2019.03.11

函館日記 2019年3月

雪はすっかり溶け、風だけが吹き抜ける中洲の町・函館。

特別養護老人ホーム・旭ヶ丘の家に母の陣中見舞い。
うつらうつら状態の母。
声をかけても帰ってくる反応は乏しい。昨年末の帰省時よりいっそう表情が乏しくなっている様子。僕の顔を観てもただうなずくのみだ。しばらくは手を握っているのだがやがてその手はポタッとベッドに落ちる。そして再び眠りの世界に。
醒めているときよりも眠りの時間がいっそう増えているとのこと。当然栄養や水分の補給は追いつかない。おそらく自分の体に蓄えてきた脂肪分を少しずつ燃やしながら命を繋いでいるのだろう。心なしか昨年末よりも母はしぼんでいるように思える。

話しかけて無理に返事や反応を待つことはやめにした。かわりにベッドのそばに椅子をおき、ギターを弾くことにした。
眠っているように見えてもどこかで醒めている部分もあるようだ。かすかだが首を動かしている。

いつものように「組曲・北の国から」を弾きはじめる。
次は母の慣れ親しんだグレゴリアン聖歌やミサ曲。そしてカトリック聖歌集から知っているものを繋げながら弾き続ける。
やがて童謡や唱歌へと変わっていく。僕がまだ幼かった頃母に歌ってくれとせがんだ歌だ。
母の反応が変わってくる。それまではあまりリアクションがなかったのに、細い指を歌にあわせて動かす。(実際は遅れがちであってはいないのだが、明らかに歌に合わせようとしている)

胸が突かれる思いがする。
60年以上も前に僕がせがみ母に歌わせた歌の数々を今逆の立場で僕が母に弾いて聞かせている。
当時僕は1~2才。まだ言葉を知らなかった。今母は92才。言葉を認識しても応えることができない。
メロディだけのやり取りであり、言葉のない会話だ。
懐かしい歌の数々はしみこんでいるせいか、母の目にはうっすらと光るものが。
それを見て僕もまた涙腺が緩んでくる。

途切れることのない3時間のギター演奏。濃密な時間だった。

帰りしな母に語りかけた。

  「がんばんなさいよ」

子供の頃、登校するとき握手をしながら母は毎朝そう語りかけた。
当時の僕はこの言葉がはむずがゆかった。そう言われる度に軽い反感を感じていた。

今母は残された最後の体力と気力でおのが命を繋いでいる。
しぶとく、しぶとく命を繋いでいる。
そんな母に僕がかけられる言葉があるとしたら「がんばんなさいよ」。

母は軽く首を振った。そんな気がしている。

おそらく僕にできる最後の親孝行は(いや罪滅ぼしだ)、子供の頃母にしてもらったこと、母にかけてもらった言葉をお返しすることだけかもしれない。
そしてそれは僕にとっての「祈り」なんだろうと思う。

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2019.03.07

ステージネーム「Martin古池」の背景

人生にはいくつかの節目があるように、音楽と共に歩いてきた道のりにも節目がある。

「Martin古池」というステージネームを名乗るようになったこともそのひとつ。

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20年ほど前にさかのぼる。

それまでのおよそ10年間、僕の主な演奏場所はライブハウス「ぶどうの木」(旧あがれば)だった。
ここで僕は数多くのソロライブをさせてもらい、様々な試みに挑戦させてもらった。
「ぶどうの木」というライブハウスとそこに来られるお客様に守られながら育てていただいた。

98117

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諸事情から「ぶどうの木」はお店をたたむことになった。
僕はその後2年ほど、自力ライブと称して公共施設やスナックなどを借り切ってライブ活動を続けた。

そしていやというほど痛感したのが、自分はいかにお店やお客さんに守られてきたかということだ。
同時に自分のライブがどれほど独りよがりなものであったかということを思い知った。

このままじゃダメだ。
不特定多数の方々にもちゃんと聴いてもらえるような歌い手になりたい。

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そう思った僕は「守られた場所」でのライブはやめて街に出た。
駅、公園などで道行く人に歌いかける「街角ライブ」を始めた。
たしか48歳の頃だと思う。

いいおっさんが街角で歌うということは、僕にとっては一大決心だった。
周囲も当初は好奇の目で遠巻きにして眺めていた。

2011

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そういう周囲の目や、なにより自分の弱気の虫と闘うために僕はステージネームをつけることにした。
それがMartin古池の始まりだった。

