミーを安置し、花をしきつめ

最初の土をかけたとき

こらえきれず、むせび泣いてしまい・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14年前、ミーは我が家の物置に産み捨てられていました

かなり衰弱しており、左目もあかない状態

育てられないと判断した親に 捨てられた猫でした

まだ小学生だった子供たちがその子猫を拾い、育て始めました

ミーはすくすくと育ち、いつのまにか我が家の欠かせぬ構成メンバーになっていたのです

14年という月日は、子供たちの成長の時と重なっています

小学生だった子供たちが思春期を向かえ、やがて成人していく・・・

その過程をミーはともに生きてきたのです

第二反抗期=第二自立期の荒波の中で、すさんでいく子供たち

恋に破れ、失意の時をミーを抱き、じっと涙をこらえた長男

決して猫かわいがりをしないが、たえず一定の距離からミーに気を配っていた次男

そんなあれこれを思い起こすと

ミーは子供たちの成長過程の同伴者だったように 思えます

14年の年月を経て、二人の子供たちも一応大人の仲間入りをしました

そして

まるで、自分の役割は果たしたとでもいわんばかりに

ミーは静かに息を引き取ったのです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミーを葬り、家のドアを空けた時、どうしようもない悲しみがこみ上げてきました

いつも走りよってくるミーの姿がそこにはない

大切なものを失った喪失感に打ちのめされた思いです

やがてミーがいない生活が普通になり、喪失感も薄れていくでしょう

でも、我が家の歴史の中に存在したミーの足跡は色褪せることなく残るでしょう

ミーよ

さようなら

そして・・・

ありがとう

安らかに眠っておくれ

|

« 【訃報】 婆猫ミーちゃん召される | トップページ | そろそろ 気持ちを切り替えなきゃね »

ババ猫ミーちゃんの糖尿生活」カテゴリの記事

コメント

とうとう、役目を果たしてあの世へ帰ったんですね。

数年前にどう生きたら良いのか路頭に迷っている時分
よく僕を古池宅によんでくれていましたね。
お邪魔する度にミーちゃんは快く迎え入れてくれました。
ありがとね、ミーちゃん。

本能である種の保存から離れ大きな愛を実践してきたミーちゃんを
尊敬してやみません。
ご冥福をお祈りします。

投稿: まさみ | 2007.05.11 03:06

まさみちゃん
コメントありがとう

確かによく生きたと思います
ありきたりな言い方ですが、
彼女がそこにいるだけで安らぎを分けてくれたような気がします

子供たちの同伴者であっただけではなく、僕やカミさんにとってもね


投稿: Martin古池 | 2007.05.11 17:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 安らかに眠れ ミー:

« 【訃報】 婆猫ミーちゃん召される | トップページ | そろそろ 気持ちを切り替えなきゃね »