Street Performers in BUNGA
今回は出演者が多くて(全7組?)、持ち時間が20分
ちょっと物足りない気分で出かけました
ふだん2時間、3時間ライブが当たり前なんで…
でも、考え方を切り替えると、
20分っていう時間はけっこう面白いかもしれない
なにより集中できるしね
何を表現しようか…
選曲をどうしようか…
などと考えながら中央線に揺られていました
20分の持ち時間だと6曲がいいとこ
でも歌を詰め込まない方がいいこともあるわけで…
で…
夏のムードを漂わせようかなと思いました
だってやっと梅雨があけ、遅い夏がやってきたところだからね
オープニングは
30年ぶりに出かけたほおずき市の話を織り込んで…
ほおずき夏休みが来て田舎の街から訪ねてくる彼女への歌
夏休み夏の雨の夜…とあるバーで織りなす男と女の心のあや
ミルク32夏の夜空を見上げながらあの娘と星を数えるラブソング
僕の星から
そんな流れでステージを展開することにしました
BUNGAに着くとすでにライブは始まっていて、もう二組目!
エレキの弾き語りが激しい演奏をくりひろげていました
ジミ・ヘン風の演奏がなんともいえない!
次の出番はギターとボンゴのコラボレーション
これがまた激しくて…
ふだんは60年代ロックのバンドをしているとか
エレキをアコギに持ち替えての熱演
次のステージは BUNGA のオーナー・プーさんとみなちゃんのコラボ
僕と同年のプーさんの演奏は相変わらず安定しています
次にミックの12弦ギターの怪しげな音
そしてやっと僕の出番
それまではアンプを通してのギンギンのステージ
マイクどりのアコギでは盛り下がっちゃうかな?
なんて思いながらMCなしで演奏開始
「ほおずき」の長いイントロをフォーフィンガーで…
(クラァイ…)
案の定、それぞれのグループで盛り上がってる
わいわい
がやがやまあ見てな…
大きな音を出すだけがインパクトじゃないんだぜ
あえて声を絞って歌いだす
いくつかの水溜りを残して…
梅雨がかけぬけてしまえば…
急に静まり返り、視線が集まる
よっしゃ もらった
アドレナリンが急沸騰!
歌もサビにさしかかる
ため息でまわした ひとつのかざぐるま
止まらずに 止まらずに
まわれと二人祈っていたのに
ここでパワーを一気に開放
MCは30年ぶりに行ったほおずき市
RUMIちゃんとの淡い恋の物語
歌芸炸裂!
20分をフルに使いきり、古池ワールドを展開しました
ストーリー仕立てのステージ
我ながら…
いいできでした
(自画自賛!)
今日のトリはフォーク・デュオ ひなたぼっこ
フレッシュなハーモニーときれいなギター・アンサンブル
卓越していました
ちょうど「ふきのとう」をほうふつとさせるようで…
もっと聞いていたいと思わせられました
たまには若い連中との競演や
そして、きっちりと組んだステージもいいな
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コメント
僕は、いくつかの水溜りを残して・・の
ところが、すごく好きなんです
たった今、梅雨が明けたという臨場感を
これ以上ないフレーズでの表現!
弟がよく、ギター弾きながら
うたっていたな~
投稿: sunaga | 2006.08.06 19:23
SUNAGAさんお久しぶり
さだまさしの歌詞の情景描写ってすごいよね
「ほおずき」も基本的にすべて情景描写
そのなかで、心理描写を表現してる!
意、言外に・・・ってやつ!
そのなかでも導入の
いくつかの水たまりを残して
は秀逸だよね
このフレーズで目の前に梅雨明けの景色が一気に目の前に広がってくる
僕などはそこに時代考証などもダブらせてしまいます
くやしいな
こんな詩がかければな・・・
投稿: 管理人 古池 | 2006.08.07 16:33