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2006.09.05

第9回 森の音楽祭 良質の音楽を堪能!

こんなに幸せな気分でいいんだろうか
八ヶ岳から帰って一日過ぎ、いまだ深い余韻に浸っています…

今年で9回目の森の音楽祭
開幕時間の午後3時に会場の「二郎小屋」に到着

ビスターリ
  ビスターリ!!

あすなろ山の会のメンバーから歓迎の挨拶を受け、僕も

ビスターリ

ビスターリってのはネパールの言葉で
ゆっくりと、のんびりね
そんな意味です。
あすなろのメンバーがヒマラヤトレッキングに行ってから
挨拶がわりに使われるようになりました

音楽祭は予想通り定刻の開演から大幅にずれ込みそう

ま、いいかぁ…
ビスターリ

の…おなじみ「あすなろタイム」

でも!
準備は着々と進められていました。
昨年作られたステージに今年は屋根がふかれ、いつもたたられる雨対策はばっちり!
強力なPA装置も運び込まれ、セッティングの真っ最中でした。

八ヶ岳のケーナ吹き、棟梁・山本サッちゃんが昨年から燃えているんです。
お仲間のケンさんと二人で音響調整に余念がない。
昨年から僕は一切合切、棟梁たちにおまかせ状態です。

定刻より40分以上過ぎてから音楽祭は開幕。

司会の三島ゆうさんの開会宣言に続いて、小屋の“オーナー”二郎さんのご挨拶。

夕暮れ間近い森の中で、早速演奏開始。

トップバッターはベースのケンさんを中心としたナンチャッテ・ジャズ・バンド
エレピ(エレクトリック・ピアノ)とサックスのトリオです。
おなじみのスタンダードを心地よく演奏

この「ナンチャッテ…」が今回は大活躍。
ボーカルを加えたりしながら、進行のつなぎ役を4ステージもこなしてくれました。

このあとは若い二人組み海老天
 (海老沢君とテン太君だったかな…?)
一生懸命さが初々しい二人の演奏はエレピの伴奏でデスペラード
若い二人にアンコールの声が…
エレピの音色を変えてもう一度 デスペラード やるところが初々しいですね

そして我々 オカリナ・アンサンブル かざぐるま 登場。
「かざぐるま」は森の音楽祭と同じあゆみを積み重ねてきました。
9年前に結成され、第1回 森の音楽祭から出演しているレギュラーです。
最初のころはおぼつかない演奏でしたが年数を重ね、少しは成長したかな?
直前の音合わせだけで演奏に臨めるまでになりました。
今回は練習時間がまったく取れなかったので、前回の風のコンサートでやった曲をメインに
1ヶ月以上も音を合わせていなかったのでかなりあやふやな演奏で、ギターなどその場のアドリブで勝手に弾いてしまいました。
それでも、オカリナ部隊がなんとか合わせてくれました。
これが9年間の成長なんでしょうね

かざぐるまに続いて、Martin古池のつなぎステージ
まだ出演者がそろっていなかったのです
曲も決めずステージに。
つなぎということもあってお気楽モード。
客席を見上げると、ご老人と目が合っちゃいまして、反射的に

悲しい酒

を歌ったしだいです…ハイ…
これが結構ひばりさん世代の琴線を刺激したみたいで…
でも、これでそちらの線に走っては湿っぽくなるので
いきなり方向転換
アップテンポの歌に切り替えました

この後は出演者も三々五々と集まってきました
ナンチャッテ・バンドの演奏でつなぎながらいろんな人が登場しました。

お若いお姉さんのチャランゴにのせて
棟梁・山本のケーナ・サンポーニャによるオーソドックスなフォルクローレ
この場で即席で合わせたとはいえ、聴きごたえのある演奏でした
 例によって僕は部隊の袖から棟梁の迷惑もかえりみずケーナでアンサンブルをつけていました。

ジャンベのパンちゃんグループの演奏もイカシテました
太鼓の音ってのは魂に直接ズンズン来ますよね。

そして先ほどの海老天のかたわれ、海老ちゃん による弾き語り
喉で声を丸めるような不思議な発声法で歌う海老ちゃんのボーカルは暖かくて初々しい

日が落ちてすっかり暗くなったステージはいよいよクライマックスを迎えます。

ジミー矢島さん登場!
八ヶ岳のブルース・キング、ジミーさんはこのあたりでも有名なミュージシャンだそうです。
いきなり飛び出したブルースは、な・なんと…

シーサイド・バウンド

そう、あのタイガースのヒット曲です!
すっかりブルースにアレンジされ、確かなギターテクニックと黒い歌声!
ぶっ飛びました
しかも、お客の心をしっかりつかまえるステージング
見事としか言いようがありませんでした
2曲目に歌った ダイアナ で完璧に聴衆の心をわしづかみ!
後はオリジナルで本職のそば職人の歌をやったり(ワークソングです!)
中年の悲哀を笑い飛ばした マッチョマン・ブギ
テーマソング的な 八ヶ岳へ行こう など
あっという間の出来事でした

ナンチャッテ・バンドのケンさんとジミーさんのデュオも見事でした
ケンさんの学生時代の失恋体験をモチーフにした歌は結構泣けました
ちなみに二人とも50代なかばだそうです

そして、遅れて現われた パーム鈴木とお掃除おじちゃん
すっとぼけたトークとよれよれ感は高田渡を思い出させました
ところがボーカルは結構ロックしてるんです
憂歌団風だったり、アニマルズ風だったり…
聞くと八ヶ岳のパーム・スプリングというライブハウスのオーナーで、
この辺のミュージシャンの先人だそうです
昭和歌謡名曲史として 私の青空 とか 上を向いて歩こう とかを独特の切り口で演奏
決して正統的ボーカルでないし、声量があるわけでもないのに…
ふりしぼるように出す声は不思議に通るんです
あがたもりお先輩風というのかな…
 (ちなみにあがたもりお先輩は僕の出た函館市立潮見中学の先輩です)
パームさんのまったりしたステージに完璧に魅了されてしまいました
我が心のジョージア や 朝日のあたる家 では舞台の袖から参加させてもらいました

そして最後は Martin古池
ジミーさん、ケンさん、パームさんの見事な演奏の後に、
ラスト・ステージを受け持つのはきびしいななんて思いながら
サン・フランシスコ・ベイ・ブルース でスタート
ところが皆さんノリが良くて、すっかり持ち上げられました
いい気分で ハエ・ハエ・ハエ
さとうきび畑 花 とつなげて…
最後はおさだまり あすなろの歌 
音楽祭のアツイ熱気を冷ますように静かに歌いました。
ステージを降りようとするといきなりパームさんからアンコール
イメージの詩 をやれという!
これでまた火がついてしまった!!
この長い歌をフルで歌いきりました

30年前、若かった僕たちは…
大人があと30年生きるなら、僕たちは後50年生きるだろう
この大切な一時を何かをしないではいられない…
こう問いかけた吉田拓郎に僕たちは胸を熱くしたもんです
気がつくとあと30年くらいしか生きられないところまで歩いてきました
そして僕たちは何かをしてきたんだろうか…?
その答えはいまだにこうして歌ってるってことなんだろうな
嬬恋で今拓郎やかぐや姫が何万人もの人を相手に演奏している頃だ
僕たちは今目の前の何十人で充分だ
声の届くところにお客さんがいて、お客さんの呼吸が聞こえるところで演奏する
今も、これからも…

こんな思いをこめて、イメージの詩を歌い
長かった 森のコンサートの幕を降ろしました。

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