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2006.06.17

「三貴」ライブ 6/16 ふたたびアンプラグドで

前回にひきつづき、アンプラグドに挑戦Cedarpic
今回は骨折のため重い器材を2階にある店まで運び上げられなかったということもあるんだけど…
それに駐車取締りが厳しくなったから、必要なものを降ろして即移動しなきゃならないし

で、結局ギター1本と、ケーナだけということになりました

今日のギターは「サイモン&パトリック」

Logo_1カナダのギターで愛用して3年くらい

音圧が高くてストローク奏法にあっています

路上での「街角ライブ」に使ってきました

実は使い方が荒かったせいか、
トップに大きな亀裂が入っています。

でも音質が極端に悪くなったわけじゃない

充分使えます

むしろ、愛着がわいてきています

いつものようにドキドキしながら、オープニングを迎えました。

たいがいのライブやコンサートでも動揺することなく迎えられるのですが、
「三貴」ライブだけは何回やってもオープニングは緊張します。

多分、酒場の弾き語りの難しさってヤツをこの1年で味わってきたからでしょう

自己主張が過ぎてはいけない、
でも客の話し声に埋没してもいけない

まして今回は2年目に突入記念ライブ!

1曲目は 『少年時代』 

1年前の第1回「三貴」ライブのオープニングもこの歌でした

フィンガーピッキングで演奏するこの歌
アンプラグドの生音ではたしてどんなものか…

そんなこちらの思いをよそに、今日の客はよくしゃべる

声高な話し声や嬌声にギターの音が吸い込まれていく…

自分の出す音が聞こえない

本当に不安になる

歌い終えたところで反応をうかがう

ライブを目的にきてくれたマコチャン親子の反応はすこぶるいい
勇気付けられる

目の前の席の親子連れ。
3歳の少年が興味津々で僕を見つめる

ちょっと離れた席の若者グループはまったく無頓着に騒ぎ立てる

右側の席の大学生グループも完璧自分たちの世界

遠い席に座っている娘さん二人連れ
しっかり聴いてくれている

騒ぎ声、しゃべり声にかき消されそうな演奏だが、半分弱の客は反応してくれている

ほっと一安心

あとは、聴いてくれている人たちを飽きさせず、

自分たちの世界で騒ぐ客の邪魔をせず
でもたとえ1曲でも彼らにインパクトを与えることができれば

上等

そんな開き直りで演奏を続けた。

こんなときアンプの力を借りて大音量でやると音楽の押し付けになる

アンプラグドでの演奏は正解かもしれない

そのかわり、疲れる

声を店内に廻さなければならない
これがパワーを使う

情感をこめるためには、声を張りつつも発声を押し殺すシーンもある
なんといってもこれが大変

そして、ギターのピッキングも強く、でもやわらかく!

アンプラグドの難しさをあらためて感じさせられた。

休憩時間に吉田政美、や玉与勢良太にできを確認した

アンプ使うよりづっといいですよ
声はばっちりだし、
ギターの音も前回よりよくまわってますよ

とのこと

気をよくして最後まで駆け抜けた

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