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Martinは無論ギターのメーカー名。
その頃Martinギターは僕の主力、代名詞的なギターだった。
それに自分の本名を重ね合わせた。

思いのままにはいかぬ街角ライブ。自分を鼓舞するためにこの名を使い続けた。

Matikadoraibu

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今でこそ不特定多数の方々を前にして歌うことが僕のライブスタイルに定着している。以前のように鼓舞することも少なくなった。(無いわけでは全然ないけど)
「Martin古池」というステージネームにこだわりもなくなった。
でも長年使い続けてきたから愛着はある。

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次の「おーるどたいむライブ 春の陣」には「ぶどうの木」のママさんが来てくれるそうだ。お会いするのは十数年ぶり。

僕がまだ「Martin古池」を名乗る前のライブスタイルと今につながるスタイルをうまく表現できるようなステージにしたいと思う。

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2019年03月 ライブ・コンサート予定

03月09日(土)  朝市コンサート

 

★都合により中止させていただきます。

 

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03月15日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

 

時 間    21:30~23:00
場 所    お好み焼の三貴

★都合により中止させていただきます。

 

         https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/

 

通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。

★今月は都合により開始時間が21:30となります。

 

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03月23日(土)  朝市コンサート

 

時 間   08:30~10:30
場 所   越谷市場

        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

★都合により中止させていただきます。

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02月24日(日)  みんなで歌おう 弾こう フォークソング

時 間   14:00~17:00
場 所      Live cafe おーるどたいむ

         https://oldtimemk.exblog.jp/

★都合により中止させていただきます。

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03月31日(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

 

時 間   14:00~16:00 (もしくは15:00~17:00)
場 所   tea room ジュン

 

      地図https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/

 

昭和の香りただよう喫茶店。
昭和を彷彿とさせる歌の数々。
平成最後の年の瀬の日曜昼下がり。
ゆったりとお茶でもしながらゆく年くる年に思いを馳せませんか。
通常営業中のライブです。お気軽にお運びください。

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2019.02.03

2019年 02月 ライブ・コンサート予定

02月09日(土)  朝市コンサート

時 間   08:00~10:00

場 所   越谷市場 

        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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02月10日(日)  好喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

時 間   15:00~17:00 (もしくは15:00~17:00)
場 所   tea room ジュン

      地図https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/

昭和の香りただよう喫茶店。
昭和を彷彿とさせる歌の数々。
平成最後の年の瀬の日曜昼下がり。
ゆったりとお茶でもしながらゆく年くる年に思いを馳せませんか。
通常営業中のライブです。お気軽にお運びください。

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02月15日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間    20:30~23:00
場 所    お好み焼の三貴

         https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/

通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。

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02月16日(土)  さんすまいる熟年歌声音楽会

時 間   10:00~11:00
場 所   デイサービス さんすまいる


         http://sansumairu-corp.hp.gogo.jp/pc/

★2か月ごとのご老人たちとの歌声音楽会。
歌におしゃべりににぎやかな音楽会です。

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02月16日(土)  おーるどたいむ de ライブ 2019冬の陣

時 間    18:00~
場 所    Live cafe おーるどたいむ
出 演    Martin古池
料 金    ¥1000 +オーダー

20190216_de

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02月23日(土)  朝市コンサート

 

時 間   08:30~10:30
場 所   越谷市場

        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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02月23日(土)  好みんなで歌おう 弾こう フォークソング

時 間   14:00~17:00
場 所      Live cafe おーるどたいむ

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2019.01.20

【お知らせ】 おーるどたいむ de ライブ 2019 冬の陣

季節ごとにお届けしているおーるどたいむでの「わがまま

ライブ」。
このライブはいつも自由気ままにやらせていただいていま

す。
今歌いたい歌。歌うべき歌。今の想い。
そんなことを想いのままに歌います。

2019年冬の陣はそんな「わがままステージ」に加え、カントリーソングを特集してお届けいたします。

皆様のお運び、心待ちしております。

2019年2月16日(土)18:00ごろ~
Live cafe おーるどたいむ
 https://oldtimemk.exblog.jp/
¥1000 (1オーダーもお願いいたします)


