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2006.04.13

「俺の定年は俺が決める!」

1年前、五十代半ばで退社したShuちゃんがプラリと顔を見せました。

Shuちゃんは会社の定めた定年前に、自分の意志で退社したつわものです。

経済的にやっていける見通しがあっての決断だったんでしょうけど…

このご時世に、自ら職を手放すなんてことはなかなかできませんよね。

久しぶりに見るShuちゃんは、なんとなくたくましく見えました。

在職中の彼は、肥満した身体を重そうにひきずっていました。

顔色もなんとなく白っぽく、お世辞にも健康的とはいえませんでした。

たとえていえば、「西遊記」の猪八戒!
   …シツレイ…

ところが、今日会ったShuちゃんは

目深にかぶった野球帽。

かつては似合うとはおよそ思えなかったジーパン姿。

顔は日焼けで浅黒く、

身体全体がひきしまり、すっかり精悍になっていました。

そのためか、ガキ大将だった子供がそのまんまオヤジになったような印象!

Shuちゃん、

あんた いったいどんな暮らししてるのさ?

思わず聞いちゃいました!

坊さんみたいな暮らしだな

朝、6時には起きてな

お茶を一杯のみ、一服だ…

そうこうしてるうちに飯が炊けるから

死んだ女房に、ご飯とお茶をあげて…

自分の朝飯を食って、家を出る

そうすると もう10時にはなってるな

あとは野山を歩きまわってる

用事をたして、帰宅して

10時にはもう寝ちゃってるな…

この先、どうやって生計を立てていくのか

なんて、野暮な質問はすっかり吹っ飛んじゃいました。

何年か前に、奥さんが亡くなり

それ以来すっかり世俗的な欲を無くしたように見えたShuちゃんでした。

会社組織の中に身をおくことが違和感になっていったのかな?

なんて、勝手な深読みをしてしまいます。

俺の定年を決めるのは俺だ。

会社じゃない!

僕の師匠はかつてそう言い残し、定年まで2年を残し会社を辞めていきました。

Shuちゃんもまさにそんな感じなんでしょうね。

ちょっぴり…

うらやましさを感じる僕でした…

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