『街角ライブ』 6/19(土)
友人が旅行のため、猫のご飯を出すようにたのまれていた。
ところが猫君は散歩に行ったきりなかなか帰ってこない。家を開けっ放しにするわけにもいかないので帰りを待っていたら新越谷に着くのが遅くなってしまった。
心の準備をする間もなくライブを始めたのだが声が出ない!。高音が裏返るのだ。やばいと思ってる間に人垣ができてしまった。中断するわけにもいかずそのまま続行。納得のいかないまま歌い続けた。
こんなときにかぎってお客さんが途切れない。そのまま2時間歌い続けた。
でも前回もそうだったが歌い続けるうちに声が出るようになってくる。
多分先週の『街角ライブ』はお休みをしたのでまる2週間声を出していなかったのがまずかったのだろう。
久しぶりにお笑い大道芸人の吉田君がやってきた。聞くとここしばらく大道芸は中断して寄席でやっていたらしい。寄席と大道芸とではやり方も勝手も違うらしい。寄席ではネタの内容がまず問われるらしい。大道芸ではネタよりもお客さんをいかにして盛り上げるか。スタンスがぜんぜん違うと言う。何となく分かるような気がした。
僕もライブハウスでの演奏と街角とでは同じ歌をやるにしてもぜんぜん違う。どっちがやりよいかという問題ではなく、演奏する条件が違うからそれぞれの条件に合わせて演奏するとまったく違ったスタンスになってしまうのだ。
彼は寄席よりも大道芸での瞬間芸としてのパフォーマンスの方がやりやすいらしい。でも僕のとなりでパフォーマンスを始めた彼に、いつものやかましいほどのノリがない。ほとんど何もできないまま2時間ほどで帰り支度を始めてしまった。迷いが出始めているのかな…?
今日は偶然がいくつも重なった。ほとんど来るはずのない仕事場の人たちが通りかかり演奏しているところを目撃されてしまったのだ。最初に営業のT本部長。その1時間後には労働組合のS委員長。最後は同じ技術屋のH課長。仕事がらみの知り合いに聴かれるのは実に緊張する。みなそれぞれに酔っているようだったが、仕事場で顔を合わせるのが何となく面映い。
11時を前にして今日は人通りが途絶えた。11時半までを一応の目安にしているので聞く人もない中を歌い続けた。練習の意味もかねて普段はめったに歌わないやつをやり、最後は亡くなったレイ・チャールズに哀悼の意をこめて『I Can't Stop Loving You 』で締めくくった。
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