20190216_de


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お好み焼きの三貴ライブ 

今宵も大入り満員の中、貫徹いたしました。

どこかの会社の宴会と重なり、店内はごった返しています。
喧騒という「音の壁」に向かって歌うのはなかなかしんどいものです。
音圧に抗して歌うのではなく、音の間隙をぬって歌うというのがいいみたい。音量にたいして音量で立ち向かうと双方のボルテージが上がりいい結果は得られないからです。

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ここ半年、生音の演奏をやっています。毎回工夫を重ねて歌い方やギターの弾き方を変えてやるうちになじんできた感じ。
頑張らずに音を響かせるコツみたいなものが見えてきました。頑張りすぎると音は濁るし、攻撃的な感じになります。これでは場との共存は望むべくもない。
よく通り、しかも耳にさわらぬ気持ちいい音を響かせるというのが理想。

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嬉しい出来事がありました。
同年代のご夫婦とその娘さんのご家族が途中から入ってきました。
卓に着くなり親父さんが眉をひそめます。団体さんのはしゃぎ声と僕の出す歌声が混ざりあい、やかましいと感じたんだと思います。
ところが時と共にその表情が柔らかいものに変わっていきます。
なにか琴線に触れるものがあったんでしょう。その目にうっすらと光るものが。そんなご亭主に微笑みながら寄り添う奥さん。老夫婦をやれやれという目で見守る娘さん。

おそらくこの時3人の耳には団体さんのはしゃぎ声は入っていなかったと思います。歌声だけがすっと入っていったんだと思います。

お好み焼き屋ライブでの「場との共存」の望ましい状態が端的に表れた瞬間だと思いました。
団体客の邪魔にはならず、聴いてくださる方の耳にはすっと入っていく。多分これが共存のひとつの形なんだと思います。

それには耳にさわらぬ心地いい音色で、しかもしっかり全体に通る歌を歌わなければ音の間隙をぬうことはできない。

毎回のちょっとした工夫の積み重ねが形になったように思えました。

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今宵はいつにもましてうれしい「お好み焼きの三貴ライブ」でした。

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【雑感】 朝市コンサート

6年前、越谷市場での「朝市コンサート」のあり方に迷いがありました。
様々な試行錯誤をくりかえしていた頃の日記です。
市場で歌い始めて8年目の頃。

この日記を境に「市場の風物詩たりたい」という今のやり方に舵を切りました。

あれから6年。
市場の雰囲気も客層も変わりました。
選曲やアレンジもその時々で少しずつ変わって来ました。

それでも「市場の空気のような存在になりたい」「市場の風物詩たりたい」という基本スタンスは変わらず、すっかり定着した感があります。

この先ぶれることなく市場で歌い続けるために、記念碑的なこの日記を再度掲載しました。
ご一読たまわればさいわいです。

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以下、2013年の日記

正月明けの寒い朝。

さすがに今回は人の出が悪い。

毎年正月明けはこんな感じだ。

ただでさえ寒い市場は閑散とし、冷気が足元から上り体全体を覆い尽くす。

気持ちをしっかりもたないと心身ともに萎えてくる。

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今回は年の初めということもありひとつ試みをもって臨んだ。

「市場での選曲をどうするか」

市場には飲食店のおっさんやおばさんに加え、一般客が買い物に来る。

年齢層は高めの60代が多い。かといって若めの人がいないわけでもない。

ざっと見て30代以下1割、40代2割、50代3割、60代以上4割といったところ。

結果はある程度わかってはいることだったが、あえて試してみた。

一番人出が多く、各年代層がまんべんなくいる1部をフォークソング系のポピュラリティーのある歌で固める。

いわば自分と同じ50代をターゲットにした選曲。

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食いつきは・・・やはりあまく良くない。

同年代と思しき人はともかく、上の世代、下の世代ともに関心は薄く無反応に近い。

「フォークソング」は1960年代後半~70年代に思春期・青春期を過ごした者たちの「世代の歌」なのかもしれない。

そんな思いを深くした。

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2部は一転、歌謡曲やGS(グループサウンズ)を中心に組んだ。

1960年代半ばから70年代前半の選曲。

5年ほど前に時代をシフトしたわけだ。

明らかに変わる反応。

同年代以上の人たちが反応を示してくれるようになる。

音楽がお茶の間にあった時代の歌の持つ強さを物語っている。

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音楽がお茶の間にあった時代。
ラジオやテレビを通してじいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、そして子供たちが同じ歌を聞き、口ずさんでいた時代。

