出前コンサート 草加 「一栄」
草加のはずれにある割烹料理屋さん「一栄」(いちさかえ)の一室で出前コンサートをやりました。
7時に部屋に入るとすでに50人ほどが宴会を始めていました。
男ばかり、十代から六十代まで・・・
野郎の熱気が充満!
実は、この宴会がどういうグループで、どんな性格なのかなんていっさい知らずに来たんです。
「朝市コンサート」をやってるとき、たまたま声をかけられてノリで引き受けたわけで・・・
あれかじめ心の準備はもちろん、選曲なんかも全然なしで乗り込んだんです。
会場に入ってみて分かったのは、製造業の会社の忘年会だってこと…
すでにお酒が入っており、テンションが高い!
こちらも、それにあわせて一気にテンションを加速して、場の空気に同調!
各年代が満遍なくそろっているので、選曲もへったくれもないので、顔見世で何曲かやった後は会場からのリクエストにお応えして…歌いまくりました。
こういうコンサートって結構厳しいんですよ。
なにせ、譜面の準備なんてないんだから・・・
リクエストされた歌の譜面を即座に探し出し、間髪いれずに歌わなきゃならない。
おしゃべりで場をつなぎながら譜面を探すのに2分くらい
やったことがない歌ならその場でキーとアレンジをイメージしなきゃなんないし…
まあ3分ほどで歌いださなきゃならないわけですよ。
これはかなり厳しいけど、うまく乗り切るとほんとに楽しい作業です。
で、会場の皆さんのノリにも助けられ、いい感じで2時間を乗り切りました。
最後の40分は、リクエスト曲を僕の演奏で歌ってもらいました。
これも結構難しいんです。
カラオケに慣れた人は、ギター伴奏だけだと面食らって歌いにくい。
だから、その人のキーを探し出して、やりやすいアレンジにして歌ってもらう…
要所要所でハーモニーをつけたり、伴奏にメロディーを忍び込ませたり・・・
最終的に歌った人に満足してもらわなきゃなんないわけで…
いずれにしろ僕の過去の音楽的蓄積と、ショーマンシップが試される厳しいコンサートでした。
うまく乗り切ることができ、お客さんも心地よく参加してもらえてほっとしました。
楽しい「出前コンサート」でした。
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