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2006.02.01

『雨が空から降れば』

しょうがない

雨の日は しょうがない

しょうがない

雨の日は しょうがない

しょうがない…

雨…

  なかなか降り止まないですね…

今日は朝から、この歌が頭の中をよぎっています。

僕はこの歌を好きになったのは、そんなに古くはないんです。

最初に聞いたのは35年前にさかのぼります。

中津川フォークジャンボリーに出演していた六文銭でした。

プロテストフォークシンガーを夢見ていた高校生には、軟弱な歌だと思えたんです。

それに及川恒平のベタっとしたボーカルがイマイチ合わなかったんだな。

つい10年位前に小室等がテレビで歌っているのを聞きました。

この歌…

  こんなに雰囲気のある歌だったんだなあ…

ちょっとした発見でした。

『雨が空から降れば』という歌を発見できたと同時に、

こういう歌が心地よく感じられるようになった自分を発見できた。

そんな思いでした。

小室等の弾くアコースティック・ギターの音色が暖かくて、本当に心地よかった。

ギターはラインどりが当たり前になっていたころに、彼はマイクどりでした。

ギター本来の音が鳴っていました。

これが小室等の枯れた声に実によく合っていて…

雨が空から降れば   思い出は地面にしみこむ

雨がシトシト降れば   思い出はシトシトにじむ

黒いコーモリ傘をさして 街を歩けば

あの街は雨の中  この街も雨の中

電信柱もポストも  ふるさとも雨の中

しょうがない  雨の日はしょうがない

公園のベンチでひとり  おさかなをつれば

おさかなもまた 雨の中

しょうがない    雨の日はしょうがない

しょうがない  雨の日はしょうがない…

作詩:別役実 作曲:小室等

情景が目に浮かんできませんか?

僕はこの歌に人生のさみしさをしみじみ感じるんです。

でも… 

しょうがない…

しょうがないから、

あるがままの人生を

あるがままに受け止める…

だって…  

しょうがないもんね…

こんな風に受け止めるようになったのは、

僕も50歳を過ぎて

人生の「秋に時代」に足を踏み入れたからなんでしょうかね…

還暦を過ぎた小室等さんの歌う『雨が空から降れば』

ますます枯れて、いい味を出してますよね。

→小室等のホームページ

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