その後「自作自演」=「シンガー・ソング・ライター」がたくさん出没し、歌のオリジナリティが尊重されるようになる。

ポピュラリティからパーソナリティに移り変わり現在にいたっている。

フォークソングはパーソナリティ、オリジナリティ音楽のはしりなのかもしれない。
(オリジナリティは加山雄三や荒木一郎から始まったという人もいる)

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話がわき道にそれてしまった。

中高年を中心に雑多な人が通り抜ける市場でのコンサート。

選曲や「ステージ」のやり方をどうすればよいのか。
どうすればより多くの人に受け入れられ、さらに喜んでもらえるか
これがこの項の目的。

「バランスの良さを保つ」

これが大事なのかもしれない。

50代後半~60代以上の年齢層の体にしみこんでいる歌を中心に組みつつも、要所要所に他の音楽を配していく。

歌謡曲を中心に歌いながら、ところどころにフォークソングやカントリーやシャンソン、さらにはポピュライティこそないがイイ歌を組み込んでいく。
(今まではカントリーソングを3部に集めていた)

「朝市コンサート」の大きな目的に越谷市場の風物詩たりたいということがある。

「風物詩」とはあってあたりまえの空気のようなもの。

である以上、過度の自意識や自己主張はにあわない。

存在をあまり感じさせぬが、確かにそこにあるというのが理想なのかもしれない。

「バランス良い選曲」

これを今年一年、追求し磨きをかけていきたい。

ちなみに時折お客さんに盛り上げてもらえる瞬間がある。
そんな時はあえてバランスを崩し、「攻め」に転じればいい。
自分の色をより強く出してもいいと思う。

でもその時間帯が過ぎた時には速やかにバランスを戻し、「空気」に戻れる。

そんな感じでこの一年できればいいなと思う。

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Nana & Martin ジョイントコンサート at おーるどたいむ

念願のNanaさんとのジョイントコンサートでした。
以前Nanaさんが函館に住んでいたころからいつかは一緒に演奏しようと話していましたがタイミング合わず。やっと2年越しに「おーるどたいむ」で実現しました。

Nanaさんの演奏は何度か聴いていて、品のある演奏だと思っていました。今回も期待にたがわずハンマーダルシマーのすてきな音色を響かせてくれました。
ハンマーダルシマーはたくさんある弦をハンマーでたたいて音を出すシンプルな楽器。でも奏者によって音色が違うものです。Nanaさんの演奏はやさしく余韻を感じさせてくれる音色でした。

20190113nana_martin

お迎えする僕はいつものごとくおしゃべりライブ。
今回はNanaさんが札幌から来てくれたこともあり、徹底的に北海道の冬にこだわった選曲をしました。
北海道ネタとなるとどうしても口数が多くなり、脱線に次ぐ脱線トークとなります。(いつものことか(-_-;)
例によって準備していた歌数を大幅に削っておしゃべり三昧となってしまいました。20190113nana_martin_2

それぞれの演奏の後にふたりでの演奏が楽しかった。
これに急きょ明日香ちゃん(彼女もまた道産子)もハンマーダルシマーで加わります。2台のダルシマーはメロディとトレモロをそれぞれ弾き分けみごと。僕はガットギターでベースラインを意識した伴奏でからみます。打ち合わせなしの演奏はスリリングで楽しい!

かくしてアイリッシュ系の歌を数曲やってジョイントコンサートはお開き。
楽しいひと時となりました。

20190113nana_martin_3

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2019.01.02

2019年01月 ライブ・コンサート予定

01月12日(土)  朝市コンサート

時 間   08:00~10:00
場 所   
越谷市場
        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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2019年01月13日(日)  Martin Koike & Nana  Joint live
              @ おーるどたいむ

時 間    15:30 開場 16:00 開演
場 所    Live cafe おーるどたいむ
料 金    ¥1000 +オーダー

函館出身のMartin古池
札幌在住、函館にも住んでいたNana

道産子二人がお届けするギターとハンマーダルシマーのしらべ。

Nana

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01月18日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間    20:30~23:00
場 所    お好み焼の三貴
         https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/

通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。

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01月26日(土)  朝市コンサート

時 間   08:30~10:30
場 所   越谷市場
        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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01月27日(日)  好みんなで歌おう 弾こう フォークソング

時 間   14:00~17:00
場 所   Live cafe おーるどたいむ

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02月10日(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

時 間   14:00~16:00 (もしくは15:00~17:00)
場 所   tea room ジュン
       地図https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/

