僕の 「フォーク事始め」 1969年
フォークソングに開眼したのは中学3年のときでした。
同級生のやっちゃんに誘われて函館労音の「高石友也フォークリサイタル」を行ったのがきっかけです。
それまではベンチャーズやグループサウンズ、それに加山雄三の物まねをしていました。
フォークルなんかもコピーしてましたが、フォークソングというより流行歌の一種というとらえ方だったように思います。
生でみる高石友也の演奏は田舎の中学生にはショッキングなできごとでした。
これがフォーク・ソング ちゅうもんか!
『受験生ブルース』 笑い転げながら聞き入りました。
高校受験を控えていたこともあり、実感、共感!!
深夜ラジオで聞き覚えた『思い出の赤いヤッケ』。
会場全体が自然に一緒になって歌っていました。
リフレインをくりかえすうちに、自然に涙腺がゆるんできて…
フォークっていいもんだな…
歌の力ってすごいもんだな…
時は1969年。
70年安保を翌年に控え、
新宿西口ではフォークゲリラが歌い、
第1回フォークジャンボリーが開催された年でした。
多感な中学生はフォーク・ソングにのめりこんでいきました。
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コメント
こんにちは。私とフォークの関係も高石さん(の変遷)とともにあるような気がします。
高校時代、函館で高石友也とナターシャセブンを聞きました。ブルーグラスファンの友達から誘われたのです。
それまでの反体制色的フォークからイメージが変わりました。
ですので、その後に来た四畳半フォークはただ貧乏臭くて、暗くて大嫌いでした。
投稿: 50TEMPEST | 2006.05.19 12:43
50TEMPESTさん
コメントありがとうございます。
確かに高石ともやがナターシャを引き連れてブルーグラスを始めたときはびっくりしました。
僕は室蘭の高校に転校していました。
ラジオ番組のスタジオ生放送で聞きました。録音して何度も聞いたものです。
ともやさんの音楽のおおらかさが好きです。
四畳半フォークとは一線をかくしてますよね!
投稿: Martin古池 | 2006.05.20 07:55