今年も「建国記念日」が来た
僕が「建国記念日」を意識するようになったのは、
高校時代にさかのぼる。
高校の担任だった福田先生は歴史の教師だった。
室蘭の郷土史研究家として有名な方だ。
福田先生は毎年、建国記念日が来ると特別授業をしてくれた。
歴史の教師として、
歴史上存在しない紀元節を建国の日とすることに
非常に疑問を感じる。
このとき福田先生によってまかれた種は、
いつしか僕の中で芽を伸ばし、根をはるまでになっている。
たぶん、来年も再来年も…
ずっと、この日になると自問自答を繰り返すんだろうな…
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コメント
僕も小学校の時、担任の先生に
明日は建国記念の日、であって建国記念日ではありませんって
この制定に対する疑問をまじえながら
ソフトに、そしてしつこく(笑)教えてくれたのを覚えています
投稿: sunaga | 2006.02.12 11:03
sunagaさん
コメントありがとう!
2月11日が「建国記念日」として祝日になったのは1966年の法制定からです。施行されたのは翌年の1967年。
僕が中学生のころになります。
sunagaさんの先生も戦後の民主教育の中でいきなり「2月11日」が出てきたことで、大きな違和感を感じたのでしょうね。
子供たちに、しつこく問題提起をされたというのもうなずけます。
40年の時間が流れて、一般に議論されることもなくなった。それを定着というのか…?
それとも風化というのか…。
投稿: Martin古池 | 2006.02.12 12:15