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2004.10.03

『街角ライブ』 10月2日

風邪ですっかり体調を崩してしまった。
しかも明日は演奏が2つある。
八潮メセナで知的身体障害者の集いがあり、そこでの演奏がひとつ。
三郷のライブハウス『夢限』でのソロライブがひとつ。
今日は無理せず軽く流して上がるつもりでいた。

ありがたいことに当初のもくろみはのっけから崩れてしまった。
演奏を始める30分以上も前から中年のご夫婦(と思われる)が待ち構えてくれていた。路上に腰を下ろして。
威勢のいい高校生のライブが終わるのを待って、おもむろに演奏を始めると酔客が話しかけてきた。55歳といっていた。いわばフォークの第一世代。フォークソングに相当入れ込んでいるようで岡林や高田渡の歌をリクエストされた。
それはいいのだが歌ってる最中に「その歌い方は違う」とかやられるのでちょっとイライラ。
でもこれでエンジンがかかってしまった。歌に対する意見には歌で応えるしかない。気合モードで歌い上げた。

そんなやりとりを見て先ほどの中年夫婦は引き上げていった。
入れ替わりに30代くらいのゴツイ男性が僕を凝視しながら聞き始めた。声をかけても笑いかけてもあまり反応がないのでやりにくいなと思いつつも歌い続ける。彼はただひたすら僕を凝視し続ける。間違いなく聴いていてくれてるんだが相手の反応がないということは何となくやりにくい。そんな気詰まりにケリをつけようと思い休憩を入れて一時中断。
この休憩が良かった。彼が始めて話しかけてきた。それも片言の日本語で。
「ワタシ、先月モンゴルから日本に来た。日本語よくワカラナイ。でもあなたの歌私いいと思った」
そういえば日本人と遠いご先祖が一緒ということもあり同じ顔をしている。
横綱アサショウリュウのことを話すと、本当にうれしそうな顔をして笑った。

謎も解け気持ちを入れ替えて2部に突入。
今度は彼は歌ってるすぐそばに腰を下ろしてじっくりと聞き入ってくれた。僕も安心したように彼も安心したようだ。

やがて人が集まってきた。みんなモンゴル兄さんと並んで腰を下ろしじっくりと聴く体制だ。
吉田拓郎フリークもいれば井上陽水フリークもいる。青春時代をフォークとともに生きていたようなおじさんもいる。
リクエストの嵐になり応えるこちらも必死だ。それぞれのアイドルを擁護しつつの論争にまで発展してしまった。
「フォークはやっぱり拓郎だよ」という人もいれば「いや,陽水だ」みたいな感じになってしまい、このまま行けばやばいかなと思った。彼らの論争をコントロールしながらの演奏は結構神経を使いました。

僕たちの世代はフォークに自分の青春と人生を投影している人が多いので、ちょっと危ないところがある。
僕自身若い頃高石か岡林か、いや拓郎か見たいな論争で熱くなったものだ。
ちょっとお酒が入ってそれぞれの青春時代に気分が帰っている彼らの論争は楽しくもヤバイ

ということで軽く流すはずだった今日の『街角ライブ』。
時間を30分延長しての長丁場になってしまった。
疲れた!!
でも最高に充実してた!!!

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コメント

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投稿: hdnrkalt bnmeyup | 2007.09.20 11:33

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