函館から汽車に乗って内地に帰る
内地に向かう汽車は快調に走り続けています
窓の向こうは海が広がり、
海の向こうに臥牛山(がぎゅうさん)がぽっかり浮かんでいます
臥牛山とは函館山の別称
まるで牛が臥せているようなのでこう呼ばれています
汽車がカーブをまがり、山影に函館山が消える
しばらくして再び姿を現す函館山
そのたびに遠く小さくなっていく函館山
はげしく
後ろ髪が引かれ、胸がしめつけられる
そこには少年時代の思い出がべったりと張り付いています
今回飛行機ではなく、汽車で帰ることにしたのは正解だったと思います
飛行機では気持ちの整理ができそうにありません
小さくなるく函館山を眺め、引き裂かれそうな思いを味わい…故郷の街に別れを告げる
津軽海峡を渡り東北の山々を眺めながら関東平野に入る
この8時間の列車の旅が気持ちの切り替に必要な気がします
すでに他人の街になって久しかった函館が、年々僕の中で大きな存在になってきています
長年切れていたこの街に暮らす人たちとの糸が、ここ数年急速に回復しつつあるのです
この街で再び暮らすことはないってことはよくわかっているのに…
このやるせない気持ちは
一体何でしょうかね
今回飛行機ではなく、汽車で帰ることにしたのは正解だったと思います
飛行機では気持ちの整理ができそうにありません
小さくなるく函館山を眺め、引き裂かれそうな思いを味わい…故郷の街に別れを告げる
津軽海峡を渡り東北の山々を眺めながら関東平野に入る
この8時間の列車の旅が気持ちの切り替に必要な気がします
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