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2005.06.20

フォークライブ 「風のとおり径」を終えて

15年続けてきたフォークライブのスタイルを変えた。

「風のとおり径」と名をあらため、チャリティライブとして再出発したのだ。

友人のkaztakajinさんが撮影してくれた
コンサートの写真

今まではライブハウス「ぶどうの木」などでお酒を飲みながらくつろいだふんいきのライブを展開してきた。ステージと客席のかきねは低く、たがいに言葉のキャッチボールを交わしながら時間を共有してきた。
ほろ酔い気分のお客さんと、まったりとしたライブというのも捨てがたいものだった。

問題点もあった。
ライブ会場になるお店が商売にならなければまずいということだ。
人を集めなければならないということは結構プレッシャーになる。
しかもライブハウスやスナックでライブをやるとなれば、料金設定を高めにしなければペイしない。どうしても特定の客層にかたよりがちになってしまうのだ。
さいわいこの10年くらいはライブとして成立し、なおかつお店にも還元することができていた。

でもそのために、かなりの時間と労力を費やしてきたのも事実だった。
本来音楽の精度を高めることに費やすべきエネルギーを、そういうことにさかざるをえないというのはキツイもんだ。

今回スタイルを変えたのはその辺の事情が大きかった。
夜でかけにくい主婦層や年金暮らしの人生の先輩たち。子育て真っ最中でお金がかかる人たちや子連れ家族。そんな人たちでも気楽に音楽を聴きにこれるようなライブがやりたかった。

ヒントは 「風のコンサート」にあった。

「風のコンサート」は年1~2回ペースで開いているオカリナをメインとしたコンサート。
越谷市中央市民会館を会場にチャリティコンサートとしてすっかり定着している。
宣伝は市の広報や、新聞の無料掲載記事を活用し、入場料も499円におさえている。
おかげさまで毎回昼夜2回公演でおよそ200人ほどの人がコンサートに足を運んでくれる。
「収益」は経費を差し引いて全額、社会福祉協議会「歩みの箱」に募金させてもらっている。

フォークライブ 「風のとおり径」は、そのやり方をうけついだわけだ。

第1回目の今回は越谷市中央市民会館で昼夜2回の公演だった。35人の小部屋でこじんまりとやった。
どれくらいの人が集まるか読めなかったのと、歌をとおしてお客さんとキャッチボールを交わすという従来のスタイルにこだわると、これくらいの少人数が適当と思えたためだ。

昼の部、夜の部合わせて60人くらいの方が足を運んでくれた。1回目としては成功だったと思う。ライブ後のアンケート結果も好評で第2回につながりそうな手応えを感じた。

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コメント

東武伊勢崎線「越谷」・・・いゃ、埼玉は広い。

県南のさいたま市で生まれ育った人間にとっては、何とも不思議と懐かしさが
湧いてくる街です。やってきた武蔵野線から見えるのは、昭和40~50年代のような工場の倉庫に空き地、大型店舗、新興住宅地に幹線道路といった風景が郷愁にさそわれます。一転して東武線から見える風景は、何か不釣合いなほど新たにトリミングされた駅と街が見えるのだけれど、駅を降りると「川口」に似た触感の埼玉の街でした・・・。

さて、ぜんぜん感想になっていないので、ここからが本題「フォークライブ・風のとおり径」に関して・・・。

一曲ごとの演奏技術とかアレンジ云々はもう論議なし。
音楽ヒョーロン家でもないし、便利なワンボックスの軽自動車をF1レースの場所にもってきて「直線の立ち上がりの加速度が物足りない」「コーナのハンドリングに遊びが多くて切れがない」とか言ったりしたら、「そりゃ、そうでないっしょ」てな話になる(笑)。そういうのももちろん大切なことだけど、聞いている人に何を思い出させ、考えさせ、つながるものが何処へ行くのかってことが、やってる側も受けとる側も中心になるのかなという感じです。

そういった意味で、オレなんかは「街角ライブ」で、それこそCDなんて聴きそうにもない競馬新聞と缶チューハイ片手のオッちゃんが、ふと立ち止まって一曲聞いて歩いて行ってしまう後ろ姿にたまらないものがあるわけで・・・。

でもやっぱり古池さんも書いているように、ひとつのライブをやるというのは、音楽以外のいろんな労力も苦労もあるのだから、「時代の表現者」としてこの形で手ごたえをつかむまでしばらくは頑張ってもらいたいです。

それではまた・・・。

投稿: MATSUMURA | 2005.06.20 21:54

MATSUMURA君、コメントありがとう!

駅での『街角ライブ』のテイストってのは、なんともいえないもんがあります。
競馬新聞片手に缶チューハイのおっちゃんのノリってのは悪くはないね。
実際僕はこういう人たちに支えられてるワケで・・・。

演奏してる方もくたびれたおっちゃん。
聴く方もほろ酔いのおっちゃん。
かみあいそうもないのに、いつのまにかかみあってる会話。

『風のとおり径』にこんなテイストを持ち込むってのは難しいけれど、僕の基礎であることはまちがいない。

街角大道芸人、河原乞食の気持ちを忘れないようにやっていきたいと思ってます。

投稿: Martin 古池 | 2005.06.21 15:51

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