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2005.11.12

【札幌日記】 大通公園・テレビ塔下 「街角ゲリラ・ライブ」

05110611 札幌での最後の時間を「街角ゲリラ・ライブ」にしようと計画を立てていた。

大通公園に着いたのは4時。まだ薄明るい。

北風はかなり強い! 寒い…

テレビ塔の下で演奏しようと思っていたが、意外と人通りは少ない。

でもこの「ゲリラ・ライブ」は、この札幌の地で演奏すること自体に意味がある。

そう思い、おもむろに演奏を始めた。

演奏を始めて30分ほどして一人の若者が声をかけてきた。

ギターをかついでいる。

さっきまで別の場所で演奏をしていたという。

聞くと、24歳の公務員、あんどう君。せがれの1つ下。

なんとなく親近感がわいて、一緒に演奏することに…

あんどう君は巧みにハーモニーをつけてくれて、歌っていて気持ちがいい。

そのあんどう君から『君といつまでも』をリクエストされ、

なんで君がこの歌知ってるのなんて言いながら歌いだした。

ふたりを夕闇が つつむこの窓辺に…

このフレーズを歌いはじめ、一瞬だが記憶がフラッシュバックした!

中学生のころの僕。

修学旅行で函館から札幌にきたんだ。

そのころ『君といつまでも』が大ブレークしていた!

思春期の僕たちはこの歌のやるせなさにすっかりノックアウトされていたんだ。

好きだったカコちゃんに必死に声をかけ一緒に歩いた場所。

それがここ、テレビ塔の下だった。

一緒といってもグループ交際みたいなもんで、よけいな連中もいたんだけどね。

で、やろうどもが蛮声をふりしぼって歌うわけだよ!

二人を 夕闇が…

なんだか不思議な気分。何十年もたって同じ場所で、同じ歌を歌ってる自分…

福田先生が来てくれたのは、ちょうどそんなころ。05110611

加山雄三の歌を何曲か歌ったが、先生にとっても懐かしい歌なんだろうな。口笛を一緒に吹いてくれた。

それにしても、寒い中を教え子の歌を聞きにわざわざ足を運んでくれた先生には感謝!

オリジナル曲も含めて何曲か先生に聞いてもらう。

先生は目を閉じて黙って聴き入ってくれる。

僕は緊張!

君の歌、ほんとうに良くなったな。

心にすっと入ってくる…

50年の年輪が感じ取れるよ。

そう言ってもらった時、うれしかったな…

札幌ゲリラ・ライブの最後の歌は決めていた。

『メロディ』

昔の仲間が集まって、たがいの歩いてきた道のりを語り合う。

青春という原点を確かめあう…

同じ北海道出身の玉置浩二の名曲だ。

昨日の同窓会での僕たちにぴったりの歌だ。

昨日はこれを歌うチャンスがなかったけど、札幌での最後はこの歌と決めていたんだ。

メロディ

あんなにも好きだった 君がいたこの街に

今もまだ大好きな あの歌は聞こえてるよ

いつもやさしくて 少しさみしくて

あのころは何もなくて それだって楽しくやったよ

メロディ 泣きながら 僕たちは幸せを見つめてたよ

懐かしいこの店の 隅っこに書いてある

寄せ書きのはじのほう 君と書いたピースマーク

みんな集まって 泣いて歌てたね

あのころは何もなくて それだって楽しくやったよ

メロディ いつのまに 大切なものなくした

あのころは何もなくて それだって楽しくやったよ

メロディ 泣きながら 遠い空流されても

君のこと忘れないよ いつだって楽しくやったよ

メロディ 泣かないで あの歌は心から聞こえてるよ

歌を聴き終えて、去っていく福田先生の後姿を僕はいつまでも見送っていた。

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