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2006.02.11

今年も「建国記念日」が来た

毎年、建国記念日が来るたびに

この国の「建国」について考えてしまう。

昨年の今日、ブログに書いた記事をあらためて読み返してみた。

1年たって同じ疑問、同じ思いがよぎっている。

僕が「建国記念日」を意識するようになったのは、

高校時代にさかのぼる。

高校の担任だった福田先生は歴史の教師だった。

室蘭の郷土史研究家として有名な方だ。

福田先生は毎年、建国記念日が来ると特別授業をしてくれた。

歴史の教師として、

歴史上存在しない紀元節を建国の日とすることに

非常に疑問を感じる。

このとき福田先生によってまかれた種は、

いつしか僕の中で芽を伸ばし、根をはるまでになっている。

たぶん、来年も再来年も…

ずっと、この日になると自問自答を繰り返すんだろうな…

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コメント

僕も小学校の時、担任の先生に
明日は建国記念の日、であって建国記念日ではありませんって
この制定に対する疑問をまじえながら
ソフトに、そしてしつこく(笑)教えてくれたのを覚えています

投稿: sunaga | 2006.02.12 11:03

sunagaさん
コメントありがとう!

2月11日が「建国記念日」として祝日になったのは1966年の法制定からです。施行されたのは翌年の1967年。

僕が中学生のころになります。

sunagaさんの先生も戦後の民主教育の中でいきなり「2月11日」が出てきたことで、大きな違和感を感じたのでしょうね。

子供たちに、しつこく問題提起をされたというのもうなずけます。

40年の時間が流れて、一般に議論されることもなくなった。それを定着というのか…?
それとも風化というのか…。

投稿: Martin古池 | 2006.02.12 12:15

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