嬬恋コンサート 2006
31年ぶりの嬬恋コンサートの模様をNHKの特番で見ました。
番組が始まる前からそわそわしながら…
ライブを裏から支えた人の話
拓郎とともに歩んできたカメラマンの話
会場におしかけたご同輩たちへのインタビュー
そこに時の流れを感じ
もう最初から涙腺がゆるみっぱなしです
そして同じように年を重ねた拓郎が、かぐや姫が…
ゲストで突然現れたかまやつひろしや中島みゆきさん
もう…たまりませんな・・・
平均年齢49歳
大人たちの祭り
このキャッチに妙にうなづいたりしてね
コンサート自体は10月29日にBSで放送されるそうですが
先立ってこんな特番組まれたんじゃ、
本編も観ないわけにはいかないべさ!
・
36年前
拓郎に初めて出会った時、僕は高校生でした
驚きと不快感とが同居した複雑な思いで拓郎を聴きました
プロテストこそフォークソングだと思っていた僕には…
プロテスト自体に疑問を投げかける
拓郎の『青春の詩』を素直に受け止めることができませんでした
それはまわりを疑ってかかる拓郎の視線に対する生理的な拒絶反応でした
人生直球勝負のような単純な僕には、拓郎の斜に構えたナックルボールを受け止めることができなかったのです
だから同級生がみな拓郎をコピーして歌っている時、
僕はそれを頑として拒んでいました
でも、拓郎が『青春の詩』や『イメージの詩』で投げかけたテーゼは
心の中に引っかかっていて…
やがて(政治的)プロテストフォークの持つ限界を感じるようになり、
拓郎のテーゼがあらためて浮上してきました
(この辺のことはまたいつかあらためて書きたいと思っています)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あの春の時代から長い年月が過ぎました
夏の時代を経て、秋の時代に足を踏み入れて…
そして今
私は思っています
歌は年月とともに成長するんだね
歌の持つ意味も年とともに変わってくるんだね
今日までそして明日から
拓郎のデビュー曲が、36年の年月を経て
今あらためて自分に迫ってきています
今宵は少々 情緒過多症に陥っているのでこの辺で…
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