昭和の香りただよう喫茶店。
昭和を彷彿とさせる歌の数々。
平成最後の年の瀬の日曜昼下がり。
ゆったりとお茶でもしながらゆく年くる年に思いを馳せませんか。

通常営業中のライブです。お気軽にお運びください。

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02月16日(土)  おーるどたいむ de ライブ 2019年冬の陣

時 間   18:00~20:00
場 所   Live cafe おーるどたいむ
木戸銭   ¥1000 (他にご飲食をおねがいいたします)

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2018.12.24

2018年 歌いおさめ 番外編

昨日の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」の前後に2つの集まりでちょこっと歌った。

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ひとつは「おーるどたいむ」の忘年会。お店に関わりのある人たちが集まり、それぞれの演奏を披露したり、ジャムセッションをいたりという集まりだ。

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僕は2時から喫茶店ライブがあったのでスタートから1時間しかいられなかった。
司会進行の藤田さんの配慮で最初に数曲歌わせていただいた。
ただし、藤田さんは歌に注文をつけることも忘れなかった。
毎月、ここでやっている「みんなで歌おう・弾こうフォークソング」の雰囲気でやるようにとのことだった。みんなが知っているような歌がいいとのこと。

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これは意外と難しい。
歌声音楽会では自然発生的に選曲されていく。それにはおしゃべりが大事な要素になってくる。おしゃべりを通して空気が温まった先に歌が決まってくる。
限られた時間、限られた曲数の中で、おしゃべりという前提のまだない中で歌を選ぶのは難しい。

どうしようと迷いつつ歌ったのは「ホワイトクリスマス」「大空と大地の中で」「街」。もう1曲歌ったような気もするが忘れた。

ちょっと戸惑ったけど藤田さんの「指示」は間違いじゃないと思った。
おーるどたいむでやられているいろんな側面を忘年会の中で表現しようということだろうと思う。
他にも、ブルーグラスあり、アイリッシュあり、笛あり、ハンマーダルシマーありと多岐にわたった演奏がなされた様子。

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さすが藤田宴会部長だと感心しきり。

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番外編その2は夜。
たこ焼き・前川の忘年会。
メインはチェロのステージとウクレレ漫談。

僕はその前に数曲歌った。

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最後の歌「大空と大地の中で」を歌っているとウクレレ漫談の鰯家猫輔師匠がやってきた。

猫輔師匠とは30年来のお付き合いがある。若いころ、30代半ば。駒込のバーで猫輔師匠とジャムセッション遊びをさせてもらっていた。
牧伸二さんの甥っ子さんで多彩な方だ。様々な楽器を達者に演奏される。僕のつたない演奏にもぴったりと合わせてくれた。
最近では「おーるどたいむ」でギターやウクレレの講師もされていて時々顔を合わせることもある。

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猫輔師匠、入ってくるなりやおらビオラを取り出し、間奏部分からスッとからんでくれた。
せっかくだからと「わが心のジョージア」を二人で演奏する。
もちろん初めて合わせる歌だ。
アイコンタクトをとりながらしっとりと演奏することができた。
最後の最後に猫輔さんといい演奏ができて、ありがたかった。

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2018年これをもちましてすべての演奏を終了いたしました。

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2018年歌いおさめ その③ 「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

