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2006.03.22

嗚呼… 40年後のG.S 

BS2で「グループ・サウンズ大集合!」を観ました。

もう、朝からワクワクして心待ちにしていました。

昼間は「WBCの決勝戦」!
夜は「G.S大集合」
本当に忙しい一日でした…

僕らが恋に恋する思春期だったころ…

G.Sはかっこよかった。

あこがれでした

エレキが弾ければオイラもモテル

てなあんばいの不純な動機でギターを始めた僕でした。

もっとも、お金がなくて変えたのはエレキじゃなくて、

セコハンの安ーいアコギだったんですけどね…

いずれにしろ日夜、G.Sのコピーにはげんだものでした。
  もっとも、コピーというよりも猿まねでしたけどね…

ギターを抱え、テレビの前で番組開始を待つこと10分。

いきなり登場したジャガーズの岡本信を見て愕然としました。

まるでがん患者のように老いさらばえているんです…

若いころの岡本信もやせていましたよ

それに色男でかっこよかった…

あまりのギャップにしばし茫然…

派手な衣装に身をつつんでいるだけに、よけい際立っていました。

時間の経過ってのはこういうもんなんだな…

あらためて40年の時間の重さをかみしめました。

気をとりなおして番組に集中!

出てくる、出てくる、

次から次へ!

あの懐かしい面々が…

カーナビーツ、オックス、ハプニングス・フォー、ワイルド・ワンズ、ゴールデン・カップス…

あ、パープル・シャドーズも出てきた!

それにタイガーズの加橋かつみや、モップスの鈴木ひろみつ…

番組冒頭で、岡本ショックにぶち当たったので、もうなにが出ても驚かないぞ!

いつしか、番組に引き込まれ一緒になってギターを弾いていました。

感じたことがひとつあります。

どのバンドも演奏はうまくなっている!
  バックバンドに演奏させてるところは別ですよ!

ワイルド・ワンズもハプニングス・フォーもカーナビーツも!

昔から定評のあったゴールデン・カップスはもちろん!

反面、どのバンドもボーカルに衰えを感じます。

アイ高野(カーナビーツ)や鳥塚しげき(ワイルド・ワンズ)、

そしてだみ声の魅力 鈴木ひろみつや、美声でならした 加橋かつみ…

あのカップスのデイブまでもが…

みんな声が出ていない!

喉にからまるような発声をビブラートでごまかしてる感じなんです!

歌ってるほうも苦しかったろうけど、聴いてるこちらも(心が)苦しかったな…

そんな中で異彩というか精彩をはなっていたのがハプニングス・フォー。

もともと独特のバンドでした。

ミュージシャンとして、いい年齢の重ね方をしているなと思います。

懐かしさだけではなく、今現段階で聴いても魅力をはなっているバンドでした。

その意味では、ワイルドワンズもいまだに魅力ありますね。

特に上田がボーカルを採ったときのワイルドワンズはいいね!

爺顔になった加瀬邦彦のギターソロも輝いて見える!!

老いは声に表れやすいんでしょうか…?

ともあれ、懐かしさと切なさと興奮のうちに2時間はあっという間に過ぎ去りました。

これが僕たち世代にとっての「懐メロ」なんでしょうね。

でも、懐メロで終わらせては…

ほしくない…

音楽を通して今の彼らを聞かせてほしい。

昔の栄光にあぐらをかいて懐メロを演奏するのは…

哀しすぎる…

彼らがそうだとは思わないけれど、

ミュージシャンとしていい老け方を僕らに見せてほしい

いつまでも魅せてほしい…

悲喜こもごもの

「グループ・サウンズ大集合!」でした。

2006年4月1日 カーナビーツのアイ高野さんが急性心不全で亡くなりました。
この番組収録後、急に体調を崩されたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

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