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2006.06.03

「フォークの達人」 高石ともや

NHK BS2で毎月一度「フォークの達人」という番組をやっています。

今月は高石ともや

どこかのお寺の境内に簡単な野外ステージを作り、30人ほどの客を前に歌う。

高石ともやと関係の深いゲストを招いて歌やトークをくりひろげるという番組でした。

司会はぐっさん=山口智充

ゲストはフィールド・フォークの笠木透
長男 高石のりみち
そして、トライアスロン仲間の俳優・峰岸徹でした

笠木透は第1回フォークジャンボリーの仕掛け人です。
原野を開墾して手作りのコンサートを作った人です。
フォークジャンボリーが3回目で空中分解したあと、
小さな小さなコンサート=フィールド・フォークを展開してきました。
商業的成功とはまったく別次元のフォークをやってきた笠木さんは
ある意味、僕のやってきたフォークソングのお手本的存在です。
  『私の子供たちへ―父さんの子守唄』
  『わが大地の歌』

彼の名曲です。相変わらずへたくそだが暖かい歌声を聴くことができました。

高石のりみち君
幼い頃からステージにひっぱり上げられていました。
高校生のラガーマンだったのりみち君も、35歳。
ともやさんと2曲親子共演しました。
  『ミー・アンド・ボビー・マギー』
  『再会』

峰岸徹
トライアスロン仲間だそうです。
62歳の峰岸、65歳の高石ともやのアイアンマン・トーク
なんともほのぼのとしていました。
マラソン・トライアスロンがらみの歌
  『自分をほめてやろう』
  『長い道』

高石ともやの歌に合わせて僕もギターを一緒に弾いていました。

そして、はたと思ったのです。

ともやさんの歌はもはや演奏ではない
音楽とか演奏とかの域を超えてる
まさに高石ともやという人間そのものだ

なぜかって?

テンポもへったくれもないんです
早くなったり、遅くなったり、
立ち止まったり、急に話しかけたり
突然、別の歌を歌いだしたり…

音楽が一定のテンポで演奏されるものならば、
これはもう音楽と呼べるシロモノではない

心のままにしゃべり、いつの間にかそれにメロディがつき…
気づくと、またもやしゃべりに戻ってる…

彼のステージは昔からそういう傾向がありました。
でも…ここまで進化=深化したか

着いていけないんです。
彼の演奏に

気まぐれな演奏では僕も定評があります。
気持ちのままにテンポを変えるし、
歌ってる最中に、平気で中断してトークを入れちゃったりします

その僕が、まったくのお手上げ状態でした。

それで思ったのです

師匠!
あなたはもはや音楽を演奏しているのではなく
高石ともやそのものを表現してるんですね

脱帽!
と同時に、自分の道も見えてきたしだいです

僕にとってのフォークソングの原点は高石ともやです。

今の僕は(おそらくはこれからも)
高石ともやのような形の音楽的アプローチをすることはないでしょう。
もう少しは音楽としての体裁を気にするでしょう

でも、フォークシンガーとしての行き方は、あいも変わらずあなたが師匠です。
  
ボブ・デュランがウディ・ガスリーにあこがれたように
   あなたがピート・シーガーに心酔したように

音楽の演奏を目的とするのではなく、演奏を通して自分自身を表現すること
   その意味では音楽は自己表現の手段

歌という媒体に自分の生き方を投影する

そんな歌い手でいたい
あらためて、そう感じさせてもらいました。

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コメント

フォークの達人なる番組があることを最近しりました。
高石さんをはじめ、遠藤さん、小室さん、加川さん、最近では
友部正人など、豪華メンバーなのでびっくりしています。
来月は杉田二郎とのこと、要チェックですね。

ところで、フォークの達人の録画持っている方ご一報を。

tictac_info(アットマークの後に)yahoo.co.jp

までよろしく。

投稿: ちっくたっく | 2006.11.15 03:41

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