蒸気機関車が姿を消した日
今日は蒸気機関車が日本の鉄道から姿を消した日だそうです。
昭和50年(1975年)。今からおよそ30年前のこと。
最後までSLが頑張っていたのは北海道の室蘭本線。長万部から岩見沢までを煙を撒き散らしながら走っていました。
室蘭本線から蒸気機関車が消えるというニュースを聞いたのは東京の大学にいっているころです。汽車が記憶の片隅に押しやられてしまったような気がして…。あの時の喪失感は今でも忘れられません。
石炭を燃す匂い、蒸気を発散する音、トンネル手前の汽笛の音。そして汽車通につきものの淡い恋の記憶。高校のころ室蘭本線の伊達紋別から東室蘭まで汽車通学していた僕にはすべて身体にしみついていたものです。
そういえば さだまさしの歌に『退職の日』 というのがあります。
公園に飾られたD-51と、退職する父親をダブらせて展開するちょっと切ない歌でした。
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