織歌座でジャズを聴く
久しぶりにジャズの演奏を聞きに行った。
三郷の「織歌座」(旧「夢現」)
毎月最終日曜日に「セッションライブ」をやっているそうで初めて足を運んだのだが内容はジャズ。
アマチュア・ジャズメンが集まり延々と入れ替わり立ち代りで演奏を続けていた。アマチュアといってもプロはだしの人たちばかりで楽しめた。
ただ聴衆=演奏者という状態なのでもっと広がりを持たせたほうが良いのになと感じた。演奏はできないがジャズを聴きたいという客層はたくさんいるはずだ。
そういう人たちが入りやすい雰囲気がもっとあれば良いのに。
昔演奏していたライブハウス「ぶどうの木」がミュージシャンのたまり場になり、一般客が入り込みにくいという雰囲気があった。結局経営がうまく行かず店を閉めたのであるが、その最大の要因はジャズを聞きたい一般客の取り込みができなかったことにあった。店の存続をかけた経営側と所属ミュージシャンの話し合いは、僕にはつらい思い出だ。
カラオケ人口が増え、自分が歌いたい、演奏したいという人が増えた。ライブハウスにとっては受難の時代なのかもしれない。それだけに店とミュージシャン、そして一般客の関係は大切になるのだろうと思う。
ジャズに身をゆだねながらそんなことを考えていた。
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