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2005.11.13

【札幌日記】 福田先生へのメール

【函館帰郷日記】【札幌日記】もいよいよ最終章になりました。

今回の帰郷は内容の濃い、いろんなことを考えさせられる旅でした。

今、内地にもどり「時差ぼけ」に苦しめられながらも、日常の生活にもどりつつあります。

「時差ぼけ」ってのは、心の中を流れる時間のスピードや密度のちがい!

北海道帰郷。

旅の最後は、福田先生に書いたメールでしめたいと思います。

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先生、お疲れ様でした。

僕にとって、今回のクラス会は本当に意味のあるものでした。

単に懐かしいということだけではなく、

これから先の人生をどういうスタンスで生きていくべきか考えさせられました。

T夫妻、K夫妻との再会。卒業後のそれぞれの歩みの一端を感じさせられました。

何よりもS君との再会。

彼の高校時代の少し斜に構えた態度や、その裏に隠されたSOSみたいなものの意味を今回理解できたような気がします。

彼のその後の人生の歩みを想像すると涙すら出てきます。

S君が自分の気持ちに整理をつけ、みんなの前に現れることができたことが本当にうれしかった。

ご存知と思いますが、僕も大学時代から左翼活動をしていました。

そのころ自分の過去をすべて清算する気持ちになっていたことがあります。

日記を焼き、友人の住所録を焼き、すべての連絡を断ち切りました。

紆余曲折の心の旅をくりかえし、ふたたび過去との断絶を埋めることができるようになったのは30歳でした。

S君がどの時点でそうなったかは分かりませんが、彼に僕の心の遍歴と同じ臭いを感じていました。

そして、10年ぶりに聴けた先生の「福ちゃん節」。

僕のあのときの気持ちをみごとに代弁してくれていました。ほんとうに心に効いた。

年はとるもんじゃなくて、重ねるもんだよ。

年を重ねると失うものもあるけれど、逆に判ることもあるんだよ。

50には40で判らなかったことが、

50で判らなかったことが60ではその意味が見えてくる!

人生の『秋の時代』にさしかかった僕たちがこれからの人生をどう生きていくのか。

これが今回のクラス会の隠されたテーマだったような気がします。

昔の仲間と久しぶりに話し、誰もが何かを感じていたと思います。
(意識する、しないは別にして…)

そして先生の話がその羅針盤になるように思いました。

寒い中、わざわざテレビ塔まで歌を聞きに来ていただいて、ありがとうございます。

人の心の旅路のはざまで感じるいろんな思いを 歌とトークにのせて表現すること。
これが僕のめざしている音楽です。

同輩には代弁者でありたいと思います。
  同じ時代を生きた戦友として思いを共有したい。

若者や子供たちには『先生』でいたいと思います。
 (先に生まれ、先に生きて、道を照らすという意味での『先生』です)

そして先輩に対しては求道者として教えを請うものでありたいと思っています。
  歌で自分の思いを開示し、先達の経験を伝えてもらうたたき台にしたい。

個々人はそれぞれに違った人生を生きています。

でもどこかに重なれるものがあるはずだ。

それを音楽で再現し、心と心のキャッチボールをしたい。

一人で百歩進む生き方からは決して出てこない感覚だと思います。

僕もたとえ一歩でもいいから百人の人たちと歩いていきたい。

例によって長くなってしまいました。

これから冬将軍の季節になります。

お体に気をつけて、お過ごしください。

奥様によろしくお伝えください。

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