年内最後のレギュラーライブは「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」だった。

お客様数組の静かな静かなライブだった。
同じ通常営業中のライブとはいえ、一昨日の「お好み焼きの三貴ライブ」の喧騒がまるでウソのように感じられる。
じっくり歌うことにした。
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通常営業中の喫茶店。
お客様はこれからライブが始めることも知らずにお茶を飲んだり、会話をしたり。
ここでもまずはお客様の邪魔になるようなステージは禁物だ。
静かに歌い始め徐々に場の空気になじんでいくところから始めている。
ギターはオール・マホガニーのマーチン。柔らかい音色がお店にマッチする。
もちろんここでは完全生音が似合っている。
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今回はクリスマスソング(ホワイト・クリスマス、ブルー・クリスマス)から始める。
最初からお客様の食いつきはいい。
トークを交えての井戸端ライブにできそうな感触をつかむ。
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一部は冬の歌を集めた。それもできるだけ失恋ソングは避ける。(冬の歌は失恋ソングやさみしい歌が多い)
寒い冬の中で、ほっと心があったまるような歌を多めにチョイスした。
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トークもいい感じで挟むことができた。
しゃべりすぎず、必要最低限のトークが初めてのお客様には適当だ。
それでもトークに対するリアクションを返していただける。
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1部は控えめの演奏、控えめのトークで静かにしっとりと終始した。
これはこれで気持ちがいいものだ。
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2部はカントリーソングを集めた。
お客様の中に平山さんが見えていた。
平山さんと初めてお会いしたのは15年ほど前。
平山さんはシルバーワゴンというカントリーバンドのライブを企画した。
僕はその時ゲスト出演させていただき何曲かカントリーソングを歌わせていただいた。
僕と喫茶店ジュンさんとの出会いでもあった。
そんなこともあり、2部はすべてカントリーソングにした。
ハンク・ウィリアムスやウィリーネルソンなどを歌いながらトミ藤山さんの歌も何曲か入れた。
以前、トミさんもこのお店でゲストでお招きし、歌っていただいたこともあった。
「I Just Love To sing」や「Lonely Together」などを歌う。
まるまる1時間をカントリーソングでまとめるステージは久しぶりだ。
やはり気持ちがいい。
トークも舌好調だった。
歌の内容を語り、それを身近な話題につなげていくというやり方がカントリーを歌う時の僕のやり方だ。「身近な話題につなげる」というのがキモだ。歌の内容解説だけでは何となく遠くの国の物語に感じられる。それを日本で暮らす日本人に身近な話題と結びつけることで生き生きとしてくるような気がする。
お客様の中に若いカップルがいた。
「I'll Hold You In My Heart」を歌う時、遠距離恋愛を話題にした。
今ではメールやラインや電話で遠距離でも比較的簡単につながることができる。
でも以前は手紙くらいしかそのすべはなかった。
というよなことを話していると、カップルが食いついてきた。
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「私たちも遠距離恋愛なんですよう」
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聞くと彼女は今アメリカに住んでいるとのことだ。だから年に会えても2回程度。
ここから話がふくらんだ。
話の流れから「テネシー・ムーン」や「わが心のジョージア」へとつながっていく。
そして最後は「Take me Home Country Lord」へ。
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「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」ならではの展開で、今年のライブをすべて締めくくることができた。
いい1年だった。

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2018年歌いおさめ その②「朝市コンサート」

年内最後の「朝市コンサート」。

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早朝の市場はこの季節にしては比較的暖かくおだやかだった。
年の瀬とあってかお客様の数はやや多め。でも以前のにぎわいからは程遠い。
いつも隣りでやっている福引は今日はお休み。
魚屋さんの冷凍マグロを切るチェンソーの音も響いていない。
静かな越谷市場だった。
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昨夜の「お好み焼きの三貴ライブ」の余韻と疲れ、そして寝不足は残ってる。
静かに、静かに歌い始める。
セッティングはコンデンサーマイクを1本立て、ギター音も歌も拾うことにする。
距離は1メートル弱のオフマイク気味。
直接の音を拾うのではなく、ギター音と声がまじりあう空気感のある音を拾う。
スピーカーの向きも音が天井に当たる角度にした。
今日のような静かな日には広い市場にふんわりとまわるイメージの音がいいような気がした。
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市場で歌う時「目は半眼に」ということを意識している。
場内を行きかう人たちに歌う「朝市コンサート」。
絶えず動いている人たちを目で追うことはできない。
だから「市場の空気のようになる」ことが大切なんだと思う。
こけおどしのような歌や、奇をてらう派手なアクションはそぐわない。
それには「目は半眼に」という感じが一番しっくりくる。
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いつもの買い物客の皆さんは歩き回りながら会釈をしてくれる。
歌に合わせて体をゆすりながら通りぬけていく方もいる。
いつもの「朝市コンサート」と変わらぬ光景が展開されていく。
僕にはそれがうれしい。
特別なことはなにも起きない。
市場開放デイのごくごくあたりまえの景色。
それこそが「市場の風物詩」たることのように思える。
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いつものように歌い、いつものように会釈を交わし、いつものように時折いただくリクエストにお応えする。そしていつものように歌い終えるころお客様の姿も見えなくなっている。
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今年も無事に歌い終えることができた。
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そんな安堵感と静かな満足感で2018年の「朝市コンサート」を〆ることができた。

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«2018年 歌いおさめ その① 「お好み焼きの三貴ライブ」