【函館帰郷日記】 函館「旭が丘の家」
高校の同窓会が札幌であるため、2年ぶりの帰郷。
札幌に行く前に、函館の母のところによることにしました。
なにしろ、北海道に帰れるチャンスはなかなかないですからね…
てなわけで、北海道での報告をノートパソコンから随時お送りします。
もっとも飲んだくれてぜんぜん書けないかもしれないけど・・・
それと、ところどころ函館弁が混じるかもしれませんけど…
そこんとこよろしく!
函館空港の到着ロビーは函館弁でごった返していました。
僕を出迎えてくれたのは母と「すずらんタクシー」の運転手さん。
この運転手さん、見るからに人のよさそうなおじさんで、話し好き。すっかり盛り上がっちゃて、いつのまにか僕も函館なまりに変わってましたよ。
今夜の宿は、函館空港からしばらく山の中に入った『旭が丘の家』。
僕の母が2年前から入居しているカトリック系の老人ホームです。
ここは入居者の状態によって施設がいくつかに分かれているんです。
母は通常の状態(?)なので『レジダント』というところで暮らしています。
僕が泊まるのは『ベレル』という施設。
ここにゲストルームがあって入居者の家族が来たとき、宿泊できるようになってるんです。
『ベレル』には介護が必要とされるような方が入居してるようです。それとカトリックの信者さん。父が亡くなった時に少なからずお世話になった田村神父さんも入居されています。
『ベレル』に足を踏み入れると、明らかに認知症と思われる方が何人もロビーに座っていました。視線が宙に浮いているような方や、自力ではほとんど動けないような方・・・
地下1階のゲストルームの前はホールのようになっていて、ヘルパーさんが20人くらい勉強会をやっていました。多分仕事が終わった後に居残っての勉強会だと思います。夜10時近くまでやっていました。
ヘルパーさんの数は入居者に比べてかなり少なく一人ひとりにかかる負担は大変なものだと聞きます。それでも仕事の質を高めるためこうして夜遅くまでミーティングを重ねる姿勢には頭が下がります。
ドア越しに勉強会の様子が感じられいろいろ考えさせられました。
ここに泊まれてよかったと思っています。
実は…
久しぶりの帰郷だから、中学時代の仲間たちと飲みたいとも思ってたんです。
でも母の暮らすこの「旭が丘の家」の様子を目に焼き付けることのほうが、今ははるかに大事なんだなという思いです。
明日の晩もこの『ベレル』に泊まり、『レジダント』のホールで演奏する予定です。
中学時代の仲間との再会はしばらくおあずけ…
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