サム・ピック
偶然楽器屋で見つけたサムピック。
ゴム製でピックの部分と、指への取り付け部分のパーツが別れている。
今までのサムピックとはイメージが違う。
値段も違う。(500円!)
しかも台紙に取り付けられ、包装までされている。
台紙にはカントリー・ブルース・ギタリストのあの打田十紀夫氏の監修とかかれている。
なにやら良さそうジャン!
衝動的に買ってしまった。それも2個。
早速その夜の『街角ライブ』で試奏してみた。
はっきりいってこれはいいです!
何よりも指への装着感がいい。
従来のものは長時間引いているうちに親指を圧迫して痛くなってくる。
でもこいつは違った。まるで親指の一部であるかのように感じられた。
(ちょっとオーバーか?)
しなりがいいので、弦に対して柔らかい。
これがまたいい。
僕は従来のサムピックが弦に対してあたりが強いという不満を感じていた。だからサムピックを買ってそのままの状態で使うことはなかった。やすりで削ったり、薄くしたり・・・。
そうして加工してもブルースやカントリー系の曲をやる時はいいのだが、フォーク系の曲をやるとベース音だけが強くなる。
いつしかサムピックを使うことは稀になり、奏法も変わっていった。
ブルース、カントリー系スリーフィンガーで、フォーク系はフォーフィンガーを使うという風に。
このサムピックはベース音とメロディ音の差が少なく音色も按配がいい。
『街角ライブ』でサムピックを使った演奏が復活しそう。
心配な点もある。
ゴムのベルトに切り込みが入っていて、そこにピック本体をはさんで使うのだが、そこがすぐ切れそうな感じがする。
何しろ1個500円です。
もったいないと思ってしまうのは貧乏性のせいでしょうか…?
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