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2006.10.06

【独白】 歌がうまくなりたい

最近つくづくそう思う・・・

歌のうまさの基準ってのはなんだろう???

発声とかの技術的なことなんだろうか?
それはもちろんあるんだろうな。
技術的なことって欠かせない要素だから・・・

でも「うますぎて、嫌味だ!」ってこともあるしね
技術的なことがすべてじゃないんだろうな・・・

聴き手の心に歌がすっぽりおさまること
心の琴線にふれること

これが大事!

だとすると、ハートの部分はかなり大切。
歌心ってヤツ

歌心ってのは、人間性とか人生経験とか・・・が効いてくるんだろうけど
こればっかりは、自分がどう生きてきたか
今をどう生きているかにかかってくるような気がする

ただ、どんな人間だってその人なりの人生経験や人間性があるってもんだ
個性が突き抜けた人も、そうでない人も
経験豊富だろうが、人生おぼこだろうが
その人なりの(つまり僕なりの)歌心ってぇのは必ずあるはずで

だけど・・・

思い入れたっぷりに、全身全霊で歌ってるのに
聴く側からすると思わず引いてしまうことがあるのも事実
伝えるための技術が稚拙だとそんなあんばいになるんだろうな

つまり・・・

技術=ワザに裏づけられたハート=歌心

これができてはじめて心の琴線にふれることができるんだろうな・・・

伝えるための技術!

ふだん気をつけている技術がいくつかあるにはある

①音量を得るためには腹の底から声を出す
②情感を出すために、喉で息をコントロールする
  これが難しい。
   腹から出す声をストレートに出す時は喉の開きを全開にする
   イメージは腹から出した音が喉を同じ容量で通過すること
   情感を込めるときは喉で制御して絞り込む。
   この時は腹のパワーが10だとすれば喉を通過する時は2とか3とかに・・・
   あまったパワーは腹の中に圧縮されてためこまれるイメージ
③喉を通過した音を口に送り込む割合をどれほどにするか
   鼻の奥に逃がすことで音に余韻が生まれる
   頭の中を音がまわり、後頭部から抜けるイメージ
   この割合が多くなれば声に深みが出る反面、
   やりすぎると鼻声が強調され嫌味っぽくなる
   口からストレートに抜ける分量が増えれば歌は力強くなる
   反面やりすぎると歌が固くなる
④はっきりした発音をするために口を大きく開いて歌う
   言葉=詩を伝えるために音の出どころ、口の開きは大切
   でもあえて口の開きをおさえて、くぐもった声で歌うこともある
⑤その歌をどれくらい解釈できているか
   自分の歌はもちろんだけど、人の歌であっても
   どれだけ理解できるか
   自分の思いをどれだけ投影できるか
  これは技術以前の前提として大切なことだろうと思う
⑥歌の解釈の仕方に応じての使い分け
   歌い上げるのか、語るのか
   言葉をためるのか、つっこむのか
⑦あとはお客の反応に合わせて臨機応変の対応ができるか、できないか

ざっと、こんなことを意識して
一番いいあんばいのバランスを探しながら歌っているんだけど・・・
なにかひとつ足りないような気がしてしょうがないんだな・・・
もしかしたら、足りないのはほかの要素ではなくて、
普段やろうとしていることが(①~⑦)
できていないだけなのかもしれないけど・・・

歌がうまくなりたいな・・・

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コメント

今晩は、ラジオ深夜便です・・・
でなくて、MATUMURAです(笑)。

歌のうまさは色々な要素の総合体ですから、やっぱり一括りに
はできませんネ・・・。

というわけで、歌がウマイなぁと思った人を羅列してみま~す(笑)。

美輪明宏(ヨイトマケは、ずしりときました)
江利チエミ(この人は、日本の女性ジャズ・ボーカリストでは敵なし)
越路吹雪(「誰もいない海」がシャンソンしてます)
金子由香里(シャンソンの老舗)
美空ひばり(この人の持ち歌を他の人が歌った時にわかることがある)
尾崎紀世彦(難曲を楽に歌ってのける人)
森 昌子(上記同様、その女性版)
島田歌穂(ミュージカルの人だけれど、歌一本でも不満なし)
森 進一(歌詞を何倍にも聴かせられる人)

・・・まぁ、雑っとこんなところで。

それと、俳優・役者の歌う歌っていうのも
結構味があっていいものですね。

作曲家の森田公一がラジオで話していた受け売りになりますが、
「いい声してるね」は、初歩段階。
「歌が上手いですね」は、まだまだ。
「いい歌(曲)だなぁ」が、いい歌い手。


投稿: MATSUMURA | 2006.10.07 01:22

MATSUMURA君

お久しぶり

 「いい声してるね」は、初歩段階。
 「歌が上手いですね」は、まだまだ。
 「いい歌(曲)だなぁ」が、いい歌い手。

まさにそうだと思うよ。
いい歌い手になりてえもんだなぁ…

投稿: Martin古池 | 2006.10.08 23:12

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