10年前の鎮魂歌 我が足 「二作車」
122612キロメートル
平成元年9月から平成7年9月
6年間
約11万キロを僕が走った
最後くらいきれいにしてやろうとも思った
でも君には埃をかぶってガリガリと走る姿が一番似合ってる
埃は誇りだ
だからあえてそのままの姿で見送りたい
最後のエンジンを切ったとき
何の感慨もわかなかったというと嘘になる
「あ、終わった」
言葉にするとただそれだけ
でもその言葉の中には、僕の万感の思いがこもっている
車が退役するということでもあり
外回りとしての僕の時代がこれで完全に終わったということも意味する
潮時なのかもしれない
今の僕に以前のように攻撃的に攻めまくるだけのパワーはない
車は退役し、僕は別の道で新しい攻撃を組み立てる
そういう時代を迎えるための幕引きなのかもしれない
永い間 おつかれさま
平成7年9月14日 この日を僕は忘れない
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