斎藤君フィーバー…
駒大苫小牧との激戦の末、優勝旗を東京に持ち帰った早稲田実業。
決勝はもちろんだが、再試合も息づまる投手戦でしたね。
もちろん!
地元北海道の駒大苫小牧を応援してましたよ、僕は…
でも…最後はどちらも頑張れという心境でした。
両校とも必死の思いで戦い、リードする早稲田実業にあと1点まで追いすがった最終回。
最後のバッター田中もファールでねばったけれど力尽き空振り三振、ゲームセット!
最後まで頑張った駒大苫小牧は立派でした。
追いすがられながら、最後によりきった早稲田実業も立派!
両校に惜しみない拍手を送ったのは僕だけではないでしょう。
気になることがひとつあります。
優勝した早稲田実業の斎藤投手。
ハンカチ王子
なんてニックネームもらって渦中の人になっています。
斎藤君をめぐるフィーバーぶり。
たしかに、感情を表に出さず淡々と投げ続ける姿は好感度100%
今時の若者というよりも、昔の若者のイメージですよね
男はだまって…!
なんてね
マスクも端正でまるで歌舞伎役者みたいだしね。
女子中高生が黄色い声を上げるのは大いにわかる
でもね、それを煽るようなマスメディアの対応。
スポーツ新聞もそうだけど、ワイドショー…
これが、気になる。
というか…
不快感100%!!
たしかに斎藤君は頑張った。
さわやかな感動を運んでくれた。
でも斎藤君一人が頑張っての優勝ではないでしょ!
ナインがいて、ベンチがいてのチームプレーがあっての優勝ってもんだよね!!
ほかのメンバーだって面白くないよね。
どうにかしてスーパーヒーローを作り上げて、煽りたて…
売り上げ倍増に結び付けたい、視聴率アップにつなげたい…
そんな魂胆が見え見えって感じだよね
多分、ヒーローに祭り上げられている斎藤君本人が一番面食らってるんだろうな。
若者の心は繊細で傷つきやすいものです。
(若者に限ったことではないが…)
反面、天狗になり慢心に陥りやすい危うさも…
マスコミの過大評価に慢心し、期待される結果を出せず
消えていった若者たちが過去どれだけたくさんいたことか…
石原慎太郎都知事との面会でこんなコメントをしたそうです。
これからは早稲田実業の生徒として、
謙虚さを持ちながら、普通に生活をしていきたいです
実に賢明なコメントですよね。
この謙虚な心を持ちながらこの先も進んでいってほしい
そう願わずにはいられない、僕でした
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