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2004.10.05

八潮市シンポジウム『このまちの生活支援を考える』


障害者の自立のための支援をテーマにしたシンポジウムで歌った。

このシンポジウムは今年で5回目だそうだ。知的障害者の自立を目指し、そのための支援活動とネットワーク作りを目的としている。雨の中八潮市メセナに200人もの人が集まった。

第3回のシンポジウムでも演奏をした。この時は「オカリナ・アンサンブル かざぐるま」で参加だった。
障害者本人や支援のボランティア学生が演じる劇のオープニングとエンディングで演奏するという構成。
去年の劇では養護学校高等部に通う障害者が卒業後の自分の進路について悩み語り合う内容。
今年はその続編で卒業した二人の主人公が、一人は授産施設で学び、もう一人はウエートレスになるための研修を受けている様子を演じた。

劇を通して知的障害者の抱える問題と、支援体制の現状を浮き彫りにすることをめざしている。劇を作ったのは「あけぼの学園」という知的障害者の学校で教鞭をとる船沢修先生。船沢先生と僕は同じ年で10年来の付き合いになる。彼の依頼で障害者や保護者の会で何度か演奏してきた。

知的障害者が自立するために欠かせないことがある。
一つは本人のあきらめない気持ち。
もう一つは社会の支援体制の構築。
両者がかみ合わない限り決して本当の自立にはつながらない。
そして現状では支援体制に困難な状況が山積している。


オープニングは『見上げてごらん夜の星を』。
身障者の方々に夢を追いかけて欲しい。あきらめないで欲しいという願いを込めて歌った。
エンディングは『地上の星』。
身障者本人はもちろん、共に歩んでいる保護者やボランティア、行政の人全てに対する応援歌のつもりで歌う。


シンポジウムの冒頭の挨拶で74歳のベテランボランティアが言っていたことばが印象に残った。

「私は20年この活動を続けてきた。
最初の10年はあせりや無力感にさいなまれたこともたびたびありました。
でもそのあとの10年、自分に言い聞かせてきた言葉があります。希望を捨てさえしなければ必ず明日は開ける。あせらずでもあきらめず歩いていきましょう」

こういう会で演奏していつも思うことがある。
自分にできることは本当に限りがある。まず知ることから始めなければ何も始まらない、ということを。

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