「三貴」ライブ 6/16 ふたたびアンプラグドで
いつものようにドキドキしながら、オープニングを迎えました。
たいがいのライブやコンサートでも動揺することなく迎えられるのですが、
「三貴」ライブだけは何回やってもオープニングは緊張します。
多分、酒場の弾き語りの難しさってヤツをこの1年で味わってきたからでしょう
自己主張が過ぎてはいけない、
でも客の話し声に埋没してもいけない
まして今回は2年目に突入記念ライブ!
1曲目は 『少年時代』
1年前の第1回「三貴」ライブのオープニングもこの歌でした
フィンガーピッキングで演奏するこの歌
アンプラグドの生音ではたしてどんなものか…
そんなこちらの思いをよそに、今日の客はよくしゃべる
声高な話し声や嬌声にギターの音が吸い込まれていく…
自分の出す音が聞こえない
本当に不安になる
歌い終えたところで反応をうかがう
ライブを目的にきてくれたマコチャン親子の反応はすこぶるいい
勇気付けられる目の前の席の親子連れ。
3歳の少年が興味津々で僕を見つめるちょっと離れた席の若者グループはまったく無頓着に騒ぎ立てる
右側の席の大学生グループも完璧自分たちの世界
遠い席に座っている娘さん二人連れ
しっかり聴いてくれている
騒ぎ声、しゃべり声にかき消されそうな演奏だが、半分弱の客は反応してくれている
ほっと一安心
あとは、聴いてくれている人たちを飽きさせず、
自分たちの世界で騒ぐ客の邪魔をせず
でもたとえ1曲でも彼らにインパクトを与えることができれば上等!
そんな開き直りで演奏を続けた。
こんなときアンプの力を借りて大音量でやると音楽の押し付けになる
アンプラグドでの演奏は正解かもしれない
そのかわり、疲れる
声を店内に廻さなければならない
これがパワーを使う
情感をこめるためには、声を張りつつも発声を押し殺すシーンもある
なんといってもこれが大変
そして、ギターのピッキングも強く、でもやわらかく!
アンプラグドの難しさをあらためて感じさせられた。
休憩時間に吉田政美、や玉与勢良太にできを確認した
アンプ使うよりづっといいですよ
声はばっちりだし、
ギターの音も前回よりよくまわってますよ
とのこと
気をよくして最後まで駆け抜けた
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