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2004.01.27

こんにゃくえんま

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小石川柳町に「こんにゃくえんま」というお寺がある。
正式には源覚寺。
250年前に目を患ったばあさんがえんま様に祈願したところ、
えんま様は自分の右目を与えて治したそうだ。
ばあさんはいたく感激して、自分の大好物のこんにゃくを断って供えたという。
それが「こんにゃくえんま」の由来。
ちなみに本堂にあるえんま像には右目が割れて、黄濁しているそうだ。

夏目漱石が『こころ』や『吾輩は猫である』の中で「こんにゃくえんま」を登場させている。
    11月の寒い雨の降る日のことでした。
    私は外套を濡らして例の通り蒟蒻閻魔を抜けて
    細い坂道を上がって宅へ帰りました。
         『こころ』より

25年近く毎日この前を通りながら、そんなことちっとも知らなかった。

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» こんにゃくえんま その4 (人大杉 その6) [底辺イラストレーターの日記]
さて つづきなんですが 「伝通院」 「白山神社」 「根津神社」 「神田明神」 「とげぬき地蔵」こと「高岩寺」 と近隣にライバルがひしめく中 「売りがなければつくっちゃえ!」との 勝手な想像のもとに 「源覚寺」とその門前町が採った戦略 それが 宝暦年間(1751-1761)の 「こんにゃくえんま」のお話だったと 思うわけです。 もともと 歯の神様「塩地蔵」のおかげで 歯を患っている参拝客は確保できているが さらなる集客 そして 門前町の発展... [続きを読む]

受信: 2005.05.01 08:28

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