【骨折り日記】 エピローグ
どうでしたぁ?
100%の負荷はかけられました?
骨は折れなかったでしょ?アッハッハ
阿久津先生のノー天気な笑い声につられてこちらも思わず…
アッハッハ
長かったけど今日で終わりにしましょうか
明日でちょうど半年ですよ、先生
折れた先の方は骨の成分はもうつかないと思ってくださいね
なに、ダイジョウブ!
その代わり硬い繊維質が隙間に入ってきますから
アッハッハ家のひび割れをニカワで穴埋めするようなもんですか?
アッハッハ
あんたのようなヘンナ患者がいなくなるのも寂しいが…
ま、これも人の世の定め
慎重に、でも過激にやってくださいアッハッハ
それにしても阿久津先生のアッハッハにはずいぶんだまされてきました
そしてずいぶん励まされてきました
なんだか名残惜しいって気持ちもあるんです
骨折から半年
本当にいろんなことを学ばせてもらいました
歩けないことのつらさ
身体の不自由な人たちにとって現代社会は住みづらいところだということも実感
人の情けと、冷たさと…
松葉杖にすがり、カタツムリのように歩くことで見えてきた足元の草花
歩けるようになり、身体を動かせることの喜び
悲喜こもごもでした
骨折したことで、それも完治するまで半年もかかったことで
逆に忘れていたことも思い出させてくれました
リハビリを自分に課し、
それが徐々にエスカレートし、身体に負荷をかける快感を思い出し
気がつくと体重は落ち、筋力も上がってきた
アスリートを目指していた頃の自分を取り戻すことができました
これは本当にうれしい副産物でした
【骨折り日記】は今回でおしまいになります
でも今の気持ちを忘れないように、時々読み返そうかななんて思っています
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コメント
足の完治おめでとうございます。半年ですか!骨折って大変なのを改めて感じました。でも、それさえもプラスに変えてしまうKOIKEさんの前向きな姿勢に、見習わないといけないなと思いました。無理しない程度にまた活躍してください。
投稿: まこちゃん | 2006.11.22 01:02
まこちゃん
ありがとう!
人生あざなえる縄のごとし・・・(だっけ?)
塞翁が馬
棄てる神ありゃ、拾う神あり???
何が吉で何が凶かなんてのは分かりませんね
吉を凶に変える気持ちってのが大事なんだな
っと、今回あらためて思いました
投稿: Martin古池 | 2006.11.22 10:00
逆でした
凶を吉に変える気持ちです(笑
投稿: Martin古池 | 2006.11.22 11:16