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2007.02.21

こじんまりと歌いたい

昨夜、カラオケ仲間のH沢さんに訪ねられた

400人近い人の前で演奏するのって…
緊張しない?

オカリナ・コンサート「風のおくりもの」のことだ

いや、あんまり緊張しないな
むしろ、10人とかの前で演奏する方が
よっぽど緊張するよ
もしかしたら、
一番緊張するのは…
タイマンで歌うときかな…

500人の前で歌うより200人の前で歌うほうが好きだ
200人より100人、50人、20人…

人数が少なくなればなるほど
納得のいくライブができるような気がする

それは客の顔を見ながら、ライブが展開できるからだろう
こちらの投げたボールに対して客の表情やリアクションを見ながら対応をどんどん変えていく

つまり歌を通してキャッチボールできることが理想のライブ
それにはたがいの顔が見え、息づかいが伝わるような条件が必要

人数は少ない方がいいのだ

客の数が増えれば増えるほど、キャッチボール感覚はどんどん希薄になっていく

おもしろいもので、それにともなって緊張感はどんどん薄れていく
      3万人とかって規模になると別の緊張感が生まれるんだろうけど…
   そんな経験がないからわからない

多分それは人と人との関係が薄れて行くからなんだと思う
だから、むしろ客の人数が減れば減るほどプレッシャーは強くなってくる
究極は1対1のタイマン・ライブというわけです
  (何度も経験ありますよ。これは緊張しますよ)

30代の頃、今回と同じホールで歌ったことがある
相棒ペケさんとの1時間ライブ
暗転した客席に声は吸い込まれ、あずましくない(こころもとない)ライブだった
こじんまりとしたライブハウスでしか演奏経験がなかった僕には初めての経験だった

この時感じた違和感が後々の僕のスタイルに影響を与えたような気がする。

違和感…

それは客の顔が見えないという不安
客の反応がつかみにくいという焦燥

闇に吸い込まれた声が、本当に客に届いているのか不安におびえながらの演奏

これはちがう
俺が求めてるライブじゃない

そんな思いだった

時を同じくして井上陽水のコンサートに行った
武道館だ
スピーカーから流れる大音量に頭が痛くなった
そこに陽水を感じることはできなかった

この二つの経験から

自分のライブはできるだけ
こじんまりとやりたい

そんな思いを深くした

世の中大規模コンサートが喧伝される
まるでそれがステータスであるかのように
たしかに商業的には規模が大きいほど成功につながるのかもしれない

でも…
音楽的にはどうなんだろう…
疑問に感じる
なんか…
世の中間違っとるよ
まことに遺憾に存じます
ってな思いだ

この先まちがっても
大規模のステージで歌うことはないだろう

僕が歌いたいステージ

それは街角であり
公園であり
小さなライブハウスであり

いわば日常の生活に結びついたところで

ひっそりと、でも力強く、そして息長く歌いたい

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